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2019年12月4日 紙面から
ノックを受ける阿部(手前)ら=中日ドラゴンズ屋内練習場で(今泉慶太撮影)
中日・阿部寿樹内野手が30歳の誕生日を迎えた3日、ナゴヤ球場で練習し、来季のゴールデン・グラブ賞受賞を三十路の誓いとして立てた。31歳シーズンで阿部が初受賞となれば、球団の日本人二遊間では1974年に二塁手で受賞した高木守道(元監督、78)の33歳シーズン以来となるスロー記録。今季定位置を奪った遅咲きの大型内野手が、京田陽太内野手(25)と背番号を並べてつくるコンビ「エリア51」で鉄壁の二遊間を築く。
夢物語ではない。阿部がこっそりと、ゴールデン・グラブ賞を目標として温めていた。
「まず試合に出続けることです。使ってもらい続けた結果、賞をいただけたらうれしいです」
二塁本格転向イヤーを駆け抜けた。セ・リーグで二塁手のゴールデン・グラブ賞は今季も7年連続7度目の広島・菊池涼が受賞したが、阿部の二塁守備率9割9分5厘はリーグ最高。菊池涼の今季9割8分5厘を上回ったことは自信を得られる材料だ。打撃ではプロ4年目で初めて規定打席に到達。リーグ10位の2割9分1厘、7本塁打、59打点と主要3部門で自己最高の成績を残した。
守備技術向上への取り組みは、沖縄・北谷球場での秋季キャンプで始動した。来季1軍担当になる荒木内野守備走塁コーチからポジショニングや、ボールの追い方などを教わった。「斜め後ろへの打球処理が課題のひとつです。カバーリングを含めて、もっとやれると思います」と阿部。荒木コーチは「前向きに取り組んでいます。ゴールデン・グラブ賞もない話ではないですよ。頑張れば、ですね」と成長を見守り、初受賞へ後押しする考えでいる。
荒木コーチと井端でつくる「アライバ」は、同賞を2004年に同時初受賞。6年連続で同賞をジャックした。04年は井端が29歳シーズンで、荒木は27歳シーズン。来季が31歳シーズンとなる阿部が遅すぎることは決してない。
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