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【サッカー】

マジョルカ大敗も地元紙は久保建英を称賛 「際立った存在だった」と心の強さ認める

2019年12月8日 10時40分

久保建英

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 マジョルカの久保建英は7日のスペイン1部第16節敵地バルセロナ戦にフル出場し、チャンスメイクやゴールの起点となる場面を作り出した。試合は2―5と大敗を喫したものの、スペイン紙で「マジョルカでは際立った存在だった」と称賛されている。

 試合は通算6度目のバロンドールを獲得したメッシがハットトリックを達成するなど、バルサの圧倒的な攻撃力が目立ったが、久保も存在感を発揮した。試合序盤から際どいクロスやドリブル突破をたびたび見せると、前半35分、後半19分と久保のキープが味方の分厚い攻撃を引き出す。そこからプディミルが2得点を挙げるなど、爪痕を残した。

 『マルカ紙』は試合評で「日本の久保が際立っていた。カンプノウでの最初の試合は、ボールに触れるたびにブーイングを浴びたというだけでなく、多くの理由で彼を覚えることになった」とバルサの下部組織に所属しながらも、宿敵レアル・マドリードに移籍した久保を敵視するファンが多かった中でチャンスメイクした心の強さを称賛している。

 両チームの採点を見ても久保は2つ星(3つ星満点)評価。2得点のプディミル、5失点も好セーブが多かった守護神のレイナとともにチーム最高点となっている。マジョルカは今季敵地で7連敗となり、直接ゴールにこそ絡めなかったものの、久保は“古巣”相手に実力を見せたといえる。

 

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