スイーツ好きの方、台湾のスイーツといったら何が思い浮かぶでしょうか?
タピオカ、パイナップルケーキ…くらいでしょうかね。
台湾で食べれるスイーツって甘さ控えめの物が多いイメージが強いですがいったいどんなスイーツがあるのでしょうか?
前回に引き続き、今回は今年台湾で食べたスイーツを紹介していきます。
- 1.タピオカという名前を奪われた元祖タピオカ!【西米露】(シーミールー)
- 2.もちもち食感の可愛い奴【芋圓】(ユーユエン)
- 3.もはや知らない人はいないはず、定番中の定番!【芒果冰】(マンゴービン)
- 4.メロンパンじゃないよ!【焦糖煉乳包心粉円】(ジャオタンリエンルーバオシンフェンユエン)
- 5.騙されたと思って食べてみて!【鮮奶紅豆湯+紫米】(シエンナイホンドウタン+ズーミー)
- 6.食べたら誰でも幸せな気分になってしまう!【舒芙蕾】(シュフレイ)
- 7.クリーム入れすぎちゃいました!【Kachi泡芙】(パオフー)
- 9.甘さ控えめなお味で美味しゅうございます!【松子酥】(ソンズスー)
- 10.悪魔的うまさでカロリーとかどうでもよくなる!波羅麵包(ボーローミェンバオ)
- 11.台湾人が愛してやまないスイーツといえばこれ!【豆花】(ドウホァー)
- 12.鳥ケーキってなんですの?!【雞蛋糕】(ジーダンガオ)
- 13.日本語訳は黄金練乳まんじゅう!?【炸銀絲巻】(ザーインスージュエン)
1.タピオカという名前を奪われた元祖タピオカ!【西米露】(シーミールー)
中国語では西米露という名前がありますが昔の日本ではタピオカと呼ばれていた存在。中華料理屋のデザートなどで目にするタピオカココナッツミルクはのタピオカがこれですね。今は何て呼ばれているのでしょうか?
このミニタピオカ?プチタピオカ?はキャッサバの澱粉から作られていて触感は大きいタピオカよりもやわらかく、小さくて噛むのが難しいという食べ物です。
大きいタピオカは台湾では珍珠(ゼンジュー)と呼ばれる事が多くこちらはサツマイモの澱粉から作られているとの事で、食感はもちもちしていますね。
ミニタピオカはどちらかといったら脇役の感じですが、大きいタピオカは主役といったイメージな気がします。
台湾では夜市で椰奶西米露(タピオカココナッツミルク)が飲み物として売られている事もあるので、手軽に楽しむ事は出来ます。ただちょっと甘めなお店が多いので甘いの苦手な方は注意です。
2.もちもち食感の可愛い奴【芋圓】(ユーユエン)
簡単に言うと芋の団子ですね。芋頭(タロイモ)をベースにサツマイモやジャガイモの粉を混ぜて茹でた物で、かき氷の上に芋圓や他のトッピングを載せシロップをかけて食べるスイーツ。季節や場所によっては温かいタイプもあります。
白玉よりももちっとしていて、お芋の香りがほんのりとして美味しいです!
台湾だと九份(キュウフン)で有名なスイーツですので、食べた事がある方も多いのでは?
台中だと『東東芋圓』というお店が一番人気だと思うので是非!
3.もはや知らない人はいないはず、定番中の定番!【芒果冰】(マンゴービン)
最近ではマンゴーシェーブアイスとかマンゴーかき氷はインスタ映えを狙ってやり過ぎな感じのお店も多いですが、それでも食べたい一品。
やり過ぎ系のお店は一人では食べ切れないと思うので2.3人でシェアするのがいいでしょう。
マンゴー以外にも季節によってはイチゴやドラゴンフルーツを使った物もあるのでさっぱりした物が好きな方にはそっちがおススメです。
又、氷がかき氷タイプとシェーブアイス(味付きの氷)のタイプがあるので、好みによってお店を選ぶといいですね。
個人的にはかき氷タイプの方がさっぱりしていて好きです。
台中のかき氷で一番有名なお店はここ『點頭冰』
4.メロンパンじゃないよ!【焦糖煉乳包心粉円】(ジャオタンリエンルーバオシンフェンユエン)
長い名前ですが、キャラメル練乳味のかき氷でトッピングでタピオカやお団子みたいなのが付けられる感じです。
フルーツ系とは違った台湾スイーツがたっぷり詰まったかき氷で氷の中身は仙草ゼリー(ちょっと苦いけど健康には良いゼリー)や小豆、きな粉などが入っており台湾らしさの宝石箱。
トッピングで珍珠(タピオカ)や粉圓(団子みたいなの)を頼めば台湾のスイーツの大半を食べつくせる贅沢な一品。
甘さも選べるので、甘いのが苦手な方は練乳少な目などで調整も出来ます。
台中で食べれるのは『焦糖煉乳包心粉円』というお店なので是非行ってみて下さい!
5.騙されたと思って食べてみて!【鮮奶紅豆湯+紫米】(シエンナイホンドウタン+ズーミー)
鮮奶とはミルクの事で、紅豆湯は小豆の事です。紫米とは紫色のお米なのですが、これがなんとも食感が良い。
さらに中に入っている粉角という物体は四角くて透明のやつですね。これがお餅のような食感とタピオカの喉越しを併せ持ったような自分好みのやつなんです。
是非ともこの粉角と紫米は食べて頂きたいですね。
個人的には今年一番おいしいと思ったスイーツで、牛乳に小豆が入った物にトッピングでつぶした紫米や紛角が入っています。
紫米の滑らかな食感と紛角のモチモチの食感、そして小豆とミルク混ざった程よい甘さが最高です!
寒いときは温かいものもあるので、気候に合わせて注文して下さい。
台中でのおススメはここ『三圓古早味綠豆湯』です。
6.食べたら誰でも幸せな気分になってしまう!【舒芙蕾】(シュフレイ)
舒芙蕾は中国語ではスフレの発音から当て字でこういう風に書きますね。日本でもよく見かけるスフレですが、台湾でも年々認知度が高まっていて美味しいお店も増えてきています。
写真のようなタピオカをのせた物や、マンゴー入りの甘さ控え目のものなどお店によって違いますが洋菓子好きには食べて頂きたい一品ですね!
スフレとかパンケーキをおじさんが食べていても変な目でみないようにお願いします。
7.クリーム入れすぎちゃいました!【Kachi泡芙】(パオフー)
泡芙はシュークリームの事ですね。Kachiはお店の名前ですね。
最近は食べる直前にクリームを注入する系のシュークリーム屋さんは多いですが、このお店はシュークリームの域を超越していますね。シュークリームクリーム位です。
裏側からクリームを注入して、シュークリームの裏面全てクリームです(笑)
飛び出たクリームに砂糖を掛けてバーナーでカラメル状になるまで炙るというインスタ映えに特化した一品です。
クリームが美味しければ満点なのですが、台湾のカスタードは日本のレベルまではいかないのでそこはご愛敬。
食べる際はスプーンをくれますが、クリームをこぼさずに食べるのは至難の業なので挑戦してみて下さい!
8.限定って言葉にひかれてしまう方へ!【霜淇淋】(スワンチーリン)
台湾のコンビニなどでは季節限定のソフトクリームが販売されています。
写真はタロイモのソフトクリームで期間限定でしたね。その前は鉄観音茶味もありましたがこれも美味しかった!
ただ注意して欲しいのは台湾にコンビニは沢山ありますが、ソフトクリームサーバーを設置しているお店はそこまで多く無いので、運よく見かけたら買ってみる事をおススメします。
9.甘さ控えめなお味で美味しゅうございます!【松子酥】(ソンズスー)
観光客には意外と知られていないであろうこのお菓子。松子はマツコではなく松の実のことなので安心して下さい。
和菓子のような上品なお菓子で甘さ控えめの餡に松の実が高級感を醸し出すこのお菓子。
台湾茶を飲みながら頂くと更に台湾を感じられるので試してみて欲しい一品です。
個人的にはパイナップルケーキよりも好きであるが自分の買うお店は賞味期限が短いので(10日位だったはず)帰りがけに買うのが良いですね。
台中だと俊美食品というお店で買えます。松子酥の他にも台中名産の太陽餅も売っているのでお土産を買うのにも〇
10.悪魔的うまさでカロリーとかどうでもよくなる!波羅麵包(ボーローミェンバオ)
メロンパンのようなサクサク生地の焼きたて熱々のパンに冷たいバターをぶち込むという単純すぎるけど悪魔的おいしさの食べ物。
カロリーの事など考えずにかぶりつくのが最高の食べ方。
一口食べると、ほんのりと甘い生地×バターの塩加減と熱々のパン×冷たいバターというダブルで相反する化学反応が口の中でビックバンを起こし止まらなくなります!
夜市でご飯を食べて、お腹が一杯食べれてしまうので本当に旨いのは間違いないです。
街中にもお店はありますが、台中の夜市だと逢甲夜市、一中街夜市、東海夜市にはお店があるので是非!
11.台湾人が愛してやまないスイーツといえばこれ!【豆花】(ドウホァー)
口当たりの良いなめらかな食感の豆花は台湾スイーツを語る上では外せない一品です。大豆の香りとやさしい甘さのシロップを一緒に食べると幸せの花が口の中に咲き乱れます。
トッピングの種類はさまざまで、定番の小豆や緑豆を始め、タピオカややわらかく煮込んだピーナッツやタロイモが個人的におススメですね。
注文で何かよくわからない時は美味しそうな物を指差しすれば入れてくれるので、色々挑戦してみるのも面白いですね。
12.鳥ケーキってなんですの?!【雞蛋糕】(ジーダンガオ)
日本人も大好きな雞蛋糕。雞は日本語で鳥、蛋糕はケーキという意味ですがチキンケーキでも無く、チキンステーキでも無くベビーカステラの事ですね。
日本だと結構なお値段を取るお店も多いですが台湾ではお手頃価格です。
お店や中身の有り無しで値段は変わりますが30元~60元位(約100円~200円)が相場かと思います。
プレーンタイプもいいですが、チョコレートやピーナッツなど日本ではあまり見かけない味も普通においしいのでお試しあれ!
13.日本語訳は黄金練乳まんじゅう!?【炸銀絲巻】(ザーインスージュエン)
台湾で有名な春水堂の日本語訳はたしか黄金練乳まんじゅうと中々かっこいいネーミングの炸銀絲巻。
わかりやすく言うと揚げパン練乳添えといったイメージです。
ただ馬鹿にしてはいけないです。外はカリッ中はもっちりふわっとしていてそれに練乳を付けて食べるというちょっと変わった食べ方ですが、小さい頃に練乳を直で吸っていて親に怒られていた私としてはたまらなく好きです。
カロリー+カロリーで不味いわけがないので台湾に来た時くらいは食べちゃってもいいんですよ!
という事で今回はここまで、前回書いた台湾料理の記事もよかったら是非参考にして下さい!