女子SPなどが行われる6日(日本時間7日)の午前には、女子の公式練習が行われ、大会連覇を狙う紀平梨花(17)=関大KFSC=やロシア勢が参加。女子のSPは規定で4回転ジャンプを跳べないが、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を武器とする紀平とコストルナヤ(ロシア)に、もう一人の強敵が加わりそうだ。
紀平のジャンプは安定感抜群。曲かけ練習ではトリプルアクセルを鮮やかに決めたほか、フリップ-トーループの連続3回転ジャンプや、両手を上げて跳ぶ3回転ループも安定していた。
一方、前日の公式練習で4回転4種類目となるフリップジャンプを跳んでいたGPシリーズ2勝のトルソワ(ロシア)もトリプルアクセルに挑戦。曲かけの冒頭にトリプルアクセルに挑んで転倒するも、練習終盤には新たな大技を何度も跳んで、初挑戦への意欲をのぞかせていた。