こんにちは、しんです。
みなさん「新しく何かを勉強し始めて、あるレベルまで達するには1万時間必要である」とする1万時間の法則を知っていますでしょうか?
誰でも1度は聞いたことがあると思います!
これは「Outliers」という本の中に書いてあるものから引用されたものです。
ですが、実際この「1万時間の法則」を正確に理解できている方は1割もいないと思います。むしろ、これが当たり前になっているから怖い。
実は、「1万時間の法則」は「新しく何かを勉強し始めてある、レベルまで達するまでの時間」ではありません!!
なんなら、20時間で新しいスキルは習得できるのです。まずはいつも通り、なぜそうなるのかの解説をしていきます。
「1つのスキルを手に入れるのにかかる時間は1万時間」というのは毎日8時間勉強しても約3年半もかかってしまう計算になります。
多くの活用できる時間をもっている学生でさえこんなに多くは時間はとれませんし、なんなら社会人も無理があります。明らかにこの法則はおかしいです。
また、こんなにも年数が経つのなら色んなことに挑戦したい方は1万時間論を見たとき、限りがあるといって諦めてしまった方が多いのでないでしょうか。
しかし、実際に新しいことを始めたときにこんなに長い時間をかけた覚えがありますでしょうか?
ここでも再度言います。
「新しく何かを勉強し始めて、あるレベルまで達するには1万時間必要である」は間違いです。
では、実際なにが「1万時間」なのか、そしてどういう意味なのかというと…
最初に1万時間論を唱えたのはフロリダ州大学教授K・アンダース・エリクソンさん。
この「1万時間」論を対象にしたのは…
・専門的レベルの技能や知識持っているスポーツ選手や専門家、音楽家などのものすごく競争の激しい世界で、とてつもない活躍している人
つまり、そういった分野で頂点にたどり着くまでに必要な時間が「1万時間」だったわけです。
ですが、よく考えてみてください。僕たちが普段習得したいスキルってプロ級のスキルレベルでしょうか?
中にはそこまでいきたいから頑張っている方もいると思いますが、全体的に見るとそういった人はごくわずかです。
僕たちがほしいレベルとしては実践で使えるところです。要は日常生活である程度うまく使えればいいという方が多いです。
一方でこうも言える。時間をかければかけるほどある分野がプロ級になることだってありえるというわけです。
ですから、何かスキルを取得したいなら、それなりの時間をかければ容易だということが明らかになった。
あくまでも「1万時間」論は第一線の頂点で活躍したい人が目指す指標なので、今日この記事を読んだ方は本当にラッキーです!
1万時間もしなくていいいわけです。
考察すると、先ほど正しい「1万時間」の解釈の仕方がだんだんとオヒレ、セビレついてしまい今の「1つのスキルを手に入れるのにかかる時間は1万時間」必要だということになったのは間違いない事実です。
もう最初のとは比較にならないくらい意味が違っていますね(笑)
皆さん、スキルってどうやったら習得できると思いますか?
確かにどの方法が正解というのはありません。なぜなら、勉強法は人それぞれで効果は違うから1つに決めつけることはできません。
しかし、逆にわかることで言うなら、スキルを学ぶ際に最初ってみなさん苦労したという経験はありませんでしたでしょうか?
これは必ず誰もが通る道であります。そしてある日をきっかけにその苦労がだんだんと軽減していきます。こういった経験もなにかと多いのではないでしょうか。
なぜこうなるのでしょうか?
実際にやると分かりますが、ある程度慣れが出てきます。そして作業も効率化されていき、楽になっていくのです。だから、苦労が軽減されていくわけです!
ですが、こうも言えます。スキル習得に早さを求めているか?あまりないですよね。僕たちが興味があるのはどれだけスキルを習得しているかということです。
アメリカの有名作家ジョシュ・カウフマンさんが「何かを習得するのに1万時間必要」論を否定するのが話題になりました。
そして、カウフマンさんは新たに効率的で最もスキル習得につながる学習方法に1つの答えを導き出しました。
それが「20時間でスキル習得はできる」というものです。
この意味として、「全くの下手で素人な状態からそこそこうまい状態にするまでにかかる時間」が「20時間」であるということが分かったのです。この時間はなんの分野でも大丈夫!とのことでした。
要はこんな感じ↓
しかし、この「20時間」はただいい加減にやっていてもダメで、ルールが4つちゃんとあります!これは「20時間」を効率かつ賢く使うことがでます。
◆習得したいスキルを分解
実際に何のスキルを習得したいか決めていったら今度はそのスキルを細かく分解していくことが大切です!
まず僕たちが習得したいスキルは様々な異なるスキルから構成させています。だからそれによって自分を困難にさせることだってあります。しかし、スキルを分解させることによって自分に必要で目指すべきものが何かというのを最も効果的に見極められるからです。
そして、自分が必要で目指すべきものから勉強し始めていくのです。
そうすれば自分が必要で目指すべきものを勉強しているから効率よくスキル習得ができて、短時間で習得することが実現できるわけです。
◆自己修正できるレベルまで学習する
学んでいることについての情報源を3〜5個手に入れます。
そこでそれを踏まえながら、学習していけば、自分でミスを訂正できるようになれば、さらに学習効率が上がっていくそうです。
ただし、こういった方は注意です!!僕もやりがちなのでとてもこれは参考になりました。
例えばブログ関係のSEOの対策本や集客の仕方、読まれやすい記事の作り方などの本を10冊買って、これを読破してから自分のブログを修正しようとするのはダメです!
そのときに、読み途中の2冊目の本で自分が必要だと思って得た知識(3〜5個)を実際に自分のブログで利活用して修正したりすることがとても効率的だということです。
インプットとアウトプットをしっかり循環させることが大切だということです。
間違いだと気づいたときが結構時間が経っていたときにあの時に気づいていればよかったと後悔するより今できることを実践することが大切です。
◆邪魔になる物の排除
テレビやパソコンなど学習の妨げになるものは、いざ集中したいときに切り替えができなくなってしまいます。
できるだけ排除して勉強に集中することが大事です。
もしそういった完全排除が無理なら短い時間で超集中ができる15分勉強法がオススメです↓
◆少なくとも20時間は練習する
最初は当然だとみなさん何かのスキルを習得するときに、思い通りにいかず自分には無理かもしれないと思うかもしれません。ですが、「20時間」と決めた以上はしっかりその時間をしっかりやりましょう。
自分には無理などの先入観を捨てて20時間は少なくとも練習。20時間後には、勉強を始める前にもっていた先入観を打ち破るほどの自信を持て、その後に勉強を続けられる要因にもなります。新しいスキルのために1日30分を費やしても、40日間しかかかりません。多少サボっていても支障が出るというわけではありません。
この4つは決して難しいものではありません。自分の意志でしっかりとできるものばかりです。自分のやりたいこと、つかみたい夢を20時間頑張って追いかけましょう!
またジョシュ・カウフマンさんはこうも言っていました。
「学習の妨げになっているのは、知性や間違った勉強方法などではなく、新しいことを勉強することへの恐怖からくる感情である」
「だからまずは20時間、言語でも料理でも何でもいいので勉強してみてください」
第一に、「20時間」をどういったかたちで確保するかもすごい重要になっていきます。
「20時間だから余裕」と思っているあなた!本当に確保できますか?実際、会社勤めや学校に通っている時間かつ、帰ったあと疲れてやる気が出ない状況でも自分を奮闘させて20時間打ち込むのでも大変な苦労です。
ですが、その「20時間」しっかり頑張った人にほんとうに待っているのは限らない喜びと達成感に違いありません。
本当に「スキルを習得したい!」と思っているなら、まず行動あるのみです。
実際に、やりたいことをちゃんとやる人はほんの一握りです。そこから成功する人もほんの一握りです。
成功したいのなら、やってやりましょうよ!見せつけてやりましょうよ!
本当の自分を「20時間」で真剣に見つけられるのだから…