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過ぎたるは
2019年12月05日 (木曜日)
道元禅師は有名な言葉を残しました。
光陰は矢よりも迅やかなり
身命は露よりも脆し
いずれの善巧方便ありてか
過ぎにし一日は
ふたたび還し得たる
私達は、過ぎし日のことで思い悩むことがあります。
でも、過ぎた一日はもう戻らないのです。
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古代の拷問「盟神探湯」
2019年12月05日 (木曜日)
神判が下される瞬間、被疑者はどのような思いが心に広がるのでしょうか。
古代日本では、今思い付くこともない方法で神判が行われていました。
「盟神探湯」がそのひとつの方法でした。
この方法はまさしく拷問です。
グラグラと煮立った湯の底に小石を入れ、その小石を被疑者に探りとらせるのです。
被疑者の手の爛れ具合で正否を判断する、というのですから凄い方法です。
盟神探湯を執行される前に、被疑者は神に真実を述べることを誓い、自分の証言が虚偽でなかったら手を爛れさせないでくださいと祈るそうですが、殆どの被疑者はこの誓いを立てる時、嘘や偽りのある者は神罰を恐れるあまり態度に表れてしまうため、それで正否が判定されたのです。
日本書紀にはこの盟神探湯が記せられています。
盟神探湯を「くかたち」と言うそうですが、「くかたち」と読める人がどれだけおられるでしょう。
筑紫独立戦争(磐井の乱)を制圧後、朝鮮半島に出兵した際、日鮮混血児の帰属を巡る争いが起き、この盟神探湯が強行されました。
かなりの人が爛死したそうです。
そのことで司令官の毛野臣は任那人に反感を持たれ、遠征は大失敗したそうです。そしてこの先に待っていたのが、この大失敗のせいで大伴金村は失脚、物部氏、蘇我氏の台頭を招いただけに留まらず、その後日本の朝鮮半島における威信低下を招くことになるのですから、この方法は人を苦しめるだけで真実など見抜けなかったのでしょう。
人が人を裁くのですから冤罪は起きます。
今もこの日本に於いて、冤罪で苦しんでいる人がいるかもしれません。
ジングルベルの歌曲が街並みに流れる現在、私達は何を思い、過ぎ去る今年を見つめたらいいのでしょうか。
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月刊SYO12月号をアップしました!
2019年12月01日 (日曜日)
月刊SYO10月号の「世の中の動き」は、子年ついて松原照子が「感じる」ことを書かさせて頂きました。 徒然コラムでは、「時の過ごし方」をテーマにコラムを書かさせて頂いております。 ◉月刊SYO掲載内容 ・今月の言葉 →松原 […]
松原照子の個別相談受付を再開致しました!
2019年11月29日 (金曜日)
平素は「幸福への近道」ご愛顧いただきありがとうございます。 会員様限定の【松原照子のマンツーマン】個別相談受付を再開致しましたのでご報告申し上げます。 松原照子に直接、ご相談・カウンセリングをご希望の会員様は、個別相談受 […]
【募金へのご協力ありがとうございました】松原照子チャリティー個展〜子供達の未来のために〜募金完了のお知らせ
2019年11月27日 (水曜日)
平素より「幸福への近道」をご愛読いただき、ありがとうございます。 本日、独立行政法人 福祉医療機構様に、皆様から頂いた募金と売上の一部、計310,341円を寄付させて頂きました。 多くの皆様にご賛同をいただき、誠にありが […]