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シュレーダー元ドイツ首相は、「南北が統一されても、瞬く間に経済大国に浮上するのは不可能だ」とし「韓国が初期の統一費用を負担するのを耐えて、経済力を備えなければならない」と述べた。
シュレーダー元首相は、ドイツ・ベルリンの連邦下院元総理室で韓国経済新聞との単独インタビューをし「ドイツは、これまで統一費用で2兆ユーロ(約2610兆ウォン)を支出した」とし「北朝鮮は旧東ドイツより経済がはるかに遅れており、より多くの費用がかかる可能性がある」と述べた。今回のインタビューは、ドイツ統一につながったベルリンの壁の崩壊30周年(11月9日)を控えて行われた。
シュレーダー元首相は、1998年から2005年までドイツを導き、統一後に訪れた経済危機を正面突破して、ドイツの繁栄の基礎を築いたという評価を受けている。彼は南北の継続的な交流が北朝鮮社会を変化させることができると強調した。シュレーダー元首相は「北朝鮮体制が反人権・独裁国家という理由で韓国が交流を中断したら、現実は変わらなくなる」とし「ドイツ統一も当時、共産主義国家であったソ連との協力があったから可能だった」と説明した。
彼は「北朝鮮の非核化のためには、国際社会が北朝鮮に体制保障を約束して、北朝鮮が核を放棄するようにするのが最も現実的な方法だ」と提示した。シュレーダー元首相は「北朝鮮との交渉には韓国と米国だけでなく、中国とロシアも取り組まなければならない」と付け加えた。
ドイツ統一は1989年11月9日にベルリンの壁が突然崩れて始まった。準備されていなかった統一だったため、1990年代、ドイツ経済は下り坂を迎えた。高コスト低効率の代名詞であった「ドイツ病」も大きくなった。これを克服して、ドイツを欧州最大の強国に飛躍させた人物がシュレーダー元首相だ。1998年にドイツ首相になった彼は2002年に「ハルツ改革」をもたらした。シュレーダー元首相は、自身が率いる社会民主党の支持層であった労働界の反発を押し切って改革を仕上げた。
引用元:https://bit.ly/36cbzLG
このニュースに韓国人から関心の声が寄せられていました。
以下、韓国人の反応を翻訳しました。
韓国人の反応
■ ムン・ジェインは統一されれば、経済大国になると思ってる…
■ 韓国とドイツの単純比較は禁物である。統一前の東ドイツは、社会主義国家の中でも、所得が最も高い国であり、西ドイツも経済大国であった。北朝鮮は社会主義国家の中でも最も貧しい国の一つなので、その副作用は想像を超越するであろう。
■ この国は統一が先ではなく、反共が先だ!
■ 南北は一つだ。我が民族同士、自主統一しよう!
■ 統一に反対する。
■ 欧州、米国に続いて、将来は東アジアが世界の中心になると思う。
■ バカでなければ周知の話だ。
■ 私たちの願いは統一。
■ 東ドイツと北傀との比較がダメだ。韓国と西ドイツとの比較もダメだ。
■ 統一を希望する人は、ムン・ジェインとごく少数だけであるのが現実。
■ 北朝鮮は同じ言語圏であるだけで、完全に外国である。統一って(笑)
■ ムン大統領は、統一に対する幻想だけがある。
■ 冷静に統一は難しいだろう。格差がすごくて、韓国人の膨大な犠牲と負担が強いられる。
■ 災害は聞いてるのか?
■ 今現在の状況では、統一を叫ぶのはコメディーではないか?
翻訳元:https://bit.ly/36cbzLG
ドイツ人に言われるまでも無く、
ベトナムやドイツの統一の変遷(歴史)を見れば、統一して直ぐ繁栄なんて無理だと判る。