紀子さま「美智子さまに“産め”と言われて、悠仁を産んだのに、今になって“愛子天皇”を推すのはひどい」 愛子さま「大嘗宮」訪問の真意



愛子さまが大嘗宮を見学された。皇位継承問題がこれから議論されていくタイミングでの、この見学は、まさに将来を見越した「覚悟」の現れであると確信する。国民の愛子さま人気はうなぎ登りであるが、これを阻止したい勢力がいることも事実だ。

愛子さまの「お覚悟」

今月7日に愛子さまが大嘗宮を見学されたとのニュースが飛び込んだ。もちろん大嘗宮といえば、天皇の一世一代の“祭”につかう建物である。皇位継承に関する議論がこれから始まるタイミングで、愛子さまが大嘗宮を見学された意味は重い。これは明らかに「天皇皇后両陛下、ならびに愛子さまは、即位する覚悟ができている」というメッセージに他ならない。

「考えすぎ」と思われる方も多いかもしれない。だが、今回の大嘗宮見学は、既に皇位継承問題と絡めて報道されており、このタイミングで見学したとあっては当然そのような内容の記事になることは誰にも予想できる。

誤解や憶測を与える行為や発言について、皇室は極度に慎重になるのが常だ。その常識があるにもかかわらず、このタイミングで見学されたことは、このメッセージが「誤解や憶測」なのではなく、皇室の真意であると解することが自然であろう。

つまり皇室は、愛子さまが即位する「覚悟」が具わっているということである。(なお、悠仁さまも事前に大嘗宮を見学されている。皇室としては愛子様であろうと悠仁さまであろうと、民意に従うという意向ではないだろうか?)

愛子天皇を拒むのは誰か?

皇位継承はセンシティブな問題で、イデオロギーの議論になりやすい。先に産経新聞が「上皇陛下が愛子天皇を望んでいるという“根も葉もないデマ”が流れており、天皇皇后両陛下も悲しまれている」という“根も葉もないデマ”を掲載した。その記事では「天皇皇后両陛下が悲しまれている」と断言しているのに、その根拠は最後まで明かされなかったのだ。

私が知る限り、上皇陛下は愛子さまが即位されてもよいというお考えだったとみて間違いないと思う。もちろん上皇陛下が高度に政治的な発言を端的に表現するはずもない。だが、小泉政権下で女性天皇・女系天皇が議論されていた時期には、とてもこの議論の推移を満足気にご覧になっていた。時の侍従長も「陛下はリベラルな考えの持ち主だ」と言っていたし、少なくとも当時の多くの職員は「天皇陛下(現、上皇)は愛子天皇に賛成している」と判断していたと思う。奥野修司さんの本の中で、上皇さまのご友人から聞いた話として「上皇陛下は愛子天皇を望んでいる」というものがあったが、正しい情報だと思う。

また、宮内庁から政権側に「女性宮家」を提案したこともあったが、それは愛子さま、眞子さま、佳子さまにご活躍いただきたいという純粋な願いだけではなく、将来的には女性天皇・女系天皇をも視野に入れて発言だったことは間違いない。

そもそも「宮家」とは皇統を維持するための血のスペアを身近においておくための装置だ。女性宮家を認めるということは、女性天皇や女系天皇が視野に収まることは言を俟たない。保守派は「小室圭さんが皇族になってもいいのか?」という文脈で、女性宮家に反対しているが、ホンネは「女性天皇・女系天皇の議論を未然に防ぎたいから、小室さんをダシにして女性宮家も反対」というものだ。

女性宮家の創設は、愛子さまが皇室に残っていただくうえで最もシンプルで容易な解決手段である。逆にこれに反対することは、愛子天皇が実現するためのハードルが一段高くなるのでご注意いただきたい。

美智子さまと紀子さま

ところで美智子さまと紀子さまが「愛子天皇」についてどのように考えているのであろうか? 多くの方がこの問題に興味があるのではないかと思う。私はお二人のホンネを次のように断言する。

美智子さま「愛子と悠仁どっちしにしようかな…。世論の動きをみつつ日和見しよう」:かつては雅子さまとの折り合いが悪く、紀子さまを寵愛し第三子を所望され「雅子さま不要論」を首謀していた。だが、小室圭問題などにより秋篠宮家の評価が一転したことで、紀子さまと距離を置き、雅子さまに近づくように。ご自身の世間に傷がつかないよう、世間の評判次第で、愛子天皇を支持。

といったところだろう。

紀子さま「悠仁が天皇にならなければ困る! ここにきて美智子さまが裏切るなんて」:雅子さまの「人格否定発言」と前後して、美智子さまから「雅子は石女で使い物にならないから、紀子さんに期待している」などと言われて、悠仁さまを産んだにもかかわらず、ここにきて急に距離を置かれている。小室圭問題についても、上皇陛下が結婚の“ご裁可”を取り消すのが先。ここにきて急に黙り込むのは裏切り行為。愛子天皇を推すようなことがあったら許せない。

といったところだろう。なお、平成の終わりごろ美智子さまは「紀子さんが逆恨みしてきて困る。小室さんの問題は秋篠宮家の落ち度なのに、私にどうにかしろと言ってくる。ひどい筋違いねと女中に愚痴をこぼされておられた。もともとお二人は両想いであったのに、いまとなっては敵同士。嫁姑合戦は一夜にして状況が変わるのは世間でも同じなのだろうか?



7 件のコメント

  • 俄かに信じがたい部分(上皇が愛子天皇に賛成、美智子さまも迷っている。)もあるが、本当なら嬉しいニュースです。
    小内様の考え過ぎでないことを祈ります。

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  • 美智子さまの本意ははかりかねますが、眞子さま、佳子さまも愛子さまより年上ですから、ご降嫁されてしまえば、たとえ愛子さまが天皇になられようとその後の代は愛子さまのお子様方に期待せざるを得ません。男子であれ、女子であれ、愛子さまより年下の系統を継ぐ者がいるほうが安心だから紀子さまにもう一子望まれたのではないですか。もちろん、そこには当人同士しか知らない密約があったのかもしれません。まさにタイトル通りの…。でも、もう一人子供をと望まれた時点で野心家の紀子さまなら、何が何でも男子を産むと決意されたのでないですか。まあ、美智子さまも相当な悪玉のようですから、約束は反故にして自分の都合がよいほうに向くでしょうね。

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  • >>上皇さまのご友人から聞いた話として「上皇陛下は愛子天皇を望んでいる」というものがあったが、正しい情報だと思う。

    先の記事に、敬宮さまより先に見学してしまいショックだったと述べた者です。まさか皇女の立場でされてないとは思いもよらず、嘘でしょ?!と。今は皇位継承権がなくとも、ご両親が儀式をした場所を誰よりも先に見学させてもらえないなんて、しかも国民があんなに大勢見学し、埃も被った状態であろう・・
    酷すぎる(T_T)
    と悲しんでいました。

    >>「天皇皇后両陛下、ならびに愛子さまは、即位する覚悟ができている」というメッセージに他ならない。

    しかし、本日の小内様の記事を読み、「それでも行かれたのだ!」と理解しました。勇気のいる決断だったのだと、涙が出ます。天皇陛下は、「どの様な立場でも大丈夫なように育てている」「私より(敬宮さまは)英語が上手だ」など、国民を安心させるメッセージを今までにくださっています。敬宮さまはしっかり育っていると。
    覚悟のメッセージ、そうなのですね。
    ホットしました。
    嬉しい限りです。

  • 今日はアップデートが遅かったので遂にご自宅に弾丸でも打ち込まれたのかと心配しておりました。と言うのは冗談ですが無事新しい投稿を読んでほっとした次第です。

    小内さんが書かれていた事は皇室ウオッチャーの殆どは予想されていたのでは無いでしょうか。それが証明されたので嬉しい気分です。美智子さんは自分が一番大事な方。今やエゴサーチまでされると言うので、彼女にとって国民の雑音が騒音になったのでしょうか。良い傾向です。もっと我々は声を大にして主張すべきだと思いました。

    組織でバカ同士が仲良くなる方法は共通の敵を作ること。それは皇室内でも同じなのでしょうね。美智子妃とキコ妃は雅子様を共通の敵にして関係を築いただけ。高齢になりひさくん産んだキコ妃には気の毒な流れかもしれませんが事業自得です。良いじゃないですか、ヒサくんは秋家を継げば。天皇家邪魔しないで姉二人とひっそり生きていってほしいです。

    この流れがもっと本流になり、敬宮様が女性天皇の座につかれたら、日本にはまだ神様がいたのだなあとほっと出来ます。

    またの投稿楽しみに待っています。

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