【できる人は知っている】効果の良い勉強法には「ある法則」があった

こんにちは、しんです。
今回は効率的な勉強法についてです!

・勉強法が分からない方

・勉強を今から始めようとしている方

・勉強に苦手な方

・資格試験の勉強法がわからない方

に必見です!

 

僕たちが普段、サイトやブログの記事で挙げられている「効果的な勉強法」は本当に効果的なのでしょうか?


過去の記事でも解説いたしますが、悪気はないとしてもやはり何も理解せずに都合のいい部分だけ「言ったり・書いたり」している方がいるためとても悲しいです。

 

詳しくはこちらで解説しております↓

 

またそれを見た読者の方も、いつまでたっても勉強の質も成績の向上につながらない可能性があります。

 

しかし、今回はそんな「効果的な勉強法」にも実は科学的に実証されたものがあります。ですが、それだけではありません!!

 

その中にはある法則」があるというのも分かっています!

 

また、できる人はしっかり「その法則」を理解しているから成績の向上などといった学習効果にも発揮できるわけです!

 

ですから、この記事を見た方はほんとうにラッキーです!

ぜひ自分がやっている勉強法がしっかりと効果的なものなのかを確認してみてください。

 

今回は効果的な勉強法の「ある法則」を4つご紹介したいと思います!

 

 

寝る1時間前に覚えたことは頭に残る

 

「レミニセンスの法則」

 

脳内で「短期記憶」が「長期記憶に書き換わるのは睡眠中のレム睡眠なので、記憶するのに最も効率のよい時間帯はなら1時間くらい前です。

その時に起こるのが「レミニセンスの法則」なのです!

 

レミニセンスの法則

→脳内で昼間蓄えた情報を取捨選択し、不要なものは排除、必要なものは長期記憶化されるのです。主にレム睡眠のときに行っています。

 

ノンレム睡眠では深さによって違う…

・深いノンレム睡眠(一晩の睡眠の前半に多い)

→「いやな記憶」を消去する働き

・浅いノンレム睡眠(一晩の睡眠の後半:朝方に多い)

→手続き記憶を固定する働き

【引用元】

  

そして、情報整理の過程に時間がかかるので、覚えた直後よりも、少し時間が経ってからのほうが思い出しやすいのです。

ただし「短期記憶」は容量が限られているので、寝る直前に記憶したいことを確認してから眠りにつくと効率がよいことが脳科学で証明されています。

 

  

五感で覚える

 

「アンカリングの法則」

 

受験勉強や資格試験などで大量の情報などで大量の情報を記憶しなければいけない場合、「意味記憶」(ただの暗記)よりもエピソード記憶(感情などがからまった思い出)とれんどうさせるのがとても効率的な方法だ。

そこで心理学で使われるアンカリングの法則」が使えるのだ。

 

アンカリング

→外的な刺激や内面の経験を引き金にして、自分の感情や身体的な反応を結びつけるテクニック

 

なぜ「アンカリングの法則」が有効なのか?

実は、長期記憶が保管される「側頭葉」の「側頭連合野」が五感や心、動機などを機能させる部位だからです!

そのため暗記の際には、五感を刺激すると脳が活性化されて、記憶が定着しやすくなるのです。

 

また心理学者ミラーの研究で明らかになった「マジカルナンバー7の法則」というものがあり、人間の短期記憶の容量ですぐに記憶できるのは「7±2項目の範囲」とされているます、

これは人間が一回に覚えられるのは7つまでとされていることからこういった名前が使われている。

→記憶が苦手な人だと覚えられる数は5つまで

→記憶が得意な人だと覚えられる数は9つまで

ということも分かっている。

 

 

だから、歴史的事件の年号の語呂合わせなど意味的なひとまとまりのを覚える勉強法は記憶の限界を最大限にまで図れるため有効というわけなのです。

 

いつものことながらやはり脳に定着させる条件は

・ちゃんと理解している

・繋がりがある

これをしないと、脳はこれは自分にとって不十分な覚え方をした記憶を不必要なものと判断されすぐに削除してしまうため、しっかりとわかるまで何度も復習することがオススメです。

 

 

脳は「起床後4時間後」に最も回転する!

 

サーカディアンリズムの法則」

 

人の体にはサーカディアンリズムと呼ばれる正体リズムがあります。

これは朝になると目覚め、夜になると眠るという一定のリズムを約24時間周期で繰り返しているというものだ。

実際、これは律神経と交感神経に大きく関係している。

 

自律神経(日中)

→人間の行動を機能させていて、交感神経が優位になると思考力も活発化

副交感神経(夕方以降)

→活発になるとリラックスした気分しやすくなる。

つまり時間帯により体内の状態は変化しているため、この法則を知っているだけで「効率的な勉強法」につながるわけです。

 

人間の思考力は目覚めてから4時間後に最も最高なパフォーマンスを迎える

のため、論理的な思考力を必要と作業やクリエィティブなアウトプットは朝イチから午後までに行うのが一番効率的と言えます。なぜなら、集中力などといった勉強をするときに必要な要素が密接しているからです!

 

詳細はこちらにも書いております↓

 

 

「朝日を浴びる」と脳が自然に目覚める

 

「ワーキングメモリの法則」

 

勉強が朝型がいいか夜型がいいかは生活サイクルにもよるが、とにかく睡眠をしっかりととり、頭がスッキリしているうちに大事な作業を終えることがベストです。

ただし、大学受験は朝から行なわれるので、夜型は不利です!社会人の資格試験で試験開始が午後であれば、必ずしも朝型が有利ともいえないが、勤務終了の疲れた頭で勉強するより「ワーキングメモリ機能」が全開の状態で勉強した方がダンゼン効率的です!

ワーキングメモリ機能

→脳には高度な知的作業を行なうためにこの機能がある。これは脳の前頭連合野や海馬が中心的な働きをしている。

 

またこの機能としては主に…

・計算

・推論

・会話

・文章構成

 

実は、「必要な時だけ作動して作業が終了するとメモリをゼロに戻す」というリセットボタンのようなでもあります。

 

これは計算を例に挙げれば分かります。

「21+5=26」の計算が終われば一旦リセットして違う「3+14=17」の計算をするということです。

 

これは先ほど機能している「推論」・「会話」・「文章構成」にも終わったらリセットするという機能が働くため同じ文や考えになりにくくなります。

 

また、起きている時間が長くなるにつれて、新たな情報がどんどん上書きされてワーキングメモリの機能が低下します。寝る前に思考力をともなう作業は効率が悪いです!

 

だから、通常は朝目覚めてから脳が動き出す午前中が最もパフォーマンスがいい!

 

このときに脳が起きるためのスイッチの役目を果たしているのが脳幹網様体です!

こいつは日光や運動、刺激によりスイッチが入る特徴があるため、朝起きたら外に出て日光に浴びてください!!

 

こういった刺激を与えないと、起きてる最中、ボーっとしてしまい無駄な時間を過ごすことになってしまいます。

 ですから、勉強というのは実際、こういった脳や生体リズムの働きや仕組みまで理解する必要があるのです!

 

 

【番外編】成績はなぜある日突然に伸びるのか?

 

「べき乗法則」

 

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脳科学によると、経験記憶と海馬は「べき乗法則」によって成長していきます。

先ほど紹介したワーキングメモリには前頭連合野と海馬が関係しているので、実は勉強の能力もトレーニングすればするほど「べき乗」でアップできます!

 

能力がべき乗でアップするということは、最初の能力が1したときに二乗ずつ増えると、2の二乗で「1024」である。さらに2の20乗にまでなると「1048576」になり、最初の能力値よりも大幅に増やしたことになります。

 

最初は一部の人を除き、能力はめちゃくちゃ低いため、どんなに努力してもなかなか効果が出ないです。しかしコツコツと努力を続けると「べき乗法則」が威力を発揮し、最初とは比べものにならないくらいような能力を発揮するものです。

 

ですが、努力の仕方をミスるといつまでたっても能力覚醒することができません!

前の記事で努力する方を分析したのでそちらもよろしければ参考にしてください↓

 

 

まとめ

 

記憶の定着には様々な議論や研究がなされている中、ウソの情報もはびこっています。安易に有名人が言っているから本当だ!とかという意見を持ってしまうのは危険です!!

 もし結果をちゃんとかたちにしている必ずちゃんとした裏付けがあるのかも調べるべきです。