支配下登録に復帰した中日の浜田達郎投手(25)が10日、ナゴヤ球場屋内練習場でブルペン投球を再開した。11月のナゴヤ球場での秋季キャンプで右脇腹に違和感を覚えてからリハビリ組で練習を続けているが、順調な回復ぶりを見せた。
捕手を立たせて30球。「ボチボチですね」と浜田達が口にしたように、球にばらつきはあった。それでも「状態は問題ないです」とキッパリ言ったように、右脇腹を含めてなんら不安がなかったのが大きかった。
今オフの契約更改で4年ぶりに支配下登録を結んだ。「1軍で投げられる立場になった。育成から支配下になり、違うモチベーションになった」。今までは支配下復帰を目指していた。今は1軍登板を視界にはっきりととらえている。
苦難の道のりも、「苦労とは思っていなかった。つらいかもしれないけど、受け入れていた」と言う。そして道は開けた。「2月1日からいくつもりです。自分をどれだけアピールできるか」。今は先発、中継ぎなどこだわりない。見据えるは1軍マウンドのみだ。