うちださんちの海 弐番館

今まで多くの方から、掲示板やメールなどで飼育方法の質問を数多く頂きましたが、私の分かる範囲内でアドバイスをさせて頂いて参りました。
そのような方々の中でも真剣に飼育を覚えたいという強い気持ちを持った方については、現在でも連絡を取り合っていますが、あっという間にベテラン顔負けの確実な飼育をおこなっています。但し、必ずしも相談のあった全ての方が同じゴールまで辿り着けていないのが残念でありません。
具体的に言いますと、私は相談事項に対し、甘やかして教える考え方を持っていないので、文章での説明内容も口調が強くなっていると自分でも感じています。
その様にアドバイスを受ける側の方も強い口調に負けてしまったのかは分かりませんが、自然に脱線して音信不通になってしまう方も存在しています。
最近はブログを運営している方も多くなりましたが、偶にアドバイス途中で失速した方のブログを拝見すると、相談を受ける以前と変わり映えの無い飼育を継続してしまっています。もう少し努力すれば見違える飼育が出来ているはずなのに、その様な光景を見てしまうと非常に残念でなりません。
私は飼育方法伝授の請負人ではありませんから、私の思うがままに相談者の飼育上の不備を発見し、その不備を善処させる為の適切なアドバイスをおこなっているつもりではありますが、アクアリストは十人十色で理解・吸収力の早い方もいれば、そうでない方もいらしゃるのが実情です。また、強い向上心をもっている方もいれば、アドバイス内容を理解されたのかは分かりませんが、その後の挨拶の一つも無く過ぎ去ってしまう、礼儀のないヒトも存在します。（別にお礼をしてもらいたいワケではありませんが。。。＾＾）
このアクアリウムの世界は確実な正攻法というものが未だ確立できていないジャンルであると思っています。その為、色々な情報が飛び舞っているので、教科書とする飼育書や相談するアクアリストを間違ってしまえば、不適切なアドバイスによって間違った飼育を継続（いつも記していますが、発症は飼育設備の不備、または飼育方法が不適切であることの現れ）してしまい、相談者が飼育の成功を身に付けるまで遠回りしてしまうものだと思っています。
今まで飼育のアドバイスをおこなってきて私自身が非常に嬉しく思ったことは、失敗を繰り返し、長期飼育が出来ずに困っていた方々が、私の説明内容を遵守して頑張った結果、僅か１年も満たないうちに未発症・無投薬飼育を勝ち取るまでに成長されたことです。
これからも、上手く飼育ができずに困ったアクアリストの応援を続けて参りますので、皆様方からご支援・ご協力のほど宜しくお願い致します。