世の中の音源はほぼ全てスピーカーでの再生を前提としている「ステレオ録音」で収録されている以上、LRの音を直接耳にぶち込むヘッドホンやイヤホンはどうしても音場感に不自然さが生じてしまい、まるで頭の中で音が鳴っているような「脳内定位」の状態になってしまいます。
このような決定的な欠点があるにもかかわらず、それを改善しようという努力姿勢がオーディオメーカーにあまり見られないのは不思議なことです。
たとえば、ステレオ録音の音源をヘッドホンでのリスニングに適した「バイノーラル録音」に擬似的に変換するようなソフトを作るとか、頭の向きに合わせてLRの音が変化するように位置センサーをヘッドホンに付けるとか、そのような工夫をすればヘッドホンでもスピーカーで聴いているかのような前方定位が得られるのでは?と思うのですが、そのような機材はほとんど存在しない状況です。
これが解決すればヘッドホンの価値は大きく高まると思うのですが、(ハイレゾ云々といった効果のあやしい商品が次々と出ている中)そこだけ置き去りにされているのはなぜでしょうね?
書込番号:17842675
8点
スレ主さんがオーディオに興味を持ったのは最近の事ですか。20世紀終盤くらいにいろいろな録音方法や再生方法が考案された覚えがあります。CDを買うと「このCDは~技術で録音されています。」なんて注意書きが書いてあったのが懐かしいですw
でも今でも残ってるのはSRS WOWくらいかな?それも細々と続いていて、最近は主にパソコン向けアプリのおまけ程度でまともな音響機器にはまず採用されていません。
廃れていった理由は私には分かりませんが、私の感想としては余計なことをする事で音質が落ちる事を嫌う人が多かったのかもしれませんね。
昔、SONYがパーソナルフィールドスピーカーなる商品を発売してこういった問題に取り組んだ事もありましたけど、全く普及しませんでしたね・・・
書込番号:17842709
4点
SRS WOWはいまだにWindowsで対応していますね。
頭動かすと音像が変わるもので現役のヘッドホンといえばこれくらいでしょうか・・
http://tascam.jp/product/headzone_pro/
書込番号:17842719
1点
脳内定位が嫌なら聴かなければ宜しいだけ。
上記図にはスピーカーからの音の伝達部分に間接音の記載がなく、無響室での話となっている。
明らかなミスリードですのでご覧の方々はご注意ください。
書込番号:17842975 スマートフォンサイトからの書き込み
16点
まあ、最近では本格スピーカーかヘッドホンかの2者択一だけではなく、デスクトップスピーカーという第3の選択肢もあります。
これならヘッドホンの空間の狭さもないですし、本格スピーカーほど住宅環境に気を使わなくてもすみます。
購入者がお好きな物を選べばよいかと。
スレ主さんはオーディオの技術的な方向から物を考えるのではなくて、「人それぞれ」という社会の価値観から物を考えた方が疑問がすっきりすると思いますよ。
私が前に書いた色々な技術が廃れていったのも、そもそも「世の中がそういった技術を必要とする人が少なかった」という事に尽きると思います。
ヘッドホンが嫌ならスピーカーを買え、で話は終わりですからねw
逆の言い方をすればスピーカーが合わないからヘッドホンを買う人も世の中にはいるという事も言えます。
ジャズなんかをヘッドホンで聴くと、曲によっては耳元で艶めかしい音がダイレクトに鼓膜に届くと官能的な感覚を覚えてニヤリとしてしまう事もありますw
書込番号:17843069
9点
私の使っているヘッドホンアンプにはクロスフィードっていうスイッチがあって、スピーカリスニングのような聞こえ方になる音響効果を狙っています。
右のスピーカでの出音は右耳だけではなくて当然左耳にも入って来ているので、そのパーセンテージを擬似的にアンプでミキシングするというものです。
あんまり使ってないけど、、、
書込番号:17843145
4点
クロスフィードは私も使っています。
でも、やっぱり頭の中で聞こえているように感じるんですよね。音質も悪くなりますし。
音場感をヘッドホンに求めるのはやはり難しい話のようですね。
書込番号:17843252
4点
バイノーラル録音かワンポイントマイク録音を再生してください。前者はほとんどありませんが後者は山のようにあります。
脳内定位は普通のステレオでは避ける方法はありません。(演算でなんとかしようとしたのはあるけど、肝心の音質が劇的に劣化すると聞いています。)
書込番号:17843349
4点
ワンポイントマイク録音とは、指向性マイクを2つ、15-30㎝はなし、ハの字型に開いて、奏者から10m位距離をとってセットする録音方式です。純粋バイノーラル録音のようにヘッドホン専用ではなく、スピーカでもヘッドホンでも聴ける音が取れます。
メジャーレーベルのいくつかはこれを基本とし大半の音をこれでとり、サブ近接マイクで補助します。ワンポイントマイクだけを使用するレーベルももちろんあります。シャルラン、カリオペ。3本マイクですがテラーク、マーキュリ。いずれも超高音質で有名なレーベルです。
書込番号:17843407
7点
ワンポイントマイク録音ならヘッドホンで聴いても頭内定位が解消される(前方定位になる)理由はどのようなものでしょうか?
具体的にご教示いただけますと助かります。
書込番号:17843429
0点
バイノーラル録音のサンプルです。下の方にリンクがたくさんあります。なおワンポイントマイク録音も似た効果があります。(コレクションから示すべきかもしれませんが、これらは売り物なんで録音公開できない)
http://saitamaaudio.web.fc2.com/Binaural_recording/Binaural_recording.html
ワンポイント録音で素晴らしい音場感がある録音の例
カラヤン ワグナー名曲集(EMI)
レークナー ワグナー名曲集(ドイチェシャルプラテン)
マゼール 春の祭典(テラーク)
古楽(初期バロック以前)ほとんどの録音
変わったのではホリーコールトリオ
ボーカルだけがワンポイントでなく、バックはワンポイント。ヘッドホンで聞くとボーカルだけ脳内定位になって変な感じ。
書込番号:17843459
4点
ワンポイントマイク派ダミーヘッドは使いませんが、マイクの指向性で似たことをやっています。
結果バイノーラル録音と同じで前方定位にはなりません。(しかし奥行き感はある。拍手などステージよりこちらでなっているのがわかる。これもバイノーラル録音と同じです。)
空間の感じ、奏者がそこに立っているいる感じです。ホールで実際に座って目をつぶって聞いているとこういう感じです。
普通の残響2秒の音楽ホールの中央席では反響が9割で、ほとんどの音は前から来ません。古楽で使うホールは残響は6秒以上あり、いっそうそうですね。実際にはホールでは視覚効果が強く音が前から聞こえて来ると錯覚するわけですが。
スピーカの音は前から聞こえてくるんで、あれこそ情報の捏造じゃゃないですか。
書込番号:17843482
5点
>結果バイノーラル録音と同じで前方定位にはなりません。(しかし奥行き感はある。拍手などステージよりこちらでなっているのがわかる。これもバイノーラル録音と同じです。)
オスカーピーターソン プレミエルホールライブ(テラーク)
書込番号:17843509
4点
>スレ主
脳内定位を嫌い、音場感を求める事がヘッドホンには出来ないと感じてるんやったら、ヘッドホンなんか使わんかったらええねん。
それよりキミが色々講釈垂れるんやったら、それなりに具体的でかつ権威のあるエビデンスを提示せなアカンやろ。
自分の考えと違う人間の意見には真っ向から否定或いは完全無視。
人の意見に耳を貸さない人間に自分の意見を聞いて貰えるはずがないやろ。
書込番号:17843545 スマートフォンサイトからの書き込み
15点
別のすれで、ヘッドホンの音場ではなく音質が上回るのはなぜかと質問されました。この場を借りて、スピーカ自作派として答えます。
音場再生は横においておいて、ヘッドホンの物理特性についてご説明いたしましょう。
普通、スピーカは自由空間で鳴らします。そうすると低音の音響インピーダンスが低く、逃げる。それをf0やバスレフの共振で無理に最低再生限界を稼いでいるという代物です。
f0を下げるためには、振動板を重くやわらかくないといけないが過渡特性に問題が出るし、振幅を増やすと変調歪が増えるし、たまったものではありません。その点でヘッドホンは近接して鳴らすために低音で音が逃げず、f0以下を再生できます。そのため帯域分割の必要性がありませんし、振動板を軽くできるわけです。つまりスーパーツイタに超低音まで受け持たせることができるのがヘッドホンといえるでしょう。ヘッドホンは、物理特性という意味で原理的なメリットを持っているわけです。
以下、自作派にとっては自明ですがスピーカの宿命的な物理的制約(音質劣化要因)を数え上げます。振動板が重さを持っていること。振動板がやわらかさや弾性や内部損失や伝播速度を持っていること。エッジで保持されているが、エッジはヒステレシス歪や反射を持っていること。ある周波数以上で分割振動をすること。最低共振周波数以下は再生できないこと。低音で振幅がふえ、歪特に変調歪が激増すること。位相回転すること。帯域分割が必須であること。磁気回路に磁気歪があること。
私の使用しているコンデンサヘッドホンについてご説明いたします。これはSTAXの2代前のカタログにあった文言で、今でもところどころ使っています。コンデンサヘッドホンは、ノーストレスで保持された質量0の見かけ剛体を、アンプ直結プッシュプルで直接全面駆動している。(もちろん、コンデンサヘッドホンもこの世に存在する限り完全な実現は不可能ですが、実質的にそれにほぼ近いといえる…のだそうです。)
コンデンサヘッドホンは、ごらんのようにスピーカが持たざるを得ない物理的制約からきれいさっぱり自由です。
以下に実測結果を示します。F特はほぼICE基準どおり、過渡特性は驚異的、100db時のTHD(歪+アンプノイズ)で-60dbというのは、ありえない数字です。(ノイズを除外した全高調波歪率の100db再生時はコーン型で-30db、ホーン型など-20dbを上回ります)
http://www.innerfidelity.com/images/StaxSR009SZ91278afterburnin.pdf
書込番号:17843959
8点
オーディオ業界はこの10年で売り上げが8割減(7割だったかも?)になりました。元気なのは圧縮音源事業とヘッドホン事業だけです。つまり裏返せば、ヘッドホンがこけたらオーディオ業界は飯の種を失って壊滅するということです。残るのは、エソテリック、アキュフェイズ、ラックス、スタックスなんかの零細な超高級機メーカーだけということになるでしょう(スタックスはヘッドホンメーカーですが世界に需要はありますし、計測器にも使われますし、日本の需要が壊滅しようと安泰。実際は大変な需要超過です。)業界ではヘッドホンだけではと、ハイレゾなんかをやり始めましたけど、需要に火が付いているようには見えません。
すれぬしさまに質問です。すれぬしさまがヘッドホンをたたくことは、現在のオーディオのほとんどの部分をたたくことです。すれぬしさまは、オーディオファンの楽しみを奪うだけでなくオーディオ産業を壊滅させ、メーカーに勤めるものを路頭に迷わせたいのですか。なぜそのようにオーディオという趣味をうらむのですか?
書込番号:17844017
13点
>なぜそのようにオーディオという趣味をうらむのですか?
いつの世にも天の邪鬼や要らんこと言いは存在しますからね。
書込番号:17844349 スマートフォンサイトからの書き込み
11点
>すれぬしさまに質問です。すれぬしさまがヘッドホンをたたくことは、現在のオーディオのほとんどの部分をたたくことです。
>なぜそのようにオーディオという趣味をうらむのですか?
スレ主は『高級な』イヤホンやヘッドホンを恨んでいるようです。
要するに、そういう境遇の方なのかと・・・
>ZS-70さんクチコミ投稿数:76件
>
>素朴な疑問ですが教えてください。
>只のイヤホンやヘッドホンで10万円以上もする製品がゴマンと存在するのは何故でしょうか?
>
>2014/08/07 05:16 [17809587]
書込番号:17845040
5点
私は頭内定位好きですよ
初めてヘッドホンステレオで音楽を鳴らした時の感動は今でも覚えています
頭の左右で音が躍動する感覚、細かいニュアンスまでダイレクトに響いてくるこの感覚がクセになりました
以来、イヤホン、ヘッドホン集めが趣味になり10年以上経ちます
部屋にはスピーカーもありますが気分で使い分けてますよ
定位の違いの含めて、スピーカーにはスピーカーの良さ、ヘッドホンにはヘッドホンの良さがある、というのが大方の意見だと私は思っています
しかしスレ主さんはヘッドホンのこの定位感が完全にデメリットだと考えているんじゃないでしょうか?
書込番号:17845200
10点
>部屋にはスピーカーもありますが気分で使い分けてますよ
定位の違いの含めて、スピーカーにはスピーカーの良さ、ヘッドホンにはヘッドホンの良さがある、というのが大方の意見だと私は思っています
大賛成です。
ヘッドホンの良さは音をダイレクトに感じられ、音の細部も聴き取りやすい、集中しやすいところかなと。3つ持ってますがアーティストによって使い分けるなんてのが出来ちゃうわけで。
書込番号:17845431
3点
>私は頭内定位好きですよ
そう、肝心なのは音楽で、どう聴くかは慣れと好みの問題にすぎません。
おれは頭内定位は好きかと聞かれたらあまり好きではないと答えますが、実際にはヘッドホンでモノラル盤だって聞きます。だってチャーリーパーカーもフルトヴェングラーもモノラル盤しか残していないし、どちらも余人をもって代えがたいし。具合が悪いはずのモノラル盤のヘッドホン再生が音楽の邪魔をしたことなど、ただの一度もありません。
視覚由来の本来は存在しないはずの「前からくる音」を盤で体験したいなら、スピーカを使ったらいいんです。そんなのはまがい物で、もともとない音が付け加わるのはマズイと考える人は、ヘッドホンを使ったらいいんです。どちらもありだと思いますよ。
書込番号:17845604
5点
「ヘッドホンの場合、本当はバイノーラル録音という方法で録音されたソ フトを再生するのが正しいのです。バイノーラル録音されたソフトをヘッドホンで再生すると、脳内定位は起こらず、スピーカー以上の音場を再現します。」この説の真理性はオーディオ業界でほとんど確立されているものとして扱われています。疑問に思う方は、私が示したリンク先のサンプルをお聴きください。
しかしながらトピ主様の示した図は、バイノーラル録音がなぜ頭内定位にならないかを説明するには十分ではありません。なぜなら両方の図の各パーツの相対関係は同じだからで、それなら発音体を耳の横に置けばヘッドホン風再生、前に置けばスピーカ風再生になるとしか言えません。
でももし、これらの図に次のような暗黙の仮定が存在するとするなら、よくわかります。つまり、録音時のマイクに入射したのと相似形で音波を再生すれば、理想的な音場を再現できるという主張がそれです。空間に存在する音は極めて複雑で、それを正しく再現するためには、それを録音したマイクと相似形の再生装置を使ってやればればいいというのは、おおむね納得できる見解だからです。そして、バイノーラル録音の場合は確実に実現可能です。マイクの幅は頭の幅で、両方のチャンネルの位相差や指向性はまさに耳そのものだからです。もしスピーカの方もそうであるなら、上の図は理解できます。
しかし世の一般のマルチマイク録音について、これは当てはまりません。マイクもトラックももちろん2本ではないし、マイクの幅がスピーカと一致するわけでもありません。私は最近のスタジオワークは知りませんが、以前は各パートは1CHを割り当てられたモノラル録音でした。スタジオ操作では、そこにリバーブがかけられ、各パートに位相差と音量差が加えられ、各パートの音色を調整して、最後に2chにトラックダウンして、完成です。
これでは、どのようにしたらマイクに入射したのと相似形で音波を再生できるのか、頭が痛くなってしまいます。ここは思い切って「音場情報はない」から再生不要というか再生不能。再生側で好きなように付け加えるべきである、と言い切るのがすっきりします。そしてこれが世のスピーカなんでしょう。(室音響を調整して好ましい音を作るなどというやり方がまさにそれです。だって室音響は原音に含まれていなんですから。)
ヘッドホンはいいですよ。バイノーラル録音は市場にありませんが、ほとんど同じようにマイクをセットするワンポイント録音は、ジャンルを限れば山のようにありますから。確かにワンポイント録音のポップスを探すのは難しいでしょうけど。
書込番号:17845876
3点
怨む、恨む、恨(ハン)・・・つまりスレ主は・・・(*`Д´)ノ!!! あとは察してほしい
とまあ冗談はさておき、yezoshimaさんの分かりやすい説明が有難いです。
ローランドのHPにバイノーラル録音のサンプルが沢山あるのを見つけましたので、後ほど試聴してみます。wktk!
書込番号:17847116
4点
おお、ローランドにありますよね。後で聞いてみよう!
実はマイク位置は似たようなものでもワンポイントマイクとバイノーラルには決定的な違いがあります。つまりダミーヘッドの有無。頭ってのは音響的にいろいろありましてね。もちろんマイクの指向性を制限するってのもその一つですが、他にもf特は変わるし(頭でも少し、耳たぶでかなり、耳アナでもかなり、集音効果があり、ハイが上がります*)、特定の方向からの音には遅延効果があるし別の方向からはないしと、いろいろ複雑な効果があるんです。だから本当はワンポイントマイクでは理想的なバイノーラル効果は得られません。でも、両方の録音を比べるとかなり効果が近いわけで、ワンポイントのヘッドホン再生も捨てたものではありません。
逆にワンポイントマイクはバイノーラルと違って、スピーカを使ってもすばらしい効果が得られる点は大きなメリットです。そして一番の違いが、バイノーラル録音は市場に存在しないか素人に毛がはえたような盤だけですが、ワンポイントマイクの方は当代きっての音楽家たちが多数参加しているという点なんです。
じゃ、ワンポイントマイクが絶対かというとそうじゃない。ワンポイントマイクは演奏会場の音をありのまま採ってくる、それ以上でも以下でもないわけです。いうまでもなくライブには視覚効果があり、しかもかなりのウェイトを占めます。それ以外にも演奏会場の雰囲気とか音楽家のオーラだってある。そういうのがきれいさっぱりなくなってしまうんです。たとえば、視覚が補助すれば気付くような表情も、音だけからなら聞き取れないなんてことも出てくる。純粋ワンポイントだと少々ぼけた音になって細かいところが聞こえないんですね。音が前から聞こえてくるように「体験される」というのもそうです。物理的にはそうではなくても、そう体験したのはまちがいなく真実なわけ。そのためワンポイントマイクで欠けてしまったそうい情報を、なんらかの手段で補おうという方向があってもおかしくないわけです。それが近接マイクで補助する方法だったり、マルチマイクだったり、スピーカだったりするわけですね。
ただ、ここでヘッドホンの鮮鋭度や解像度が大きな効果を発揮すると思います。他の手段では聞こえなかった音をくっきり聞かせてくれるから、ワンポイントの欠点はある程度は補え、補助手段を使うと曇ってしまうその長所をそのまま味わえるわけです。ま、こういうのにはどれも長短あって、どれが正しいなんて決め付けることはできません。議論の都合上悪く言いましたが、もちろんスピーカもマルチマイクも脳内定位もわるい訳じゃありません。
思うに最上の方法ってのはねえ…自分で音楽ホールを作って自分用の超一流の音楽家を雇っておくことです。アメリカの富豪にそういう方が一人いましたよ(エブリンフィッシャーさん、半世紀前に3600億円を投下してNYCのセントラルパークの横のいちばんの場所に立てちゃったんです。いまのリンカーンセンターです。)私にはまねできませんけど、スレ主様はどうです?
あと、安心してください、君の5万円のヘッドホンは1000万円のスピーカより鮮鋭度や解像度では上ですから。その違いは原理的なもので、ヘッドホン側が手を抜かない限り、スピーカは絶対に追いつきません。たとえれば一億円以上もするスーパーカーより300万円のセスナ機のほうがはるかに速いのとおなじようなものです。
*たとえばこれらの集音効果がまったくキャンセルされるイヤホン類なんですが、実質的にフラットな特性を得るためにはイヤホンの側でハイを上げてバランスをとらなければなりません。ヨーロッパ工業規格にはターゲット値が記されているとのことで、これに忠実に電気的手段まで使用して作られたのがER-4sです。
書込番号:17847843
4点
>バイノーラル録音かワンポイントマイク録音を再生してください。[17843349]
>ンポイントマイク派ダミーヘッドは使いませんが、マイクの指向性で似たことをやっています。結果バイノーラル録音と同じで前方定位にはなりません。[17843482]
??? 文章が矛盾している気がします。
結局ヘッドホンで脳内定位は解決できない(前方定位にならない)ということでよいのでしょうか?
他の書込みについては作文お疲れ様ですが、このスレッドのお題とあまり関係無いのと何より長いので読むのは割愛しています。すみませんがご了承ください。
書込番号:17848021
1点
yezoshimaさん
>たとえれば一億円以上もするスーパーカーより300万円のセスナ機のほうがはるかに速いのとおなじようなものです。
『セスナ=Cessna172』だとすると、300km/hしか出ないのでスーパーカーの方が速いですね・・・
無粋なツッコミ、失礼致しました・・・
書込番号:17848211
2点
スレ主さんもその他の方々もスピーカーとヘッドホン、どっちが好きかの話ならまだ分かるのですが、どっちが優れているかなんて話、不毛でしかないと思いますよ。
もしその話に決着がついても、だからどうした、にしかならないと思われます。
書込番号:17848415
2点
「どっちが優れているか」という話は、ここではしていないですよ。
私もヘッドホン、イヤホン共に愛用していますので、別に否定する気はありませんよ。
ここのスレッドのお話は、ヘッドホンの「脳内定位」はなんとかならないものでしょうか?、というものです。
書込番号:17848442
1点
スレ主さんは他のスレッドで仰っているのを見かけて、このスレッドもその流れを組んでいる様に見えましたし、他の方はこのスレッドでも持ちだしていたので、ちょっと書き込みさせてもらいました。
スレッドの流れがどこに向かうのか分からない流れになりそうだったので、気にかけただけですw
「なんとかならないか」はならないでしょうね。
私が先日書き込んだ様に昔はこの話にも色々なアプローチがありましたけど、どれも市場には受け入れられなかった印象があります。
ぶっちゃけ、この市場を形勢できるだけの「数」の「気にしている人」「この手の技術を欲している人」がいなかった、という事なのかもしれませんね。
書込番号:17848814
2点
>結局ヘッドホンで脳内定位は解決できない(前方定位にならない)ということでよいのでしょうか?
私の主張は2つです
1)バイノーラルもワンポイントも前方定位にも脳内定位にもなりません。私の示したサイトのサンプルをお聞きください。これについてはあとで精細に分析いたしましょう。
2)物理的にいって前方定位は、野外ライブ以外ではありえません。ロック以外の音楽で音が前からくることはないのです。理由は屋内コンサートホールでは前からくる直接音と比べ四方八方からくる反射音の割合がかなり多い(大半)だからです。コンサートで目をつぶったらすぐにわかりますよ。だから前方定位は厳密に言ったらねつ造です。
もちろん君がロックファンなら堂々と前方定位は必須だという資格はありますが……
スレ主さんがあちこちでヘッドホンをバカにするスレを立てていることは、重々承知しています。
書込番号:17848827
8点
分析の前に質問です。スレぬしさまは前方定位しないということは脳内定位である、と前提しておられますが、どこからその前提は生まれたのですか。
コンサートに行って、目をつぶればもう前方ステージ感はありません。ステージがここにくっついている感じがします。言葉は定義しだいですからあれを脳内定位と呼ぶならそうですが、私は頭の中にステージを感じません。
書込番号:17848886
1点
なるほど、ヘッドホンの市場では音場表現はあまり重要視されないのですね。
スピーカーなら、2ch再生はもとより5chや7chサラウンド再生も構築可能なので、前方定位はもとより後ろや横からの音場感の再現も出来るのですけど...また最近は2ch音源でもサラウンド再生に変換できるAVアンプも多いですね。
一方ヘッドホンは、スピーカーのように音場感の再現を重要視するものでは無いということですか。。
書込番号:17849137
0点
図を記入しました。上下もおおむね似た感じですが、いずれも下方はありません。色の濃さは音場の濃さです
理屈は実験結果がここにないので推測にすぎません。図の方がわかりいい。
なおサラウンド再生はオーディオフェアで知っていますが、確かに前後左右から音が出るのですが、一つ一つの音に立体感がない(壁に写真が貼ってある感じ)でダメ評価、あれ以上追及していません。
隣ののブースにⅰ2㎝フルレンジ(一個何十万円もした!)の2chがありまして、そちらの方が立体感がものすごかった。ああいうのが理想です。ただし2chでうしろから音が来たことはありませんし、それはサラウンドに負けます。
書込番号:17849205
0点
追加 上から見たところです
この差の理由はいろいろ考えられますが、推測以上のものではありませんし、したがってどれが効果的かは判りません。
オーディオ屋の逸品館では、「サラウンドは詰めが甘い」(今は駄目だがまだまだ伸びしろがある)といっていまして、全然ダメということでもないのでしょう。もし、もともと音場情報がないマルチマイク録音や電気音響音楽で、最適な音場が再構築できるのなら、すごいことです。
私は長岡鉄男以来の2chの音場派です。音場情報がある限り、5.1サラウンド再生は不要です。すでにできているのだから。
書込番号:17849216
1点
もう一つ追加
世の中では上のスピーカマルチマイクをもって、音場が「ある」「再生の当面での理想状態」と称しているようにも思えますが、音場派では音場が「ない」「ダメ」と考えます。
世の中でヘッドホン音場を改善する称する試みは、上の脳内定位をスピーカマルチマイクに近づけようという試みに思えます。
書込番号:17849243
0点
各発音体の音場を説明します。ここでは平面情報だけを扱います。全ての場合について下方の音場はありません。上方については、概ね前方と同様の説明が当てはまります。
理想は開眼コンサートの場合です。聴覚情報に視覚の補助が得られ、完璧な音場感を現出します。閉眼の場合は視覚の補助がなくなり、左右の把握には優れるが上下前後の把握には問題がある耳の特性が現れます。いずれの場合も後方定位があります。
開眼コンサートに最も近い音場感は、ワンポイント録音を位相特性に優れたスピーカで再生した場合に得られます。私はスピーカまで80cmで3Way(ネットワーク肩特性をブロードに設計している)を鳴らしていますが、仮想音場の中心はスピーカよりかなり後方、録音や音量によって変わりますが、5-20mほどのところにできます。ただし後方定位はありません。
バイノーラル(ワンポイントマイク)ヘッドホン再生の場合は、前方への広がり再生は微妙です。例えば前方歩行音を再生した場合、足音が確かに前を通るのですが、それが鼻先1cmなのか1mなのか判りません(あるいは全て1cmに聞こえる)。その後ろを自動車が走った場合、確かに歩行者の後ろを走ったのはわかるのですが、歩行行者に危険なくらい接近しているのかどうかまではわかりません。つまりヘッドホン音場での前後感は、それぞれの相対位置はわかるが絶対値はほとんどわからないといえるでしょう。ただし、非常にあやふやながら後方定位もあります。
この感覚は、閉眼時のコンサート体験とほぼ同じと考えています。
バイノーラルとワンポイントの違いは、音場情報がくっきりしているかややそうでないかという違いで、ヘッドホンでの音場再生に限るならやはりバイノーラル録音の方が勝るでしょう。
次に私の知っているヘッドホンの前方定位への試みを記します。
1)発音体を耳から90度傾ける、耳から距離を置く
いずれもまったく効果はありません。(前者はやわらかいくすんだ音になって、音質的にはありだと思います。)
2)ヘッドホンの音場感のなさの原因が両CHを完全に切り離して再生しているためであるという仮定から、反対チャンネルの信号にディレイをかけて混ぜ合わせる回路が開発されました。
これについて、音質劣化はほとんどないが、効果もほとんどないと理解しています。
バイノーラル(ワンポイント)では、録音時にすでに達成されています。
3)演算で信号を変形するもの。
2CHヘッドホンでサラウンド7.1を実現すると称するDolby7.1搭載のサウンドカードを使用していますが、音場・定位・音質がボケボケになり、妙なリバーブがかかり、まったく話になりません。この手のものについての世評はどれも同じようです。
最後に、耳の形状にもかかわらず、前後上下情報を(あいまいながら)把握できる理由を推計しておきましょう。
a)頭の幅、耳の向きで、同じ音源でも左右の耳の受ける音波のf特と位相が異なる
b)頭は一人ひとり違った複雑な形状をしており、周波数によってもことなる複雑な回折・反射・集音パタンを持っています。
以上の2点を脳は記憶しており、瞬間的に演算して音の方向を推計しているのだと思います。
だからもしヘッドホンで完全な音場感を実現しようと思うのなら、事前にその個人について各方向と各周波数毎の回折・反射・集音パタンを可能な限り採取したうえで、そのパタンにあわせて信号を変形させなければならないということになるでしょう。ここまですればまさにスパコンの領域ですね。私にはスパコンは判りませんし、ちょっとここまではという感じです。
書込番号:17850525
1点
>なおサラウンド再生はオーディオフェアで知っていますが、確かに前後左右から音が出るのですが、一つ一つの音に立体感がない(壁に写真が貼ってある感じ)でダメ評価、あれ以上追及していません。[17849205]
これは何か客観的な裏付けや根拠のあるオーディオ界での一般的な評価でしょうか?それとも、単なるyezoshimaさん個人の感想でしょうか?
書込番号:17852055
0点
頭内定位は、ヘッドホンの物理的な構造上の特性といえ、それを解消できる様な製品があれば、従来のヘッドホンとは似て非なる物となるはずです。
多くのヘッドホンユーザーは、頭内定位はその特性として妥協すべき所と捉えており、それを解消しても従来と性質の異なる製品を出されても、それを受け入れるまで時間がかかると思います。
その様な製品はのメインターゲットはヘッドホンユーザーではない人達になると思います。
一応、頭内定位の無い製品としては、
スレの冒頭にも上げられていたSONY PFR-V1と20年位前の製品だったかなのAKG K1000(スピーカー端子接続)がありました。どちらも生産終了品です。
見た目通りどちらも音漏れします。
PFR-V1は所有してますが、頭を傾げたりすると位置がズレやすく時々フィッティングし直す必要があったりと、従来のヘッドホンとは違う扱いにくさがあります。
又、どちらの機種もいわゆる新ジャンルの製品と言うこともあって、高価格な製品でした。たぶん開発費とかが嵩むから安くしにくいんだろーと思います。そう言った事もあり普及しにくいと思います。
どちらの製品も雑誌やユーザーレビューでの『音』の評価は概ね良かったですが・・・。
書込番号:17852959
0点
書き忘れた。
K1000とPFR-V1を中古探してどちららかを購入してみたら?
あとは空間を非常に広く感じるHD800とかSR-009とかのハイエンドに走ってみるとか。
書込番号:17852966
0点
音場派としての私の結論を申し上げます。すれぬしさまの主張とは異なり、「脳内定位はヘッドホンの構造上の必然として発生するものではない」、というのが結論です。2chスピーカ再生が、奥行き・上下方向やスピーカ外側の情報を含んでいないという意見が誤っているのと同じことです。もしヘッドホンに脳内定位が発生するなら、再生するソースか製品の品質由来です。
[17849205] の図をご覧ください。
音場再生であるスピーカワンポイントもヘッドホンバイノーラルも、ざっくり見れば発生する位置が変わっただけで同様の音場を提供します。(図では相似形で表示しているが、定量的な部分では違いがある。ヘッドホンではどのくらい前方かという距離はほとんどわからないのにスピーカでは割りと判りやすいとか、スピーカでは歌手がカバの口になったりオーケストラがミニチュアになったりするのに、ヘッドホンではおおむね実際どおりのサイズで出るとか。)
私が思うに、スピーカマルチマイクで示したような音場情報なしスピーカ間定位が、相似形で耳元に移動したのが脳内定位だと思います。スピーカ間定位は、スピーカの性能とその配置と再生ソースに充分に気を配れば、アンプ出力は2CHのまま修正可能です。ヘッドホン脳内定位も同様です。
一つ傍証を挙げておきます。
アンプ出力を工夫し2chでの3D再生やヘッドホンでのサラウンド再生を追及しているのは、Dolby、Sony、Onkyo など、どちらかといえば一般大衆メーカばかりです。これらの機材を使う人たちは、機材調整のつめが甘いでしょうし(そんなところに力を注がない)、メーカーもコスト無視での品質勝負ということはしないでしょう。
対して、本格的なオーディオメーカのAccuphase、Esoteric、Luxman はこういった機能を採用する気配もありません。特にAccuphaseのアンプは拡張ボード式になっておりまして、OEM生産の音場ジェネレータを追加するのは容易のはずなのですが、そうしていません。STAXはというと、技術部長に話を伺った限りでは、ほとんど興味もないようでした。あそこはもうすぐ超高級ヘッドホンアンプをだすんですよ。
おもうに、これらの機材を使うような本格的なマニアは、使用機材をギリギリまで調整し2CHでの音場再生をすでに実現できているわけで、音場情報の追加回路などにはほとんど需要はないということなのでしょう。マニアは余計な回路どころか切り替えスイッチすら嫌って、全てのスイッチや接点を半田付けする人までいます。VRのランダムな容量変化や損失がガマンならないと、何十万も出してデール抵抗製自作品に替えるとかね。それなのに、そういう余計な回路と切り替えスイッチを付け加えることで発生する音質劣化は、いかに微々たる物であろうとマニアは拒否するに違いありません。
参考
ヘッドホンの音場再生については、バイーラル録音のサンプルをお聞きください。ワンポイントマイク録音もこれに近い音場を再生します。
2chスピーカの音場再生については長岡鉄男氏の諸業績をご覧ください。
書込番号:17853358
2点
もう一つ参考
ダイナベクタースーパーステレオを導入された方です。
http://homepage2.nifty.com/stereohall/3Dsound.htm
まとめます(このサイトにはおおむね同意します)
1、音楽には音場が必須である(音場がない高忠実度再生は好ましい音にならない)
2、スピーカは可能な限り低反響室で鳴らさないと、音場再生はできない。
3、スピーカは室反響に攪乱されるし、左右CHの逆相成分が空中で混ざって消えてしまうしで、音場情報の再生がよくない。
(理由は知りませんが、古来この消えてしまう逆相成分に音場情報が含まれているといわれています。意識的にこれを取り出そうとしたのがスピーカマトリクスや長岡式マトリクススピーカで、音響クラブを指導している知人の高専の先生に聞くと、後者は奇跡的な効果があるそうです。)
4、音場情報が最もよく聞こえるのがヘッドホン。これの再現を目標とする。
書込番号:17854122
1点
すみません。この方はHSS方式の開発者でした。ダイナベクターの社長にインスパイアされたんですね。
書込番号:17854153
0点
以下2点質問しておりますがご回答いただけていません。よろしくお願いします。
①書込み[17843349]で言われている「ワンポイントマイク録音ならヘッドホンで聴いても頭内定位が解消される(前方定位になる)」理由はどのようなものでしょうか?客観的な根拠と共に具体的にご教示ください。
②書込み[17849205]で言われている「なおサラウンド再生はオーディオフェアで知っていますが、確かに前後左右から音が出るのですが、一つ一つの音に立体感がない(壁に写真が貼ってある感じ)でダメ評価、あれ以上追及していません。」ですが、これは何か客観的な裏付けや根拠のあるオーディオ界での一般的な評価でしょうか?それとも、単なるyezoshimaさん個人の感想でしょうか?
書込番号:17854734
2点
うあ(^^;;
相変わらず訳判らん質問だな。
書込番号:17857574 スマートフォンサイトからの書き込み
4点
今はスピーカーを置けない状況でヘッドフォンで音楽楽しんでますが。
まー小難しい事は他の人に任せますが。
結構長い事ヘッドフォンで音楽聞いてると(耳が痒く成って来て)外して バナナスタンドに引っ掛けて音楽(殆ど演歌しか聞きませんねん)笑い。
ヘッドフォンの外漏れ、リーク音 何気に気に入ってまんねん。
スレ主さんのヘッドフォンこんな事できまっか??
自分ではお気に入りでんねん。
やって見なはれ。はははー
書込番号:17864041
3点
ワンポイントマイク録音ならヘッドホンで聴いても頭内定位が解消される
その理由は前方定位は左右の耳に入る同じ楽器からの音のわずかな時間差が関係しています。
ワンポイントマイクと言っても2つのマイクが1本に組み込まれた物ではなく、2本のマイクを適度な間隔を持って設置した場合です。
これによって実際に耳が聞くのと同じようにわずかな時間差ができて、左右に角度による時間差を差し引いたわずかな時間差が前方距離を認識できる情報となります。
しかし、通常のヘッドホンでは前方に聞こえる物の距離がわかるような状態ではなく非常にぼやけた距離感となると思いますが、これは音が横から耳に入るためで前方定位が不完全であるためです。
また、バイノーラル録音でも前方聞こえるはずの音が上方向からの音に聞こえると思いますが、この状態もきわめて不完全な認識しかできていないことを示しているようです。
本当の前方定位は前方向、距離を認識できる非常に明瞭な音となります。
ダイナベクタースーパーステレオの理論は長岡鉄男氏のクロストークキャンセル方式の完成度を高めた物のようですが、私としてはこのようなスピーカ数を増す方式は立体音響になるものの音を濁し、本来の生演奏の音色を再現することはできないと考えています。
http://www.asj.gr.jp/qanda/answer/55.html
本当の前方定位ヘッドホンは今月に入ってやっと問題が克服でき販売の準備に入っています。
内容は「前方定位ヘッドフォン 掲示板」で検索していただければ、質問掲示板で可能な限りお答えします。
書込番号:17866319
0点
最初の疑問に関しては
前方定位ヘッドホンは多くの企業、研究室が時間と金を掛けて作ろうとしましたが非常に不完全な物しかできなかったので放置されています。
今現在前方定位として一応認められているのはバイノーラル、頭部伝達関数、ヘッドトラッキング等とめんどくさい手法ですが、個人差がある等と屁理屈で言い逃れしています。
しかし、これらの方法は人の聴覚の本質で重要な部分が抜けているために改善できません。
人の耳の複雑な形状は単なる飾りではなく、聴覚での距離の認識に重要な役割を持っています。
前方からの音であることを正しく認識できるようにするためには、前方からの音と同じ物理特性を持った音が耳に入るようにすれば確実に前方定位が可能になるという考え方で、前方定位ヘッドホンが特許となっています。
そうして、その手法を実際に形にした前方定位ヘッドホンが完成しました。
書込番号:17867760
0点
SMYTH社の Realiser A8 という商品をご存知でしょうか?
http://www.smyth-research.com/products.html
DTS社をスピンアウトしたエンジニアが開発した製品で、
簡易的ではありますが、利用者の頭部伝達関数を測定し、
さらにヘッドトラッキングにも対応したプリプロセッサーです。
標準価格が$3670 とお高いですが、海外には専用の掲示板が幾つかあり、
前方定位は素晴らしく、スピーカーを手放した人もいるようです。
私は視聴していませんが、プリプロセッサーを通した信号を録音したものを聞きました。
この場合、頭部伝達関数のプロフィリングも、ヘッドトラッキングも無効なわけですが、
それでも、しばらく聞いていると明確に前方定位するので、ぎょっとしました。
書込番号:17893938
0点
クマ・クマ・クマさん
SMYTH社の Realiser A8は初めて聞きました。
これって録音ファイルを加工して頭部伝達関数処理をして、前方定位を可能にした物でしょう?
この手のデータ加工を加えると確かに前方定位には有効と思いますが、重大な欠陥があると考えています。
元の録音音源には楽器の弦の音、ボディーの音、爪ではじく音、それに加え部屋の反射音等距離の違いによる時間差で奥行きのある響きが含まれています。
これらの重要なデータを分離して処理することは不可能ですから、データ処理を加えると必ず音色が変わり一流演奏家が技術を尽くして表そうとしている音楽表現を再現することができません。
プリプロセッサーを通した信号を録音したものを聞いてみていかがでしたか?
前方定位ヘッドフォンの音は何も加工していない音であり、演奏家の高度技術の微妙な音色の違いを再現できるので引き込まれ感動します。
和太鼓の胸に響く低音から、日本の横笛の頭を突き抜ける高音まで正に目の前の楽器の音色を再生できます。
書込番号:17894406
0点
JAS Journal Vol.54 No.2(3 月号)
http://www.jas-audio.or.jp/jas-cms/wp-content/uploads/2014/04/201403-all.pdf
に
「オーディオ・ホームシアター展 2013 での小型スピーカー、ヘッドホンでの音像定位実験について」
という記事が出ておりました。
興味深い内容でしたのでご紹介させていただきます。
書込番号:18309479
0点
それって
DSP(サラウンド)を使わないと
素のヘッドホンでは前方定位は出来ない風に読めますね
書込番号:18312104
0点
DSP(仮想音源)を使った実験でしょう
SPと比べるとヘッドホンは効果は乏しいことから素だと期待出来ない表れでしょうか
書込番号:18312503
0点
相変わらずこの手のアンケートは試聴前に丁寧な洗脳してるのね(^-^;)
それ以前に、オーディオ・ビジュアルのイベントに来るような人の、しかもこの手のものに興味がある人の、さらにたった18人のアンケートなんて何の参考になるのやら?って感じですが。
それと、このアンケートはヘッドホンの前方定位には触れてませんね。
あくまでも頭内定位の改善が出来ているかについてのみ回答を求めています。
「はい」と答えた方も前方定位したとは言ってないわけです。
で、この試聴には『仮想音源生成ユニット(アナログデバイセズ社の演算器・固定小数点DSP)』を使ってる、と。
DSPによる仮想音源生成で頭外定位ということはバーチャルサラウンドですよね?
分かりにくく書いてるけど「DSPによるバーチャルサラウンドで頭内定位は改善されたと感じますか?」ってアンケート。
それも事前に丁寧な説明という名の意識付けをした上での。
なんだかなぁ(^-^;)
書込番号:18312626
0点
初めて投稿します。通常の市販イアホンによって頭外定位を実現したいといろいろと試みている一人です。時々お話に原音の加工を行わずにそれを求めたいという希望が上がります(私も原音が好きです)が、外部音が鼓膜に届くまでのパスが有ってそれによって音が何らかの変化を受けて鼓膜を揺さぶっているのですから、それと同じかよく似た変化を与えなければ外部音として脳が認めてくれないなと諦めています。いろいろ加工を試みて効果を楽しんでいます。次のサンプルがどのように聞こえるのかご感想をいただけないでしょうか。耳栓型のイアホンで調整しています。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm25311290
http://www.nicovideo.jp/watch/sm25209892
書込番号:18360291
2点
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