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【ドラニュース】

大島、来季もグラブの色変えない。2年連続無失策の「グレー」

2019年12月5日 紙面から

SSKプロスタッフ会議で、グラブの感触を確かめる大島=大阪市で(黒田淳一撮影)

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 中日の大島洋平外野手(34)が4日、大阪市内のホテルで開かれた、アドバイザリー契約を結ぶSSK社のプロスタッフ会議に出席し、来季の用具について話し合った。今回、大島がこだわったのは機能性よりも色。そこには3年連続無失策でゴールデン・グラブ賞を獲得するための験担ぎと、生涯竜を決断した男のドラゴンズ愛があった。

 2時間半をオーバーしたSSK社との話し合い。大島は会議後、「バットもグラブも(機能は)変えてませんよ」と笑った。打撃で最多安打のタイトルを獲得し、守備でもゴールデン・グラブ賞を受賞した大島が議論を重ねたのは「色」だった。

 SSK社からはオレンジと青のグラブを提案され、大島もデザインは気に入った。気分一新を図るかと思われたが「(従来の)グレーの方を使いますよ」と新デザインのグラブは、試合では使わない予定だ。これには理由があった。

 「グレーにしてからゴールデン・グラブも取っている。失策はできないポジションだけど、送球とかで失策がつくときもある。でも、失策もついていない」

 昨季からグラブの色をグレーに変えると、今季まで2年連続で無失策。当然のようにゴールデン・グラブ賞も連続で手にした。「失策ゼロは常に目標。3年続けばいいな」との験担ぎでグレーにこだわった。

 一方で、色の変化を求めた用具もある。今季から守備の際、グラブを着ける右手に手袋をはめている。汗でグラブが傷み、感覚が変わってしまうのを防ぐためだ。1年間プレーした結果、その効果を感じており、手袋は来季も使用する。その手袋の色は、今季は黒とグレーだったのを青ベースに変更する。

 

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