なんと悲しいことに、オリンパスよりPROレンズの値上げが発表されてしまいました。
まあ、このご時世しょうがないよなぁーなんて呑気に考えていましたが、その値上がり価格を見てびっくり!結構なというかとんでもなく高くなってしまいそうでしたので、値上げ前に買っといたほうが良いレンズをいくつかピックアップします。
- 値上げ前、キャッシュバックキャンペーン中の今(2020/1/13(月)まで)が買い時か?!
- M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
- M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO
- M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
- M.ZUIKO DIGITAL ED 25mm F1.2 PRO
- M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO
- M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO
- まとめ
値上げ前、キャッシュバックキャンペーン中の今(2020/1/13(月)まで)が買い時か?!
値上げのアナウンスがされたのにも関わらず、現在キャッシュバックキャンペーン中のPROレンズが多数あります。
E-M1XのキャンペーンですがPROレンズ単体でも応募可能です。
OM-D E-M1X PROレンズシリーズ キャッシュバックキャンペーン
値上げするのにキャッシュバックとか、なんか言ってることとやってることがチグハグな気もしないことはないですが、とにかくお得に買えるラストチャンスかもしれません。
筆者が所有してきて、大変気に入っているPROレンズを値上がり価格とキャッシュバック価格ともに紹介します。
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
旧価格 19万2,500円(税込)→ 新価格 21万4,500円(税込)
Amazon価格 13万1,271円(税込、2019/12/03現在)
キャッシュバック額 1万5,000円
何はともあれ、12-100mm F4.0 IS PROです。
35mm換算24-200mmの画角が全域開放からとんでもなくシャープに写る魔法のようなレンズです。
それに加えて手ブレ補正が最強。
パナソニックボディにつけても最強です。
筆者の検証ではE-M1 markIIにつけた時以上にG9 PROとの組み合わせで手ブレ補正が効きました。
マイクロフォーサーズ最強手ブレ補正の組み合わせはこれだ!LUMIX G9 PRO vs E-M1 markII - toshiboo's camera
パナソニックボディに取り付けた場合、レンズ側の補正のみ有効なので、にわか信じ難い結果ですが、日頃使用していてその手ブレ補正の効きの良さは実感しています。
とにかく、マイクロフォーサーズ最強レンズであることは間違い無いので、まだ持っていない人はこの機会に買いましょう。
そうそう、しかも寄れます。最短撮影距離は0.15m。レンズが長いこともありフードが当たるくらいまで寄れます。最大撮影倍率は0.6倍(35mm換算)とハーフマクロ以上になります。
欠点があるとすれば、若干イエローかぶり気味なのと、他の大半のレンズを使わなくなってしまう可能性があることくらいでしょうか(笑)
意外とボケも滑らかで良かったりします。
M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO
旧価格 18万7,000円(税込)→ 新価格 20万3,500円(税込)
Amazon価格 12万3,331 円(税込、2019/12/03現在)
キャッシュバック額 1万円
これも非常に素晴らしいレンズです。
これまた全域開放からシャープです。風景はもちろん、明るい上に収差も極めて少ないので星撮りにも最適です。
先ほどのM.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PROと組み合わせれば、ほぼ完結してしまいます。安心かつ完璧な組み合わせです。
あえて欠点をいうなら、出目金なので円形フィルターが使えないこと、前玉の保護に気を使うこと、ゴーストが出やすいことでしょうか。ゴーストは出やすいものの比較的コンパクトに収まるので処理はしやすいです。
もちろんパナソニックカメラでも全く問題なく使えます。
M.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO 超広角なのに開放からキレっキレなレンズ - toshiboo's camera
M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO
旧価格 20万3,500円(税込)→ 新価格 22万5,500円(税込)
Amazon価格 13万1,899 円(税込、2019/12/03現在)
キャッシュバック額 1万5,000円
テレコンバーターキットも値上げです
旧価格 22万8,800円(税込)→ 新価格 25万1,625円(税込)
Amazon価格 15万6,821円(税込、2019/12/04現在)
キャッシュバック額 1万5,000円
マイクロフォーサーズにおいて筆者が一番最初に感動したレンズです。
これとE-M1 markIIでメジロを撮った時の解像具合は、ほんとびっくりしました。
F2.8で、35mm換算80-300mmというのはなかなか使い出のあるスペックです。
屋内イベントやライブの撮影なんかはこのレンズ頼りとなっています。
2倍テレコン MC-20も使えますので、35mm換算160-600mmの超望遠ズームレンズとしても使うことができます。 最大撮影倍率0.84倍(35mm判換算)のテレマクロとしても使えるのでめちゃくちゃ撮影の幅が広がります。
この MC-20との組み合わせについては OKPさんが非常に充実したレビューを書いておられるのでこちらをどうぞ。
特に思い当たる欠点はありませんが、スライド格納式のフードの径が太いことくらいでしょうか。壊れやすいという話もありますがまだ壊してません。フードのスライド機構は超便利ですよ。
ED 12-100mm F4.0 IS PROと同じ72mmのフィルター径なのが何かと助かります。
M.ZUIKO DIGITAL ED 25mm F1.2 PRO
旧価格 18万1,500円(税込)→ 新価格 19万8,000円(税込)
Amazon価格 12万1,990円(税込、2019/12/03現在)
キャッシュバック額 1万円
個人的にはこの35mm換算50mmの距離感でのポートレートスナップが好きなのでF1.2の明るさは大変ありがたいです。
柔らかめの描写と、とろっとろに滑らかなボケでまさにポートレート向きのレンズだと思います。
特に家族ポートレートにオススメです。 家族ならではの距離感もさることながら、背景も入れやすく思い出としても適切な情報量の構図を作りやすい焦点距離です。
とか言って出せるようなポートレートの作例がないんですが😅
マイクロフォーサーズ25mm単焦点レンズ対決(LUMIX G 25mm/F1.7 vs 25mm F1.2 PRO) - toshiboo's camera
M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO
旧価格 40万7,000円(税込)→ 新価格 46万2,000円(税込)
Amazon価格 28万3,635(税込、2019/12/03現在)
キャッシュバック額 2万円
価格が価格だけになかなかオススメしにくいですが、めっちゃ良いレンズです。
筆者も所有していましたが、間も無くG9 PROへの移行を決めたので、E-M1 markIIとともにドナドナしてしまいました。
ま、代わりにLEICA DG ELMARIT 200mm/F2.8がやってきたわけですが、マイクロフォーサーズオーナーならどちらかのレンズをいつかは手にしたいところではないでしょうか。
定価を見たあとに実売価格を見ると…、ほ〜らなんだか買えそうな気がしてきますよね🤔
ちょっと色艶があるLEICA DG ELMARIT 200mm/F2.8に対して、ED 300mm F4.0 IS PROの描写はとてもピュアに感じました。解像感が高いのはもちろんですがとても素直な描写でした。
ついに憧れの840mm超望遠の世界を手に入れた! - toshiboo's camera
M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO
旧価格 14万8,500円(税込)→ 新価格 16万2,250円(税込)
Amazon価格 9万7,618円(税込、2019/12/04現在)
キャッシュバック額 1万円
筆者はこのレンズを所有していませんが、どうしても最後に紹介したいと思います。
というのも、今回このタイミングで入手しようか悩んでるんですよね😅
8mmの魚眼でF1.8の明るさを誇る、唯一無二の存在です。
オリンパスのカメラ(E-M1 mark II、E-M1X、E-M5 mark III)ならカメラ内フィッシュアイ補正で超広角レンズとしてリアルタイムにその補正された画像を見ながら撮影することができます。
残念ながらパナソニックのボディではこの機能が使えないので躊躇しています。
またもやOKPさんが充実のレビューを書いておられるのでめっちゃ購入に向けての参考にしています。
いやーE-M1 markIIを残していたら間違いなく買っていたんですが…どうしましょう🤔
まとめ
紹介した順が必須順だと思っていただければ幸いです。
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PROはほんと筆者にとって欠かせないレンズです。 これさえ持っていけばどこで何撮ろうが間違い無いんですよね。
そしてそれに超広角を補うM.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PROとのコンビで、35mm換算14mmから200mmまでズーム全域で開放からカリッカリの描写が味わえます。
紹介したレンズ以外にも
- M.ZUIKO DIGITAL ED 17mm F1.2 PRO
- M.ZUIKO DIGITAL ED 45mm F1.2 PRO
のプロ単シリーズや
- M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
も値上がり対象となっています。
いやー、M.ZUIKO DIGITAL ED 45mm F1.2 PRO も気になるなぁ。NOCTICRONと撮り比べしてみたい!
という感じでキャッシュバック終了(2020/1/13)まであと1ヶ月ちょい、値上げまで2ヶ月弱(2020/2/1)と迫るタイムリミットに背中を押されつつも非常に悩ましいところです。
まあほんと、買うなら今しかない気がするので行っちゃいますか〜!(笑)
Amazonはサイバーマンデー、楽天はスーパーセールが始まることですし皆さんもぜひご一緒に!