PFU、HHKBのラインアップを一新。Bluetooth接続やType-C接続に対応 すまほん!!

 コンパクトなUNIX配列のキーボードで定評のあるHappy Hacking Keyboard(以下HHKB)を製造・販売する株式会社PFUがHHKBの新モデルを発表しました。

 自身も20年近くHHKBを愛用するという清水執行役員のスピーチから始まりました。昨年より、北米市場での販売も再開。累計出荷台数が50万台を突入するなど、HHKBの優位性をアピールしました。

Bluetoothのマルチペアリング、TypeCケーブルを採用、配列のカスタマイズにも対応

 今回の大きな進化点としてニーズの多かったBluetoothのマルチペアリングに対応。最大4台までの接続に対応しキーボードショートカットによって切り替えが可能になりました。

 また、本体側のケーブルをType-Cケーブルにすることによってケーブルの脱着のストレスを解消することや、ケーブルが断線しても速やかなレスキューが可能になります。

 また、ソフトウェアの動作はWindowsに限られますが、キー配置のカスタマイズに対応。従来はDIPスイッチで一部のキーのみキー配列の変更が可能でしたが、キーの配置をフルカスタマイズし、本体にそのキー配列が保存できるようになりました。キーカスタマイズはWindowsでのみ可能ですが、カスタマイズした配列はWindows以外のOSでも利用可能となります。

新製品は3グレード。16モデル。

 発表されたモデルをまとめると以下のようになります。

HYBRID Type-S

 ハイエンドモデルとなり、Bluetooth接続やキーマップの変更機能の他、HYBRIDモデルにはない高速打鍵性能&静粛性に対応しています。

 配列は英語配列・無刻印・日本語配列、それぞれ墨と白のカラーがあり6モデルの販売となります。

HYBRID

 HYBRIDがミッドレンジのモデルとなっており、HYBRID Type-Sにある高速打鍵性能と静音性能は搭載していません。

 配列は英語配列・無刻印・日本語配列、それぞれ墨と白のカラーがあり6モデルの販売となります。

Classic

 Bluetooth接続やキーマップの変更には対応しないスタンダードなモデル。もちろん使っているスイッチは静電容量無接点方式なので、快適な打鍵感は踏襲しています。基本的な機能のみが必要な人には十分なモデルといえるでしょう。

 配列は英語配列と無刻印のみで、それぞれ墨と白のカラーがあり4モデルの販売となります。

販売はPFUダイレクトのみ。タッチアンドトライスポットを展開

 本モデルより販売はPFUダイレクトのみとなり、店頭での販売を取りやめます。一方、HHKBを触ってみたいというユーザのニーズのために、タッチアンドトライスポットはコラボレーションにて展開されます。展開されるのは

  • SUPER CLASSIC
  • アシストオン
  • 原価BAR

 となります。廉価な飲食店として知られ原価BARで販売されるのは興味深いですね。

(更新中)