半年の伸び

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寒いです❄️

今朝、出勤しようとしたら、車の窓ガラスが凍っていて、慌てて水を取りに帰りました。

 

今の仕事を始めて半年が経ちました。

大人の半年は短いけれど、教えている子どもたちにとっての半年は大きいです。半年前は色々と問題を抱えていた子どもが、言語や理解力や様々な面でグンと成長し、後からやってくる理解力の追いつかない子に優しく接したり、助けてあげたりする姿を見ると、子どもの伸びしろの大きさを実感します。

 

それは私自身の子どもたちも同じです。麦はすっかり中学校生活に慣れ、個性が尊重される環境に恵まれて元気にしています。しかもアスペルガーの特性で苦手だったはずの人間関係や人の気持ちを尊重する行動の面が、グンと伸びました。

 

先週の出来事です。平日の夕方、こんなことを言い出しました。

麦「おかあさん、クラスの女の子と上手くやっていける方法、見つけたんだよ。」

 

私「へー!それって何?」

 

麦「あのね、その子が好きだったり得意だったりすることについて、質問してお話ししてもらうの。そうしたら、その子は楽しく話してくれるでしょう。」

 

うへーーーー!

まさかまさかのまさか。

麦が自分でそんなことを発見するとは驚きでした。これについては、私は何もアドバイスしていないので、麦自身の発見です。

 

この件は、夜に麦が寝た後に、思い返して涙が出るほど嬉しかった出来事でした。一番伸びてほしかった「対人スキル」に、麦自身がめをむけて、自分で学ぼうとしてくれていることも嬉しかったし、実際に見つけてくれたことも嬉しかったです。

 

個性を尊重される環境に行って、余裕ができて、個性の中で苦労していた部分の改善ができた、、、、。不思議ですね。

 

ぶどうは大好きな水泳教室で、どんどん伸びています。

体育全体で見ると、走るのが遅かったり、逆上がりが苦手だったり、できないことも多いけれど、スイミングは大好きで得意。四泳法の中で、残すところはバタフライだけになりました。先月のマラソン大会では最下位付近をウロウロして、凹んでいましたが、直後のスイミング進級テストで合格して浮き上がりました(笑)

 

BECTの発作を起こして10ヶ月余り。

私の心配を吹き飛ばすかのように、スイミングやピアノの習い事を楽しみ、家では本をいっぱい読んで、

「おかあさん、これ知ってる?」

と、得意げに披露してくるぶどうの姿にも、じんわり心を温めてもらっています。

 

公私ともに、伸びゆく子どもたちに関われる幸せに感謝して、今年の残りも頑張るぞニコニコ

 

 

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