暮れの大一番、有馬記念(G1・22日・中山・芝2500メートル)への出走に踏み切るか注目されていたアーモンドアイ(牝4歳、美浦・国枝)が10日、引き続きルメールとのコンビで参戦することが決定した。所属するシルクホースクラブのホームページで発表された。
8日の香港カップ(G1・芝2000メートル)を軽い熱発で回避し、その後の動向に注目が集まっていたが、10日朝も美浦の角馬場からAコースを軽快に駆けて元気な姿をアピール。「幸い熱発は軽度のものでしたし、すぐに調教を再開することができた。8日にWコースで時計を出し、動きは良かった。息遣いにも問題はなく、これなら出走に向けて調整を続けていけば十分な態勢で出走させられるだろうと判断しました」と国枝師。有馬記念は初参戦。11日の1週前追い切りではルメールが騎乗する予定になっている。
また当初、ルメールが騎乗する予定だった昨年の菊花賞馬フィエールマンは、有馬記念4勝の池添と初コンビを組むことが同日、所属するサンデーレーシングのホームページで発表された。11日の追い切りで初めて手綱を取る予定だ。