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【社会】電通、有罪確定後も違反 残業月最長156時間 是正勧告広告大手「電通」(東京)で、二〇一八年に社員の違法残業などの労働基準法違反と労働安全衛生法違反があったとして、三田労働基準監督署が九月に是正勧告していたことが、同社への取材で分かった。同社を巡っては一五年十二月に新入社員高橋まつりさん=当時(24)=が過労自殺。法人として労基法違反罪で有罪判決を受け、確定したにもかかわらず、適正な労務管理をしていなかった実態が指摘された。 まつりさんの母幸美さんは五日「大変な怒りと落胆を感じる。全ての社員が危機感を持って労働環境の改革に取り組むべきだ」とするコメントを発表した。 同社によると、一八年に労基法違反二件、安衛法違反一件があったとして是正勧告を受けた。いずれも九月四日付。 同社の労使協定では残業時間の上限を原則月四十五時間、事前申請すれば月七十五時間に延長できると定めていた。営業関連の部署で上限を超す違法残業が四回あり、最長は上限の二倍以上の月百五十六時間五十四分だった。月七十五時間に延長するための事前申請をしなかったケースも六回あった。 電通の広報部は「いずれも解決を図った。引き続き労働環境改革に注力していく」としている。 PR情報
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