投げ込み式底面フィルター
特徴
このようなろ過装置をなんて呼ぶのか不明なため、便宜上 投げ込み式底面フィルターと呼んでいます。
次のようなメリット・デメリットがあり、二枚貝を飼育する上で適したフィルターになります。
メリット
・ 安価である。
・ そこそこの物理ろ過・生物ろ過能力がある。
・ 掃除、メンテナンスが容易である。
・ 分解洗浄すれば、交換部品なしで長年使える。
デメリット
・ 見てくれが悪い。
・ 自作しなければならない。
安く済ませたい、掃除に手間をかけたくない、見た目は気にしないから二枚貝をうまく飼いたい、という場合に有用です。
自作する
機能が備わっていれば、作り方等はどのようにしても良いです。
(1) エアリフト式であること
(2) ろ材が散らばらず、容器内に入っていること
(3) 水循環のための空間があること(例では容器の最底面)
参考までに私の使っている小型水槽向けフィルターの作成例を紹介します。
材料一覧
・ プラケース(100円ショップ)
・ 鉢底ネット( 〃 )
・ 猫よけシート( 〃 )
・ 結束バンド( 〃 )
・ 塩ビ管(ホームセンター) 数十円
・ 塩ビエルボ( 〃 ) 数十円
・ 塩ビソケット( 〃 ) 数十円
・ 大磯砂(熱帯魚ショップ) ろ材として適量
・ プラ継手、エアチューブ( 〃 ) 数十円
この構成でいくつか作ると、ひとつ辺り500円以内で作れます。
※ 塩ビ関係は最もサイズの小さい規格(VP13)で揃えました。
プラケースの底に合うようにカットした猫よけシートのトゲトゲを切り落として、裏面の突起を残します。(水循環スペースの確保)
その上に鉢植えネットを被せて、ドリル等で配管用、結束固定用の穴を開けた塩ビソケットと共に結束バンドで固定します。
裏面からはソケット部に流路の抵抗とならないようネットを切り抜きます。
適当な長さにカットした塩ビパイプ、塩ビエルボその上に鉢植えネットを被せて、ドリル等で配管用、結束固定用の穴を開けた塩ビソケットと共に結束バンドで固定します。
エアホースを接続し、プラケースに沈め、底砂を詰めれば完成です。
※ 塩ビ材のカット・穴あけ加工は、ノコギリとキリがあれば出来なくもないですが、非常にストレスを感じるでしょう。これらの専用工具も意外と安価に手に入りますので、 自作に取り組まれる方は以下のワードで検索をかけてみるのも良いかもしれません。
<ラチェット式塩ビ管カッター>
<
ミニスクリュードライバー
>
このページの一部または全部の無断転載・転用を禁ずる。(2016/08/07)
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