ショートプログラム(SP)のみで競われるフィギュアスケートの愛知県競技会が8日、名古屋市の日本ガイシアリーナで行われ、女子で2016年世界ジュニア選手権女王の本田真凜(18)=JAL=が出場。66・40点をマークした。
第1グループの3番滑走で登場した本田は、連続ジャンプにする予定だった冒頭の3回転ループが単独となったが、続く3回転フリップに3回転トーループを組み合わせてカバー。さらに、最後のダブルアクセル(2回転半ジャンプ)をきれいに着氷させて、演技後は氷上で笑みを見せた。
現在は19日に開幕する全日本選手権(東京)に向けて国内で調整を続けており、今大会は先輩スケーターの大庭雅(東海東京FH)に誘われて出場。この日の演技を「ミスもあった中でこの点数を出せてよかったです。今日はすごく収穫のある演技ができました」と満足げに振り返っていた。