Windowsデスクトップアプリ開発にも対応した「.NET Core 3.1」が正式リリース。LTS版として3年間の長期サポート対象
2019年12月9日
マイクロソフトはオープンソースで開発している.NETフレームワーク「.NET Core 3.1」正式版のリリースを発表しました。
.NET Core 3.1は、9月にリリースされた.NET Core 3.0の安定度をさらに高めたもの。そしてこれがLTS(Long Term Support:長期サポート)版となり、これから3年間セキュリティパッチなどが提供されます。
.NET Core 3.1のベースとなった「.NET Core 3.0」では、これまで可能だったLinuxやWindows Serverのサーバーアプリケーションの開発に加えて、Windowsデスクトップアプリケーションの開発が可能になったことが最大の特徴でした。
WPFとWinFormsもオープンソース化され、単独で実行可能なexeファイルも生成可能になりました。
さらに、C#でシングルページWebアプリケーション(SPA)を含むフルスタックなWebアプリケーションを開発可能なBlazorも.NET Core 3.0とともに登場しました。
ちなみに、これまでリリースされた.NET Coreのサポート終了予定は下記のようになっています。
- .NET Core 2.1は2021年8月まで(1つ前のLTS版)
- .NET Core 2.2は今年12月23日まで
- .NET Core 3.0は2020年3月3日まで
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