【台中・長森謙介】台湾で開催中の「アジアウインターベースボールリーグ」に参加している中日・根尾昂内野手(19)が4日のCPBL戦(台中)にNPBホワイトの「3番・二塁」でフル出場した。計5度の守備機会を無難にこなし、手応えを口にした。
「失策をしないように過敏になったところはありましたが、二塁で守りやすいなと感じた部分もありました」。試合後には確かな感触をつかんでいた。
秋季キャンプから本格的に始めたサブポジション。外野は台湾で中堅、右翼でスタメン出場したが、二塁は11月26日のNPBレッド戦(台中)で1イニング守っただけ。しかも打球は飛んでこなかった。それだけにフルイニングを守ったことが収穫だった。打撃こそ二ゴロ、左直、四球、空振り三振、二ゴロで4打数無安打だったが、可能性は確実に広がっている。