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2019年12月7日 紙面から
契約更改し笑顔でポーズを決める大野雄=名古屋市東区の球団事務所で(今泉慶太撮影)
中日の大野雄大投手(31)が6日、名古屋市内の球団事務所で契約交渉に臨み、7000万円増の1億3000万円プラス出来高払いでサインした。球団から提示された3年契約ではなく、単年契約を選択。がむしゃらに勝負する決意を示し、キャリアハイの成績を誓った。中日はこの日で外国人選手以外の全選手との契約更改を終了した。
大野雄の言葉に偽りは感じられなかった。提示された複数年の3年ではなく、単年での契約。順当ならば来季中に取得する国内FA権の行使を見越した選択ではないかとの見方に「そう思われてもしかたない」と言い、思いを吐露した。
「今年は去年の0勝からがむしゃらにやった結果。FAは目標でもあるし、取得するまではがむしゃらにいきたいので1年でお願いしました。FAは取れたとしても1年間しっかりやれないと生きてこない。まずは来年しっかりやること」
当初は3日に予定されていた交渉。京田の日程が決まらなかったため、球団は先延ばしにしてまで大トリに据えた。最大の功労者として認めるからこそ敬意を表した形。年間を通じた活躍を評価され、宣言残留を認める言質ももらった。
「金額を聞いてびっくりした。1億円プレーヤーに返り咲けるとは思っていなかった」。2016年以来、4年ぶりの大台復帰。「まさか複数年も提示してもらえるとは思っていなかった。ありがたい気持ちでいっぱい」と感謝した。
現時点で決まっていることは何もない。雑念もない。今は東京五輪も控える20年シーズンにまい進するのみ。「イニングはちょっと厳しいかもしれないけど、すべていい数字をたたき出したい」。目標をキャリアハイに設定した。
15年には207イニング1/3を投げて11勝を挙げた。6完投、3完封で防御率2・52。ただ、9月にノーヒットノーランを達成し、防御率2・58で最優秀防御率のタイトルを獲得した大野雄は「僕の中ではキャリアハイは今年」と言い切る。15年は3試合あった6失点以上が今季は1試合のみ。年間を通じて安定していた自負がある。
そんな今季でも自己評価は「70点くらい」と厳しめ。「もっと勝てた試合はいっぱいあった。8月以降の投球を交流戦くらいからできていたら、順位も上がっていたかもしれない」。7年連続Bクラスへの責任も感じている。
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