ソフトバンク松田遼、2度目交渉はアップ提示でサイン

西日本スポーツ

 ◆ソフトバンク契約更改交渉(9日)

 松田遼馬投手(25)が2度目の交渉に臨み、1100万円増の年俸2500万円でサインした。2日の初回交渉では、今季年俸の1400万円から1000万円増の2400万円の提示を保留していた(金額はいずれも推定)。

 昨季途中に阪神から移籍した松田遼は、開幕から13試合連続無失点を記録するなど自己最多の51試合に登板。救援陣でレギュラーシーズン中に戦列を離れなかったのは、甲斐野と合わせて2人だけだった。

 記者会見で松田遼は「金額に納得していなかった訳ではなく、1度持ち帰るためだった。きょうはサインしようと思っていた」とすっきりした表情で話した。

 来季に向けては「チームの勝利に多く貢献し、勝ち試合で投げられるような投手になりたい。春季キャンプからいいアピールをできるように」と意欲を新たにしていた。年明けの自主トレは地元の長崎県で行う予定だ。