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【フィギュア】

羽生結弦は2位で5度目Vならず…ネーサン・チェンが“自分超え”の世界最高点で3連覇達成

2019年12月7日 22時12分

演技後に悔しがる羽生(AP)

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◇7日 フィギュアスケート・グランプリ(GP)ファイナル男子フリー(トリノ)

 ショートプログラム(SP)2位だった羽生結弦(25)=ANA=はフリー2位の194・00点、合計291・43点で2位だった。優勝はSP1位のネーサン・チェン(米国)でフリーは自身の世界最高点を更新する224・92点、合計も自身の世界最高を更新する335・30点で大会3連覇を達成した。

 羽生は冒頭の4回転ループ、続く4回転ルッツを鮮やかに決めると、3回転ルッツ、4回転サルコーも成功。さらに4回転トーループー1オイラーー3回転フリップ、4回転トーループー2回転トーループまでは決めた。だが、続くトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)-トリプルアクセルの連続ジャンプはまさかの1回転半の単発に。自身初となる4種類5本の4回転は決めたが、得意のトリプルアクセルが決まらずに得点を伸ばせなかった。

 チェンはフリップ、ルッツ、トーループ、サルコーの4種類5本の4回転ジャンプを決めるなど大きなミスもなく今年3月の世界選手権でマークしたフリー216・02点、合計323・42点をそれぞれ更新した。

 GPファイナルの優勝回数はプルシェンコ(ロシア)と羽生が4回で並んでいたが、チェンが3度目の優勝を飾ったことで歴代単独3位となった。

 

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