外国人研修生に船の操縦と見張り任せる…イカ釣り漁船が座礁し8人救助 67歳船長ら書類送検
今年1月、石川県輪島市の海岸近くの岩場でイカ釣り漁船が座礁した事故で、船長と技能実習生のインドネシア人が書類送検されました。
業務上過失往来危険の疑いで書類送検されたのは、座礁した漁船の船長の男性(67)とインドネシア人研修生の男性(22)です。
この事故は今年1月、輪島市鵜入町でイカ釣り漁船・第82永宝丸が岩場で座礁し、外国人4人を含む8人の乗組員が自衛隊によって救助されたものです。
事故当時、船長の男性はインドネシア人研修生の男性に漁船の操縦と見張りを任せていたということです。
七尾海上保安部は、こうした行為が事故につながったとして、9日付で2人を書類送検しました。2人は容疑について大筋認めているということです。