紀子さま、海外公務で「マネーロンダリング」 500万円の「壺」が玄関に飾られるまで



日本の象徴たる皇室には、全国各地から贈答品が大量に届けられる。その贈答品はどのように消えていくのであろうか? 紀子さまの周りで起きた不思議な「ロンダリング」現象を紹介したい。

山積みの贈り物

宮内庁には全国各地から頼んでもいないのに、天皇皇后両陛下あてに連日、頼みもしないのに様々なものがが送られてくる。このなかには「皇室御用達」「宮内庁御用達」と銘打ったものも少なくない。

むかしは宮内庁が調達先を審査・指定して、その調達先リスト(事実上の皇室御用達・宮内庁御用達)を公表していた時期もある。だが、戦後になりこういった制度はなくなった。つまり、現在「皇室御用達」「宮内庁御用達」とあるものは、勝手に名乗っているだけで、何らかの法的根拠があるわけではない。なお、イギリス王室では、認可制の「王室御用達(ロイヤル・ワラント)」が今も残っているため勝手に名乗ることはできない。

これを逆手にとって(実際に宮内庁が調達していなくても)勝手に送り付けてきて「皇室御用達」「宮内庁御用達」を名乗るものが後を絶たない。ところで勝手に送り付けられてきた不審物は、場合によって宮内庁警察などに開封作業を依頼しなければならず迷惑なのやめていただいたほうがお互いのためだろう。さらに、価値のあるものは、送られてきても送り返さなければならないので人件費もかかり本当に税金の無駄だ。(もっとも、その手間を省いて、送ってきもしないで名乗っているパターンが多いようであるが)

天皇家と献上品

皇室と献上品の関係は、本来ならば日本国憲法第8条及び皇室経済法により国会の承認を必要とする。上限額なども細かく決められている。皇室が過度に財産を貯めこまないための対策である。

だがどうもこの法律が全く機能していない、もしくは実情と全く適合していないように思える。内廷皇族ならば年間600万円、宮家成人皇族はならば一人年間160万円以上の物品を譲り受けることはできない。しかしこの金額は余りに現実的ではない。

先ずは天皇家の実情について述べていきたい。日本の象徴たる天皇家には、連日、地方自治体や寺社仏閣から日本全国津々浦々の地場産品・工芸品が献上されるし、一回の公務でこれ以上の献上品を受けることもある。

本来ならばこれら天皇家への献上品は宮内庁総務課を通し、評価額を算定してから受け取らなければならないが、そんなことを真面目にしていては最初の一月で上限額を超えてしまう。厳密に言い出したら知事を通さなければ天皇家は“正式”には受け取ってくれないのが通例だ。そこでオクに直接届けるやり方が横行している。

本来はこのような受け取り方はルール違反なのだが、善意で寄せられた地場産品を送り返すわけにもいかず、受け取ってしまっている。食べ物は財産ではないから年額600万円制限にはかからないと宮内庁は自らを言い聞かせているが、実際には地元の工芸品なども大量に届けられるため、600万円以上超えていることは誰の目にも明らかだと思う。こういった献上品は倉庫に死蔵される。

曖昧過ぎる宮家の献上品

先に述べたのは天皇家の場合である。ザル法ながらも、まだ「 献上品は宮内庁総務課を通さなければならない」というルールがあるから、歯止めがかかっている。もともと予算も多いので、献上品をつかって「首を傾げたくなるようなこと」をしようとは考えないようだ。

この歯止めがなく全くブラックボックス状態なのが宮家の「献上品」事情だ。というのも宮家の場合には成人皇族一人あたり年額160万円と制限があるにもかかわらず、献上品をチェックする部署がないのだ。すべて宮家の自己申告を信じて計算している。そのため年額160万円を明らかに超える高額な献上品は、宮内庁に自主申告されることなく、「出どころ不明」のまま宮家に置かれることが通例になっている。

それでもあまりに高額なものを受け取ることは、物議を醸す恐れがある。特に秋篠宮家は群を抜いて公務数が多く、そのため高額な献上品をいただく機会も多いため、宮内庁でもたびたび問題視された。特に国際会議と名の付く催しものでは、たとえそれが国内で開催されていても、ヴィトンやエルメスといった海外ブランド品や、高価な美術品などを受け取る機会も多い。解りやすいブランド品については、紀子さまらが堂々と持つわけにもいかず、早々に転売される。

だが調度品や美術品については、頂いたものを残してそのまま使うことが多いように見受けられる。だが先ほども言ったように、あまりにも高価すぎるものが「出どころ不明」のままはどうにも困る。こういう「出どころ不明」のものが秋篠宮邸にはゴロゴロ置いてあるのだ。

海外公務でロンダリング

秋篠宮家は一宮家に過ぎなかったころの意識が抜け切れていないのか、どうにも「だらしない」ところが多い。それは紀子さまや、紀子さまご実家の友人関係からも明らかだろう。

かつて紀子さまはヘイトスピーカーのメディア関係者とお付き合いがあったし、実弟・川嶋舟さんは怪しげな団体の広告塔をしていたり、父・辰彦さんはパチンコ業界のドンと友情を深められ相手のおごりで韓国旅行までされている。どうにも脇が甘すぎるとしか言い様がない。

話を献上品に戻そう。2010年ごろ、秋篠宮家に並ぶ「出どころ不明」の調度品・美術品が問題になったことがある。紀子さまが仰るには、「未来の天皇となられる悠仁さまの品位を貶めないために揃えた」であるが、明らかに年額160万円の上限を遥かに超すような献上品を受け取り、それを堂々と置くことは問題があると注意申し上げた。「出どころが明らかなものを置いて頂きたい」とお願いした。もちろん皇族費で賄える範囲で揃えていただくことを念頭に置いた発言だ。

しかし紀子さまの対応は我々の予想の斜め上を行った。秋篠宮邸の玄関先廊下に定価500万円のリチャード・ジノリの壺が置かれていた話をしたい。2010年に苦言申し上げる前までは、この壺について「国内公務の折に、ある会社の社長から頂いたものである」と紀子さまから説明いただいた。だが苦言申し上げた後には「前回の説明は間違えていた。実はこれは海外公務の折に、先方国より頂いた壺である」と説明が変化した。

なぜこのように説明が変わったのか? その理由は「外国交際のための儀礼上の贈答」ならば、日本国憲法第8条及び皇室経済法により国会の承認を必要としないという例外規定があるからだ(皇室経済法第2条)。

つまり海外公務の折に儀礼上頂いたものであれば、どんな高価なものでもノンチェックで受領できるのだ。もちろん私は、秋篠宮家に置かれた高価な調度品や美術品が、すべて海外公務の折に儀礼上頂いたものであると信じざるを得ない立場だ。だがどうして紀子さまの説明がコロコロ変化したのかはいまだに解らない、ということにしておかねばならない。

まさか一種のマネーロンダリングだったのだろうか?



25 件のコメント

  • そんなに困窮しているのでしょうか。そうかといって内廷化すると、さるお方の衣装代の余波でやっぱり困窮?

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    • うわ~~(*”艸3`):;*。 プッ
      こじきなんて言葉聞いたの、何十年振りだろう!?
      しかも皇室関連で聞くなんて( ˙_˙ )

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    • 将来の皇太子の育つ家庭じゃないよ。
      宮家で育った子を天皇にするのは無理。
      天皇家のスペアとして宮家があるなら、スペアらしい暮らしをしなきゃ。
      チャウシェスク家で育った息子を国の象徴なんて無理。
      このチャウシェスク宮家を今後、どうするの?
      困ったなあ。

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  • 「将来の天皇」を印籠に、やりたい放題だけど、「将来の天皇」に必要なことなの?違うでしょ。自分の私利私欲の言い訳に使わないで。

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  • 紀子さんっておっとり世間知らずのふりをしながらも、ずいぶんとずる賢いんですね。驚きました。しかも自分の所有物にしたいがための前言撤回。ブランド品の転売も、お車代の出るご公務に執心しているのも、現金でなくても高額なものを維持していたい等、これではまるで、金の亡者ではありませんか!

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    • 紀子さまが、ご自分が好きで銭ゲバ公務をせっせとこなしているのに、雅子様が公務が少ないってあてこするのはおかしいよね。
      私だってこれだけ貰えるなら、重病でも這ってでも行く笑。
      首にコルセット着用でも、妊娠中でも産後間もなくでも、喜んで公務するわ笑
      1年中、連日連夜でも、これだけ貰えるなら、絶対やる笑。
      でも、子供が出来たら、お金よりも子育てを優先するな。
      だってそれまでに散々、億単位で稼いで貯められているだろうから笑。

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  • 秋篠宮家の海外や国内公務の多さ、スーツケースが尋常でない数、なぜか空いていた公邸?を秋篠宮一家が使用していた事(死蔵用だったのですね)、キコの都度変わる理由・・・確信犯ですね。

    なのにどうして小内様もおっしゃっておられましたが、お金がないのでしょうか?

    それらの物を月一売れば少なくても、ン百万円です。今まででも億は軽いでしょう。

    御代替わりよりもずいぶん前に、ラーメンを食べに行ったお店でも支払いは(店側が恐縮して受け取らず)宮内庁がこういう時用に?作成してある干菓子をキコが渡したとネットで読みました。(その時の干菓子の写真あり)

    こんなにケチ臭く周りの職員に還元するどころか(昔はそういったものをお付のものが下賜品として頂いていた慣習あり)まだ足りないと予算を欲しがる・・・私は不思議で仕方がありません。

    皆さんも考えるように、宮内庁も把握できていない物など実家などへ流出しているのではないかと考えてしまいます。

    一体、キコは(秋篠宮はそういう事に疎そうなので)それらのお金をどうしているのでしょう?

    皇室の名を騙った、金の亡者だと思います。お育ちでしょう。

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  • 結局、自分のために息子を天皇にしたいんですね。
    わかりやすい方だこと。
    高い物を置くだけで品位が上がるなら、楽ですよね。
    もしかすると、秋篠宮家の方から献上するように言っているのではないですか?

    ずっとしまい込んでいるのなら、チャリティーに出して、売り上げを全て被災地に寄付すればいいのに。

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  • 秋篠宮紀子さんにしても、美智子女帝にしても、御自分で働いてお金の価値を知らない方に限って、成り上がりみたいな為さり様ですよね。
    税金を湯水の如く使い、お買い物中毒で、自己満足の為に贅沢三昧ときてますよね。
    紀子さんも、息子悠仁さんの将来を考えているなら、お金の価値を知り質素倹約を旨に賢く生活されたら、如何でしょうか❓
    贅沢三昧は、反って品位を落としている事にお気付きでは有りませんか❓

    徳仁天皇が未だ未婚の折りに、将来の配偶者のタイプを聞かれて会見されてた時の事を思い出しました。
    「ティファニーであれこれ買い物するのでは無くて、自分と価値観が同じなのが良い」と仰ってたと。
    雅子皇后は、実に価値観の合う方でしたね。
    本当にお目が高かったと思います。
    やはり、お側で反面教師を見ていたからですね。

    秋篠宮家が内廷皇族を固持しているのは、好き勝手に出来ないからなんですよね。
    全く、天皇家は雁字搦めな状態ですよね。

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    • それでも雅子皇后は、お輿入れの際にご実家からお持ちになったブランド品のバッグをご公務で使われていたらバッシングされましたよね。「紀子さんは公平性を保つために特定のブランドだと分かりものはお持ちになりません!」って。でも、よく分かりました。雅子皇后にとっては使うもの、紀子さんにとっては転売して換金するものだったということが。

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    • イギリス留学の時も、皆と同じ寮暮らしで、回りがたまには日本に電話でもしたら?と言うと、自分は電話代も自分のお金ではないし、高くつくからと仰ったそうで。
      秋篠宮は通訳付きのホテル暮らしで、毎晩紀子と長電話していたらしい。

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  • 恥じを知るなさいと、申し上げたい
    ですねそんなお金で、小室さんに慰謝料払えばいいんじゃないのかなと、考えてしまいますけどね

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  • 紀子さまって強欲な人なんですね。小室氏への破談金は税金でなく、頂き物で賄うことができるのではないですか?

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  • この話を読んで心配になったこと。

    美智子さん引っ越しの時、由緒ある調度品も根こそぎ持っていくのではと。
    それこそ、あてつけのように。

    そうなった場合、宮内庁の皆様、、、天皇皇后両陛下のため、平成時代よりもっと素晴らしい調度品をお蔵の中から出してあげてくださいね~。
    美智子臭のついてないものを、是非~

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  • もうこの顔、表情が怖いです。年を取るとしてきたことが顔に出るっていうけどまさにそれなのねとしみしみ思っちゃいます。

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    • 高級エステでお手入れしているはずなのに、年齢より老けて見えるのは、心持ちが悪いせいでしょうか。

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  • 高価な物を持つことと品位は特に関係ないのに…。紀子さまは何か品位というものを勘違いなさっているのかもしれませんね。

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