中日・平田良介外野手(31)が6日、来季の相棒に「しなり」を求めていくことを明かした。大阪市内のホテルで開かれた、アドバイザリー契約を結ぶSSK社のプロスタッフ会議に出席。来季の用具について話し合い、予定していた通りバットを今季より0・8センチ長い86・3センチのものを導入する方針を確認した。その大きな理由が、平田がバッティングで求める「しなり」を重要視したことだった。
「振れるのであれば、長い方がいいと思う。もう少し、しならせたいというのはある」
ずっとアオダモのバットを愛用していたが、原材料が枯渇したため今季からメープルを使っている。しなやかと言われるアオダモから、堅いと言われるメープルへの材質の変更。平田は、その手に残る感触の違いがずっと気になっていた。
「メープルの方がアオダモよりしなりが出ない。でも、しなりを出したいと思いました。捉えの感覚、当たった時の感触はしなった方がいい」。より「しなり」を出すために着目したのがバットの長さだった。わずかながら長くし、理想の操作性を追求していく。
相乗効果もありそうだ。「よりしなることで、飛距離がアップすると捉えてもらっていい。長ければ長いほど飛ぶということです」とSSKの担当者は説明する。しっくりとなじむ新相棒とともに新シーズンを迎える。 (井上洋一)