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【競馬・ボート・競輪】

[競馬]香港国際競走 春の覇者ウインブライト、激変の予感

2019年12月7日 紙面から

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 【香港=米内宏一郎】香港国際競走(8日、シャティン競馬場)の8R香港カップ(芝2000メートル)に挑むウインブライトの調子が上がってきた。春のクイーンエリザベス2世Cでは地元勢を撃破。海外GI初制覇を飾った地で再びタイトル奪取へ。約束の場所で日の丸を上げ、王座に就く。

 春の香港・クイーンエリザベス2世Cの覇者・ウインブライトは、6日早朝もシャティン競馬場のAWコースで元気いっぱいな姿を披露。調整を見届けた畠山吉師は「これくらいの気温がいいんでしょうね。天皇賞・秋から調子が上がってきて、ここ2走のような事はないですよ」と、この大一番で積もり積もったうっぷんを晴らす構えだ。

 ウインブライトの母サマーエタニティを筆頭に、一番仔のウインエターナルから全てのきょうだいを任されてきた。「そういう意味では、ビッグレッドファームグループから任されているという思いもあるので、本当に光栄に思っています」。ウインブライトの主戦・松岡も、この兄弟に数多く騎乗しており「今の世の中では松岡をこうして起用してくれるのは珍しいですからね。昔の競馬なら厩舎に所属して乗るのが普通でしたから。そういう意味でも松岡に頑張ってもらいたいです」と、主戦にエールを送った。

 勝てば2度目のGI制覇で、同馬の未来に向けての評価も上がる。「姉が繁殖に上がった時も注目が集まると思いますしね。国際GIで相手は強いですけど、状態は戻っているので。本当に秋2戦とは状態は違います」と、断言。2度目の国際GI制覇で、牧場関係者、そして国内で応援してくれるファンへの恩返しを果たしたい。

香港カップの記者会見に臨む畠山師(右)(松浦孝司撮影)

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