こんにちは!
今回のお題は
著者:ジュリア・ショウ/服部 由美
「脳はなぜ都合よく記憶するのか 記憶科学が教える脳と人間の不思議」
を読んでの要約?感想を書いていきたいと思います!!
はじめに
これは、個人的な疑問なんですが、、、
みなさんも思い当たるところありませんか?
既視感を
既視感とは??
過去に経験・体験したことのない、初体験の事柄であるはずにも関わらず、かつて同じような事を体験したことがあるかのような感覚に包まれること。「前にもどこかで一度これと同じものを見たような気がする」という感覚。
「デジャブ」はフランス語の「déjà u」をそのままカタカナ表記にした表現である。あえて英語に訳すと「already seen」となるが、英語でも「déjà u」のまま(外来語として)扱われている。日本語では「既視感」あるいは「既知感」と訳されることもままある。
2019/12/04 webilo辞書より
今までに体験したことないことをあたかも体験したように感じる感覚。
このような感覚も脳が勝手に都合よく記憶し私たちに記憶のエラーを起こしているのかもしれません。
本書には多くの私たちの疑問と解答がわかりやすく書かれています。
どうして起こってもいない出来事を記憶してしまうのか?なぜ正確な記憶をできないのか?
睡眠学習やメディアは本当に効果があるのか?なぜ自分の記憶を誤るのか、なぜ起きてもいない出来事をまちがえて記憶するのか??
ソーシャルメディアは記憶にどのような影響を及ぼすのか、誤った記憶が原因の不当な有罪判決を防ぐにはどうしたら良いのか?
本書を読むと、あまりにも多くの記憶エラーが私たちの知らず知らずのうちに起こっているかを知ることができる。
しかし、いかに人間の記憶が曖昧で信用ならないものだといっても、落ち込む必要はないと著者はいう。
「過去が曖昧だからこそ、現在に注目すべきだ」と著者はいう。
記憶は人アイデンティティーの基礎を築く。
記憶が自分の経験したと考え思うことを経験したと考えるものを決め未来に自分にできると信じてるものが決まる。
自分の記憶に疑問を抱けば自分が何者かという基盤そのものを疑わなければならない。
一般記憶と呼ばれる意味記憶
意味概念事実の記憶のこと意味記憶はエピソード記憶あるいは自伝的記憶と共に働く赤ちゃんの時の記憶嘘作話と情報源の混乱する。
チャクキングで記憶が増える
幼年期の記憶が歪みやすい理由
科学者が記憶の成熟ー加齢に伴う記憶の変化ーについて語る時、たいてい短期記憶の変化と長期記憶の変化に分けて話す
1956ブマリストン大学のジョージミラーが人がワーキングメモリーに一度に保持できる情報の数は7±2多くても9しかしマジカルナンバー7は疑問視
ミズーリ大学のネルソンコーエンの論文2001ではたったの4〜30秒くらい
チャンキング情報をつなげる
アリッサウィンクラー率いるネバダ大学のチームは色彩恒常と呼ばれる現象によって説明できるかどうか実験をおこなった。
色彩恒常とは照明で明る具合にのる違いを人の視覚が補正し、実際の色を推定することだ。
青黄アシンメトリーという現象表面が青味を帯びる場合黄色赤緑を帯びている場合よりずっと、表面が灰色あるいは白と知覚される可能性が強くなる。
まとめ
どうですかみなさんの周りにもたまに、1.2歳の頃の記憶があると嘘はついてないのですが、脳のエラーで勝手に記憶していると勘違いしている人がいると思います。
もしかしたらあなたも??
作者も言っていったことでこの脳の仕組みを理解することで「記憶」に縛られず「現在」に目を向けることができます。
もし詳しく読みたいと思った方は是非、本書を読んでみてください!!
最後まで読んでいただきありがとうございます
参考文献