挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる
ブックマーク登録する場合はログインしてください。
東方幻想入り 作者:コノハ

世界の脅威

しおりの位置情報を変更しました
エラーが発生しました
31/112

生き地獄と私

 疲れたなぁ……。

 私はぼんやりとそんなことを思った。

 そもそも私って、なんだっけか。

 私は手術台のような冷たい鉄の台に裸で縛られ、磔にされていた。四肢の動きを封じられている。

 まあ、どうでもいっか。

「ああ、本当に残念だよ……澪」

 まだ、拷問は続いている。何時間も、苦痛を感じ続けている。

 お腹を切られて、内臓を取り出された。私は呻いた。

 痛みのない、普通の状態ってどんな感じだったっけ。ちょっと忘れかけていた。

「まったく。最高だ、君は」

 御陵臣は笑って私の下腹部にナイフを突き立てた。じわりと淡い痛みを感じる。

「ふふふ、まさかノーマが裏切るとは思わなかったでしょ?」

 そういいながら、彼は私の目を指で抉り取った。私はあまりの痛みに悲鳴を上げた。

「いい声。ほんと、愛らしい……」

 私の両目がえぐられ、私は体を弓なりにして痛みに耐える。両目とも、すぐに元に戻る。

「さぁ、次は……薬にいこう」

 そう言って、彼は注射器を取り出した。

「……な、なんの、クスリ」

「この前もつかった弛緩剤。ま、量は桁違いだけど。普通の人なら心臓止まって死ぬんだけど、君だから」

 チクリと、腕に微かな痛みが。せめてもの抵抗に暴れられる範囲で暴れるが、両手両足が台に縛り付けられているせいでカチャカチャと拘束具を鳴らすだけに終わった。

「ほんと、君って面白いよね。普通の人ってやればやるほど反応薄くなっていくんだけど、君は逆。最初何の反応もしなかったのに、今はこんな風に可愛げのあることをしてくれる。

 もうほんと、大好き」

 その歪んだ愛情が恐ろしかった。注射器の中の液体が私に侵入してくる。なんとかしないと、長く苦しむことになる。吸血鬼の力を使おうとしても、何を使えばいいのかわからない。

 悩んでいるうちに、息がしにくくなってきて、最後には息が出来なくなった。

 お腹を押された。軽く、今までで一番優しい刺激だったけど、今の私にとってはただ肺に残った空気を排出させるための拷問でしかなかった。

「か、は」

「最高」

 私は御陵臣に口づけされて、息を吹き込まれた。生暖かい空気が、気持ち悪い。

 空気が体の中に入ったのに、まるで楽にならない。そうか、この行為も、空気が体に入っても無意味だということを知らせるための拷問、か。

 ……初めての、キスが。初めて、だったのに。

 このまま私は、本来なら恋人と経験することをたくさん経験するんだろう。そして、そんなこと気にもならないくらい壊されてしまうのだろう。

 そんなのは嫌だ。

 でも、逃げられない。抵抗できない。

 私はあきらめた。もう経験するのは、仕方ない。でも、せめてその瞬間を覚えずにいれますように……。

 私は誰かに祈った。

「もっと、もっと」

 指をノコギリで落とされた。一本一本、丁寧に。 私は指を動かして逃れようとするけれど、無駄な努力だった。

 私の両手の指が全部なくなって回復して、そしてまた全部落とされた。それが二回も続いた。

「もっと」

 なぜ私は、息もできないのに、こんな苦痛があるのに意識が続いているのだ。

 なぜこんなに痛めつけられてもまだ狂わない。なぜこれほどの苦痛で壊れない。

 壊れたい、狂いたい。もう私なんていらないから。もう私は私でなくていいから。私を壊してください。

 私を苦痛から解放してください。

 だれか。

「もっと、楽しもうよ」

 願いは、届かなかった。

 私はお腹を開かれた。内臓を晒したまま、動かない心臓を少しずつ削られた。例えようもない痛みを感じる。

 ……神様。

「楽しいなぁ、本当」

 私は針で色んな所を刺された。もうどこを刺されたかなんて考えたくもない。

 ……神様っ。

 こんなに願っても、こんなに念じても、神様は、助けてくれなかった。誰も助けにきてくれなかった。

 神様、神様。

「……さ、そろそろ薬が切れるかな。ほんと、麻薬がないのが残念だ。じゃ、後遺症が残るような拷問いってみようか」

 すっと、御陵臣が私の耳に口を寄せた。

「君に幻覚を見せてあげる。アリスに拷問されてみなよ」

「そ、そんな、こと、で、きるわけ、が」

 にっと御陵臣は笑った。すると、彼の顔が歪み、私の大切な、大好きな、愛しているアリスに姿が変わった。

「……アリス」

「お、効いてる効いてる。さすがキア。いい仕事だ」

 アリスは微笑むと、笑顔で包丁を握った。そして、私の胸に突き刺した。

 私は低く呻いた。

「くふふふ」

 今度は皮むき機を手にした。何をする気なのかは、わかった。け、けど。

「やめ、て、アリス」

「いや」

 アリスは意地の悪い笑顔を浮かべて、私の腕の皮を……。

「あっ……」

 そうして、私は丹念に剥かれた。裸なのは変わらないのに、私はさらに一段剥かれた。

「アリス……」

 すぐに体は元に戻る。

 このアリスは御陵臣。わかってるのに。

「ふふふ」

 ぎゅっと、アリスは慈しむように片手で抱きしめてくれた。

 その時、私の脇腹に鋭い痛みが。空いた方の手で、アリスは私の脇腹にフォークを突き刺していたのだ。ぐりぐりとかき回され、私は身をよじる。アリスに押さえられ、私は身動きが取れなかった。

「ふふふ」

 私の記憶に、その時のアリス、いや、御陵臣の顔がずっと残った。苦痛はまだまだ終わらない。

 いくら痛くても、どれほど苦しくても、私の体は存在し続ける。私の心も在り続ける。

 どちらもなくなってほしいのに、なくならない。

 どちらも壊れて欲しいのに、壊れない。

 どちらも狂ってほしいのに、狂わない。

 もう、痛いのは嫌なのに。もう苦しいのは嫌なのに。

「ううっ……」

「大丈夫?」

 マリサの姿形をした御陵臣が、そんな言葉を吐きながら私の右腕を掴み、肘の関節を逆方向に思い切り曲げた。体が熱くなって、断続的な鈍い痛みが訪れる。

「あぐっ」

 もう、痛いのは嫌。こんなのもうたくさんだ……。

 マリサはもう片方、と言わんばかりに、左腕を掴んだ。

「も、もう、やめて」

「なんだって? 聞こえなかったよ、澪。もっぺん言ってくれるか?」

 マリサが聞いてきた。その間に、左腕も逆に曲げられた。ばきりと嫌な音がした。

 違う! これはマリサなんかじゃない。違うんだ。

「や、やめてください」

「なんでやめなきゃいけないの?」

「な……なんでも、しますから」

 私はついに、その言葉を言ってしまった。マリサはにっこりと笑った。

「そりゃありがたい。じゃあ、あと三日楽しませて。そうすれば、仲間にしてあげる」

 そ、そんな。

 こんなのが、あと三日? ただでさえ、辛いのにあとそんなに長い時間、痛めつけられないといけない?

「許して」

 私は涙を流して懇願した。マリサはにかりと、まるで本物がするみたいに明るく笑った。

「だーめ。君、自分がどれだけ楽しめる存在かわかってないでしょ?

 吸血鬼で、すぐに体が回復する。永遠で、絶対に死なない。

 女の子だから、色んな楽しみ方がある。しかも、子供。大人より素直でいい声で叫ぶ、稀有な存在。

 ほんと、仲間になんてならなくていいから、ずっと我々のおもちゃになってよ」

 私の希望を、私の最後の望みを、マリサは鼻で笑った。

 カリカリと、自分の正気が削られていく音がする。

「た、たすけて、アリス」

「助けなんて来ないよ」

「たすけて、助けて」

 誰でもいい。私を、救って。なんでもします。だから神様、お願いします、私を……。

「おしゃべりは、おしまい。つづき、行こうか」

 涙する私の目に、真っ赤に熱せられた鉄の棒が突き入れられた。

 自分の絶叫が、耳に痛い。

 痛いのは嫌。苦しいのは嫌。

 助けて、誰か助けて。早くしないと、私は……。

「あああああああああああああっ!」

 自分の絶叫が、耳に響いた。もういやだ。

助けが来ないというのならせめて、神様。

 痛みを感じないようにしてください。


「ぎゃあっ!」

 自分の悲鳴で、目が覚めた。

「お、起きた起きた。だいぶ反応弱ってたよ、大丈夫?」

 チェーンソウを持ったレイムが、いた。

「レイム、助けて、お願い!」

「嫌」

 そう言って、チェーンソウを捨てると、目覚めたばかりの私の指を捻じった。ぱきりと小気味のいい音がして、私に痛みをもたらす。

「ああ、ほんと、さいっこう。何にも感じなくなるまで遊び尽くしてあげる」

 そうレイムは私の耳元で囁いた。

 ナイフを私の下腹部へと滑らせ、おへその少し下くらいで止まった。

「ふふふ……ん?」

 レイムは私とは全然違う方向を見た。それから、驚いたような顔をした。

「へえ。よくここがわかったね。隠し場所には自信あったのに」

「ノーマが教えてくれたわ」

 艶のある、美しい声が聞こえた。

 カグヤの声だった。

「……ちっ。裏切ったのか。もっと丹念に仕込んどけばよかった」

「この惨状の説明をお願いできるかしら、霊夢……いえ、解放団」

 カグヤが、怒ったようにそんなことを言った。

「この子、我々のおもちゃになったんだ。自分から言ったんだよ?」

「それがどうした」

 カグヤは間髪入れず、そう言った。

「私は友達を助けにきたのよ」

「お姫様は、我々卑しい賊のおもちゃが、友達だと?」

「その称号が澪を助ける邪魔になるのなら、いらない。私は澪と同じ下賤でもいい。私は、せっかくできた友達を、守る」

 すた、すた、と歩く音が聞こえた。

「……従者なしでいいのですか?」

「お前はこの手で吹き飛ばす」

 レイムは、ふるふると首を振った。

「は、はは。冗談きついなぁ。じゃ、じゃあ弾幕勝負しましょうよ、弾幕勝負」

「その前に、一発殴らせろ」

 カグヤがそう言うと、レイムは苦々しい顔になって舌打ちをした。

「ちっ! ここまでか。宗! キア! 撤収。引き上げ」

 次の瞬間には、レイムだった人間は御陵臣へと戻り、彼はいなくなっていた。

 それから、走る音が近づいてくる。

「澪、大丈夫!? 今外すからね、待ってて」

 たどたどしい手つきで、カグヤは私の拘束具を外していく。ボタン一つで外れるようになっていたのか、しすぐに私は解放された。けど。

「どうしたの? ほら」

「……あれ、立つのってどうするんだっけ」

 うまく体に力が入らなかった。しかも、体の感覚もおかしい。ふわふわと浮くようで、気味が悪い。

「抱き起こそうか? ……あ、えっと、触ってもいい? 大丈夫、私はあなたの味方で、あなたの友達よ。絶対に傷つけたりなんかしないわ」

 カグヤの言葉が、胸に浸透する。

「うん、大丈夫だと思う。叫んじゃうかもしれないけど、気にしないで」

 カグヤは頷くと、優しい手つきで私の体を抱き起こしてくれる。カグヤの手が身体に触れて、私はついピクリと痛みに耐えようと身体を強張らせた。カグヤの手が止まる。

「大丈夫」

 それからゆっくりと、カグヤは私を抱き起こした。カグヤは動きやすそうな着物を着ていて、下は袴。まるで武士のようだった。

 なぜか天井以外の景色が懐かしく思えた。

「今、夜?」

「まだ昼間よ」

 まだ昼、か。

「……ねえ、澪、あなたが攫われてから、一週間が経ったわ」

 私は手術台から降りようとして、動きを止めた。

「……一週間?」

「え、ええ。一週間みんなで探し回って、そしてようやく、解放団から逃げてきたノーマを保護して、ここの場所を聞き出したのよ。本当大変だったんだから。アリスはも霊夢も魔理沙も必死になって、時には寝ずにあなたを探してくれたのよ」

 一週間? 一週間!? 私、そんなにいっぱいの記憶、ない。もしかして私、自分が気がつかないうちに、何かされた? 何を?

 わからないのがとてつもなく怖い。

「澪、澪? 聞こえてるの? あ、えっと……とにかく、出ましょ。こんなとこ」

「う、うん」

 私は手術台から降りた。うまく立てなくて、バランスを崩して膝をつく。

「大丈夫? ……そ、そうだ、これ、着なさい」

 そう言ってカグヤは着物の袂から、大きめのタオルを取り出した。

「とりあえずこれを巻いて、永遠亭に行ったらシャワーを浴びて服を着て」

「うん、ありがと」

 私はゆっくりと立ち上がると、カグヤからもらったタオルを自分の体に巻いた。自分の体は血まみれで、正直、肌色よりも、赤黒い血液のほうが多い。

 カグヤは私の手を握る。彼女は私の方をみてにっこり笑って頷くと、歩き出した。

「……しばらく、永遠亭にいなさい。私がそばにいてあげる」

「いいの?」 

 私は静かに言った。

 私が捕らえられていた部屋を出ると、もう外だった。しかも、見覚えがある。ここは幻想郷に来たばかりのころ、東野と初めて出会ったときに攫われた洞窟だった。

 あのときは何もないと思っていたのに。まさか、どこかへ繋がっていただなんて。

「どうして、ダメだと思うの? 迷惑なんて気にしないでいいのよ?」

「……本当に? 私、半日分くらいの記憶しかないんだよ? ちょっとのことで叫んで、怯えて、錯乱するかもしれない。こんな子供、いらないでしょ?」

 カグヤは友達。その認識だけは、絶対に変えたくなかった。今、私が安心して接することのできる相手は、もう、きっとカグヤだけだから。

「……いらない、なんてことはないわ。大切な、大切な友達よ」

「カグヤ、本当に、ありがとう。しばらく、お世話になっていい?」

 カグヤは頷いてくれた。

 道すがら、モコウとすれ違った。なんだか、凄く二人とも雰囲気が険しくなった。

「よお、姫。お外に出てもいいのかい?」

「うるさい。とっとと失せろ。今冗談に付き合ってる暇ないの。それから、この子今大変だから過激な言葉避けてくれる? 無理ならころ……、違う、つぶ……これも違う。倒すわ」

 カグヤは私を指差してそう言った。モコウは私を見た。

「おお! 澪じゃん! 本当この前はありがとうな! お前のおかげで助かったよ。今頃クズと行動することになってたかと思うと、ほんと、ありがたいよ。

 なあ、今度一緒に遊ぼうぜ。好きな遊びしてやるよ」

 その熱で体の表面を焼かれたことを思い出した。慌てて、私はカグヤの後ろに隠れた。

「……おい、どうした?」

「も、燃やさないでください」

「あたしが誰彼構わず燃やすと思ってんのか!?」

 びくりと、私は目を閉じる。焼かれると思ったのだ。

「妹紅。後で事情は話してやるから、今はどいてくれるかしら」

「ああ? なんであたしがお前の言うことを……」

「澪に感謝しているという言葉は、嘘だったのかしら」

 ぐ、と呻いて、モコウは頷いた。

「……わかったよ。澪になんかあったんだな? 後で絶対教えろよ。澪をそんなにしたやつ、ぶっ飛ばしてやる」

 モコウはそう言うと、肩をいからせて竹林の奥へと消えた。私は息をついてカグヤの後ろから隣へと移動する。

「大丈夫?」

「モコウの顔をした御陵臣に、酷い事をされたのを、思い出してしまって」

 燃やされた、だけだったか。なんだか、焼けつくような、じりじりとした感覚が身体を包んでいたような気がする。丹念に、弱火で少しずつ肉を焼かれていったのだったか。蒸し焼きにされたのだったか……本当に、記憶があいまいだ。

「……辛いわね。ほら、永遠亭に行けば、それこそ永遠の休息よ。好きなだけ、好きなように身体と心を休めなさい」 

 カグヤの優しい言葉が、身に染みる。

「ありがと、カグヤ。今日、一緒に寝てもいい?」

「……ノーマも、一緒……だけど」

 言いにくそうに、カグヤが言った。ノーマ。助けに言ったのに、裏切られた。けど、恨んではいない。あと少しカグヤが来るのが遅ければ、私も彼のように裏切り、カグヤの手を振り払っていただろう。それに、私の記憶の中、彼によって苦痛が与えられた事はない。だから、大丈夫。

「大丈夫。でも、夜中飛び起きるかもしれないから、ノーマの方が迷惑かも」

 気にしないでいいのよ、とカグヤは言った。

 それからしばらく歩くと、永遠亭が見えてきた。

「そうだ、アリスや……魔理沙には連絡した方がいいのかしら」

 私はしばらく何も言えなかった。

 二人とも、私を虐めた。違う!

 わかってはいる。けれど、私の記憶にあるのは嬉しそうに私を拷問にかける二人の顔だった。

 二人は優しい。マリサは私に遊びを教えてくれると約束してくれた。アリスは私と家族になってくれた。だから、私を傷つけたりなんかはしない……はず。

 ここで断じれない時点で、私はおかしいのだ。

「ごめん、みんなには、まだ連絡しないで……違う、してもいいけど、連れて来ないで」

「……わかったわ。伝えとく」

「で、でも! 私みんなが嫌いになったんじゃなくて、その、こ、怖くて……」

 大丈夫よ、とカグヤは微笑んでくれた。

「何も、心配はいらないわ。あなたを大切に思う人が、事情を察せないわけがないわ。だから、大丈夫。今は、心身共に休むことだけを考えて」

 永遠亭の扉まで、たどり着いた。カグヤが四回ノックすると、中から弓を持ったエイリンが出てきた。

「姫様、お帰りなさいませ。……澪」

 私を見ると、エイリンは物凄く申し訳なさそうな顔をした。

「とりあえず、中に入って」

 カグヤに促され、私とエイリンは中に入った。

  • ブックマークに追加
ブックマーク登録する場合はログインしてください。

― 感想を書く ―

1項目の入力から送信できます。
感想を書く際の禁止事項をご確認ください。

※誤字脱字の報告は誤字報告機能をご利用ください。
誤字報告機能は、本文、または後書き下にございます。
詳しくはマニュアルをご確認ください。

名前:


▼良い点
▼気になる点
▼一言
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。