全体表示

[ リスト ]

飼育技術について

皆さん独自の飼育スタイルでマリンアクアリウムを楽しまれていることと思います。
好きな魚はヤッコであったり、クマノミ・ハゼ系やチョウチョウウオなど、飼育設備もオーバーフロー水槽や上部濾過、外部式パワーフィルターをなど様々ですね。
ただ、アクアリウムを楽しんでいても、魚の病気が出てしまっては折角のアクアリウムが台無しになってしまいます。
この3月後半~5月上旬は発症が起こり易い時期でもありますが、魚の病気については当サイト「飼育雑記」内でも記述している様に、設備の内容、魚の種類、メンテナンス方法によっても発症状況は異なります。
ここ数ヶ月は複数の方々からチョウチョウウオの飼育に関連するDMを頂いておりますが、私自身、チョウの飼育がマリンアクアリウムの全てを網羅できるものと考えています。
その中でも、ナミチョウとフウライが長期に亘って飼育出来ているか否かで飼育状況を把握できるものと判断しています。
具体的に申し上げますと、ナミチョウはチョウの中でも水質に敏感であり、水質が悪化すると逸早く白点病の症状が現れます。また、フウライは混泳の在り方を把握できていないと他魚の威圧を受けて体調を崩し易い傾向があります。
この近年では採集人口も急激に増え、身近に採れるナミチョウとフウライを持ち帰っても長期飼育に至らない方が多いかと思います。
またベテラン採集家の中にも、この二種が長期飼育できないまま毎年大量の持ち帰りを繰り返しているヒトがいるのも残念ではありますが現実の話なのです。
水質悪化に強いヤッコやクマノミなどは一寸位いい加減な飼育をおこなっていても簡単には発症しませんが、チョウの飼育下においては、飼育設備やメンテナンス方法の在り方にごまかしが通用しないものです。
発症が度々現れてしまう方、またチョウを含め長期飼育に至らない方などは、ある程度の段階でご自身の飼育レベルを把握する事が、これからの快適なアクアリウム生活を送るうえでの近道になることと思います。


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事