さいたま市母子死亡事件 逮捕兄「妹の口のきき方が...」
さいたま市で、24歳の女性と3歳の息子が刃物で刺されて死亡した事件で、現行犯逮捕された女性の兄が、「妹の口のきき方が、気に入らなかった」などと話していることが新たにわかった。
この事件は、8日、さいたま市桜区の集合住宅で、安保王子さん(24)と息子の大翔君(3)が刃物で刺され死亡したもので、王子さんと同居する兄の安保友佐容疑者(25)が、駆けつけた警察官に刃物で襲いかかり、公務執行妨害の現行犯で逮捕された。
調べに対して安保容疑者は、2人を殺害したことを認める供述をしているほか、「妹の口のきき方が、気に入らなかった」などと話しているという。
警察は、安保容疑者が、王子さんの言葉に腹を立てて最初に王子さんを襲い、その後、大翔君を切りつけたとみて、当時の状況などを調べている。