11月にワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)バンタム級を制したWBA・IBF統一バンタム級王者の井上尚弥(26)=大橋=が9日、横浜市内の所属ジムで練習再開した。
WBSS決勝のセミファイナルとして行われたWBCバンタム級王座統一戦で判定負けし、プロ初黒星を喫した井上尚弥の弟で前同級暫定王者・井上拓真(23)=大橋=もこの日から練習を再開。試合で打撲した両手の痛みも癒えてミット打ちを行った。
「再起戦はナオより遅く4月か5月ごろになると聞いています。また世界のステージに行けるように世界ランカーとやりたい」と拓真。兄弟でバンタム級王座独占の目標へ向けて再始動だ。