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小説『空席のある教室』が運営により削除されました。その対応として、エッセイ『不十分な世界の私』の掲載を終了します。

作者:ササキ・シゲロー

(この文章は、5月9日に活動報告として発表したものです。)


 5月8日、私の小説『空席のある教室』が、小説家になろう運営により削除されました。

 以下に運営側からのメールを掲載します。


《いつも小説家になろうをご利用頂き、ありがとうございます。

小説家になろう運営です。

この度、ササキ・シゲロー様が投稿されていた作品内におきまして、利用規約第14条6項に抵触する部分を確認致しました。

つきましては、当該小説の削除を行ないましたことをご連絡致します。


▼対象作品

タイトル:空席のある教室


当該小説に関しましては、4月23日付で作品の対応要請を行なわせて頂いておりました。

ですが、本日5月8日現在も要請を行ないました対応が確認できませんでした為、利用規約第20条5項に基づき、対応を行なわせて頂きました。

今後同様の行為を繰り返されました場合、運営指示に従って頂けないものとして当該IDの削除等のより厳しい対応を行なわせて頂きますので、ご注意ください。

今後とも小説家になろうをよろしくお願い致します。

---------------------------------------------------

グループ:HINAproject

小説家になろう:https://syosetu.com/

担当:nops》


 先般から申している通り、運営側は、「利用規約に抵触する部分を確認した」と言いながら、相変わらずその具体的な「部分」を明示しようともしません。

 ですので、作者側として作品の一体どの「部分」が利用規約に抵触しているのかを「確認」することができません。確認することができないので、当然それに対応することもできません。

 小説家になろう運営側が、一体どの「部分」を読んで、それを利用規約に抵触するような「わいせつな性的描写」と受け取ったのか、こちら側から忖度して察するいわれもまたありませんが、たとえどの「部分」であれ、作者として何ら「わいせつな性的描写」を意図しているものではないことは、すでに再三述べている通りです。

 ゆえに作者として、運営側からの要求に応じ、対応する必要性を認めえないこともまた、最初から一貫して表明しております。

 むしろ、たとえ作品のどの部分であれ、それを「わいせつな性的描写」と受け取る、その運営側の感覚に病的な執拗さを感じ、戦慄を禁じえないというのが正直なところです。


 作者の意図していない点に対して、具体的な箇所を明示することもなく一方的に対応を迫り、それに応じなければ問答無用で作品を削除する。小説家になろう運営の、今回のふるまいの不当性については、すでに先般来の活動報告においても指摘しているので、これ以上はくり返しません。

 今となっては運営側のその非人間性にただただ呆れるばかりであり、それに対するいささかの信頼の余地もないというのみです。

 よって、そのようなサイトにこれ以上当方の作品を掲載しておくメリットはないものと考え、現在更新を中絶している(これも「わいせつな性的表現」でしょうか?)、『不十分な世界の私』を本日5月9日をもって削除いたします。


 私の作品『空席のある教室』および『不十分な世界の私』さらに今後の新作については、note、カクヨム、ピクシブなどのサイトにおいて公開していますので、そちらの方でご一読いただけるとありがたく思います。


 また、今回の件について見解を述べてきたこれまでの活動報告を、この文も含め作品本文として掲載しますので、事の顛末をそちらの方であらためてご確認いただければと思います。


 以上をもって、小説家になろうサイトにおける私の一切の活動を終了致します。

 読者の皆様にあらためて感謝申し上げます。

 では、さようなら。


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