アンデルセンの変貌
二回目だけどそれ程上手くない戦闘描写などが含まれます。
それらにアレルギーのある方は、回避してください。
それでも見る人達は、ゆっくりしていってくださいね。
ゴギャッ
という音と共に、後ろにあった茂みが、
一気に平野へと変貌した。
刈り取られたのだ。
「ゴォアアァアア!」
後ろを見ると、
口を開け、よだれをほとばしらせている、
二階建ての家程もありそうなほどに、でかすぎるカマキリが、三匹も居た。
「マジかッ」
驚いているだけのこちらは
まだいい方で、アンデルセンはというと。
「で、で、でっかい、むしが・・みゅしぎゃー」
何か大切なものが壊れそうな感じに成っていた。
「とりあえず、逃げるぞっ!」
「みゃ?」
さっき思った事を
この子、既に手遅れな気がする。
理性とか言語能力とか、色々。
この子は
頭のなかで、この状況をどうにかしようと戦略を練る。
そして、その状況を何とかしたのは、
戦略を難しくしていた、
アンデルセンその人だった。
「イヤァーッ!」
耳が痛くなるような悲鳴を上げつつ、
羽ペンを握りしめ、カマキリへぶん投げる。
黄色い光で出来た曲線がカマキリの頭と胴体を横切り、両断する。
カマキリは、自分の体の異変に気が付く前に、
考える力を失う。
そして羽ペンはその死体を
こなごなに粉砕して、吹き飛ばして飛んでいく。
彼女は唖然としていた近くのもう一体に
目視できない速度で、
音もなく駆け寄って、
一体目から引き抜かれ、
飛んで来た羽ペンを三度五度振り抜く。
ペン先にサイコロ状に両断されて、
もう一体も息絶える。
二体のカマキリを瞬く間にぶち殺した後、
アンデルセンは、二体目の 死体の上に倒れる。
同時にアンデルセンの周りに
バリアーみたいなものが張られる。
どうやら、二匹も殺されていきり立ってるこのカマキリを一人で倒さないと行けないようだ。
「グオアァアア」
「全く、どうなるやら、ナッ!」
血走った目で鎌をこちらへと振り切ってくるのを、
銃で撃って弾く。
「予想が正しければっ「グオォ」うるさいっ話してんだよっ!」
誰も居ないけど、私が声に出して説明してやろうとしていたのに、
邪魔をしてきやがった。
予想が正しければ、弾丸の宝石は属性かなにかを表している気がする。
ならば、蟲には赤い弾丸で打てば効果が高いんじゃないか。
虫は燃えやすいし。
こんどは声に出さずに、考えをまとめる。
リボルバーの弾装を回し、紅に合わせて撃つ。
劇鉄が落ちて、銃口から火炎の弾がカマキリへと襲いかかる。
「どうだァア!」
これで倒せるなら良いんだけど・・・・・・
アンデルセン、発狂、
ほんとにどうしてこうなった