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東方兎録~幻想入り~ 作者:ファム

4章 迷いの竹林

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盾兎の自己紹介

駄文が含まれています。


それに虫酸が走る人は退避してください。


退避しない方はゆっくりしていってくださいね

~~~時は進み、現在に、~~~


背中に背負った獣耳の少女を永琳に見せる。


「永琳さん!患者が居ました、治療してくれませんか?」


「分かったわ、直して見せるわ、

その子はわたし達にとっても、大切だしね」


よかった、


そう思うと、全身の力が抜けて崩れ落ちた。

永琳さんが受け止めてくれる、



そんなに疲れる様な感じはして無かったのに・・・



思うまもなく瞼が落ちそうだ、

永琳さんが心配そうにこちらをのぞき込んでくる



まあ、危機は去っている気がするし、

いいか、


永琳さんに抱き抱えられ、何だか安心する、

そして、僕は心地よい眠気に誘われて

眠りに落ちた。




「ふにゃ?」


目が覚めると、何処かの縁側のようである。

少しの間寝てしまって居たようだ。


「んしょっと」

立ち上がろうとすると、

枕がとっても柔らかく、暖かい事に気が付く。


「あら、起きたようね」


枕に成っていたのは、

永琳の膝のようであった


って、え?


頭が混乱し始める。

そして、昨日に永琳の腕の中で眠りに落ちた事を思い出す。


「無茶な戦いでもしたのかしら?

疲れてたみたいね、

霊力とかが殆ど無くなってたわよ」


それ程疲れてた気はしないが、

そうなのかもしれない。


「疲れを取るには、お風呂よ

優曇華に炊かせてきたから、

しばらくしたら入れるわよ」


そう言えば、寝ている間に体を拭いて貰っただけで、

幻想郷に入ってから、

一度も風呂に入ってない事に気がついた。


「有難うございます

幻想郷に入ってからお風呂に入ってなかったので

入りたかったんです」



しばらくすると、うどんげに呼ばれ、後ろを付いて行く


途中で兎達が寝ている場所を通る。


傷だらけのものや、悪夢に襲われてうなされる者、

二桁に登りそうな量の

うさぎたちが寝かせられていた


それをてゐが必死になって看病している


こんな状態じゃあ、

僕がやっかいになって

泊り込む訳にはいかないだろう。


「ここですよ玉兎さん、

ゆっくり疲れをとっていって下さいねっ」


うどんげの言葉に促され、

風呂場へと入る。


鉄製の釜が焼き固められた土の上に置かれる。

いわゆる五右衛門風呂だった


(しろがね)が火を炊いているので、湯加減は、そちらに言って下さいね」


「え?

銀って誰ですか?」



聞いたことのない名前である、

が、壁の向こうから聞き覚えのある声が聞こえる


「私だよ、

盾を持ってた奴だ自己紹介を忘れてたが本名は、矛先(ほこさき)(しろがね)だぜ」


そんな名前だったのか、



そう思いつつ

うどんげが行ったのを見てから服を脱ぎ始める


「知っているみたいですが、私は夢殿玉兎です」



ふぅ、



適温に保たれたお湯に浸かる



「湯加減はどうだぜ?」

「適温ですっ」


まだぬるま湯にほど近いが、

これくらいの温度の方が私は好きだ

母親には水みたいな風呂と良く言われてしまうが



はぁ、外はどうなってるのかな



家族の事を考えると少し涙ぐんでしまう。


「しんみりしてるなら、

話さねえか?」


しろがねさんが話しかけてくる


「俺は、ちょうどお前の斜め前に居たんだ」


何が、といいかけたが、

この場合、私の幻想入りの原因となった

あの事故を指すのだろう



「それはそれは驚いたよ、

こんなにも簡単に人って死ぬんだなって、」


軽い口調で話しているが、辛いのだろう、

少し声が震えている


「次に気付いたら兎に転生しててね

かなり困惑したよ、

だって、転生したということは

もう私としての人生、

終わったってことだもの。」



ん?ちょっと待て、


「転生、ですか?」


「ああ、私は完全に息絶えて、

他の命に成ったんだ、

お前はまだ恵まれてるよ。

帰れる可能性が残ってるんだから

転生するなら、記憶なんて有っても

無駄なだけだというのに、

もう会えない苦しみはかなり辛いよ。」


「そうだったのですか・・・」



血を吐くような気持ちで言っているのだろう

段々と声が上ずり、震える。



「同情は要らないよ、

有っても惨めなだけだ、」


「・・・・・・」


「あらら、いつの間にかしみったれた話題に成っちまってたな、別の事でも話そう。」


声が元の明るい口調にもどり、話題を戻す。



「自己紹介の続きからいくぜ

今は永琳様の所に住み込みもとい、

居候している、

種族は妖怪兎、女だ、


お前はどうだぜ?」


「僕は、

今はまだ根無し草で、

種族は夢兎の半人半妖で、

認めたくは無いけど、女です、」



袋の中にあった洗面道具で体を一通り洗っていく。

神の経験した事の無い長さの為に

かなり時間がかかる。



「あとは、、能力だな、


俺、いや、もう、

あたしか、


あたしの能力は、守り抜く程度の能力だぜ

命に変えても対象を守る力だぜ」


その気になれば、光すら遮断出来るらしい。

守りに関しては最強であろう。


自分の能力は余り分かってないんだけどな、



~~~~~~少年説明中~~~~~~


「という感じの力なんですが、

分かってないことが多すぎるんですよね、」


「そうみたいだな、笑える程たどたどしかったもっ

ぶふっ」


「笑わないで下さいっ」


「わりぃわりぃ」


「絶対反省してないでしょ・・・

そろそろ、上がります。

いい湯加減でした。

ありがとうございました。」




さて、そろそろここを出る準備を始めよう。

今の永遠亭に居ても

足手まといにしかなれない。


そう思い、服を着て

袋をまとめ、外へと歩みを進めた。


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