一般社団法人「日本プロ野球選手会」の定期総会が5日、大阪市内で開かれ、理事の改選で中日の大島洋平外野手(34)が2期4年務めた理事長を退き、ソフトバンクの松田宣浩内野手(36)が新理事長に選任された。
総会後に花束を贈られた大島は「(任期中は)幼稚園訪問など小さな子どもたちに野球への興味を持ってもらえるような活動を始めた。松田さんは球界を代表するムードメーカー的存在なので、将来の野球界も明るくしてくれると思う」とあいさつした。
また、この日は「ひとり親家庭の野球支援」を開始することを決定。経済的な事情で野球を始められない子どもに対してバットやグラブ、活動費などの物資援助を行うもので、期間は小学4年から3年間。毎年約10人を予定している。初年度は2021年4月で小学4年になる児童を対象として、来年9月前後に公募を開始する。