ボクシング世界王者を認定する4大統括団体のひとつWBOの年次総会が3日、東京都内で開幕。フランシスコ・バルカルセル会長(71)が会見し、井上尚弥―カシメロ戦に次いで猛プッシュしたのが、大みそかにダブルタイトルマッチとしてそろい踏みするWBOフライ級王者田中恒成(24)=畑中=と同スーパーフライ級王者井岡一翔(30)=Reason大貴=の激突というプランだ。
大みそかに田中が同フライ級12位トロハツ(中国)に、井岡が同スーパーフライ級暫定王者シントロン(プエルトリコ)に勝てば実現へ大きく動くことになる。
「井岡とシントロンの勝者を、4階級制覇を目指す田中と対戦させたいと思う。皆タフファイターだし、グレートファイトになる」。田中VS井岡となれば、ファン垂涎のカード必至だ。