2019-12-04

漫才「大澤昇平」

A・B「「はいどーも増田大蟻でーす」」

B「いやーAさん」

A「なんですかBさん」

B「AI研究者になりたい」

A「急ですねBさんw まぁ今AI流行ってますからね~。そりゃなりたいですよ」

B「あと東大卒で、未踏スパクリ認定で、競プロ何度も優勝して、最年少准教授で、会社経営したい」

A「欲張りますね~。めちゃくちゃすごい人ですやん」

B「まぁ本当は准教授じゃなくて特任准教授なんですけど」

A「なんでそこだけ嘘ついたん」

B「最年少でもないんですけど」

A「嘘つかんでええのに」

B「なので私AI研究者やるんで、あなた私を取材する記者してください」

少しの間

A「いや~Bさんは若くしてAI研究者会社経営してるってことなんですけども、」

B「弊社では中国人は採用しません!

A「いきなりどうした!?

B「そもそも中国人って時点で面接に呼びません」

A「ちょちょまてまてまて」

B「(止まらずに)なぜなら中国人パフォーマンスは低いか営利企業じゃ使えないからです。資本主義文脈において、パフォーマンスの低い労働者差別されて然るべきです」

A「いやまて言うたらまてよ!(ドツキツッコミ)」

B「なんですか急に」

A「急はお前じゃ!何いきなり差別発言かましとんねん」

B「いやいやAさん。私がしてるのは差別じゃなくて区別よ

A「いやめちゃめちゃ『差別されて然るべき』言うとったやんけ」

B「まぁでも私、中国人とは何度も仕事したことあるけど、そうした経験に基づいてもやっぱパフォーマンス低いと思いますけど

A「めちゃくちゃ差別やないか半笑いドツキツッコミ)」

B「だってしょうがないじゃん!!!(大声で)」

A「急にうるさっ!どういうこと?」

B「AIが『中国人パフォーマンスが低い』って言ってるからしょうがないの!これはもうAIが言ってることだから!それはもうしょうがないの!」

A「いやAIが言うてても差別あかん思うけどな…」

B「これからはAIが人権を持っていく時代です。『なぜ差別はいけないのか』『なぜ殺人はいけないか』など、当然のように考えている事に一度懐疑的になる必要があるんです

A「急に難しいこと言い出した」

B「だからAI差別をしても、それはそれでしょうがないという時代が来るかもしれない」

A「…いやでも私、『AIがそう判断したんだから俺は関係いね』みたいなの、どうかと思いますけどね~」

B「でました柴田恭兵

A「関係ないね柴田恭兵モノマネ)…って何させとんじゃい! お前もう全然だめ。AI研究者そんなこと絶対言わんし」

B「いやでも私、炎上商法でわざとやってますからね?」

A「あ、炎上商法なんか」

B「そりゃそうですよー。炎上商法以外でこんなこと言わない言わない」

A「炎上商法してどんなメリットあんねん」

B「メリットめちゃくちゃありますよ。大学にも企業にも」

A「それ言ってみてーな」

B「まず大学はね。研究室に興味を持つ学生が増える!」

A「お前特任准教授から研究室ないやろ」

B「寄附講座の宣伝になる!」

A「寄付止められるやろ」

B「大学から遺憾の意を表明してもらえる!

A「失敗してるやないか半笑いドツキツッコミ)」

B「企業メリットたくさんありますよ。まず知名度があがって採用応募者が増える!」

A「差別する奴ばっか来るやろ」

B「同じく知名度が上がって取引先も増える!」

A「それも差別する奴ばっか来るやん」

B「出資元から遺憾の意を表明してもらえる!

A「失敗してるやないか半笑いドツキツッコミ)」

B「金子勇犯罪者!」

A「何ドサクサに嘘言ってんねん!」

B「もーーーーーーいい!!(大声)」

A「うるさっ! 急になんや!」

B「どうせ私が悪いですよ。全部私のせいだ」

A「何開き直ってんねん」

B「でも左翼とシバキ隊が黒幕ってのだけは忘れないでくれよ

A「そんな話いっこもしてなかったやろ」

B「まぁ最後にこれだけは言わせてくれ」

A「なんや

B「今後は私の発言を差別に使うことはやめてください

A「いやお前以外誰も差別てへんわ。もうええわ。どうもありがとうございましたー」

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