「転職回数が多い人の気持ちの持って行き方」について書きます。
前回の記事「転職は逃げなのか?悪いことなのか?」の続きで読んでいただければ幸いです"(-""-)"
転職回数が多くても、気持ちの持ちようによって楽に考えられることもあると思います。
転職回数を気にされている方は参考にしてください。
転職回数が多いのはだらしない?
転職回数が多いということは当然、1つの会社の在籍年数が短いということです。
中には、数ヶ月で退職する場合もあったかもしれません。
中途入社が多い会社では数ヶ月、もっと短い日数で退職する人を見たことがあると思います。
何回転職しても、1年未満で退職してしまうというのは、さすがに「この人だらしないな、、」と思ってしまいます。
そういう極端な場合を除くと、転職が一概にだらしないという考えは「どうかな」と思っています。
というのも、、批判を恐れずに言うならば、長く1つの会社に勤めている人にも、
結構だらしない人っていません!?
だらしないんですが、ピンチになった時もその場、その場をなんとなく、すり抜けていたり、既に会社もその人も出世を諦めていたりして、会社に長く勤めている人はいます。
いずれにしても、だらしないので仕事はあまりできないのですが、その会社の在籍期間は長く、今後も「この人は退職しないだろうな」という人はいます。
良いように言えば「良い加減」でのらりくらり会社生活を送ってるんです。
否定している訳ではなく、サラリーマンにとって大事なスキルだと思います。
のらりくらりができない、、
その一方で「のらりくらり」ができず、人間関係や上司からの無理難題に真正面からぶつかって「俺はもうダメだ、、」と思い詰める人もいます。
転職したいのではなく、転職をせざるを得ない状況に自分で追い込んでいる人もいるのです。
それが自分でした。
自己肯定感と責任感
自己肯定感が低いのに、責任感だけは強い。
この責任感の強いというのは、やらないと「嫌われてしまう、見捨てられてしまう」という責任感の強さです。
そんなやらされ感しかない責任感ではすぐ疲れてしまいます。
おまけに自己肯定感が低いから、仕事が完璧にできないと、、
- 俺にはこの仕事は向いていない、
- 俺はこの会社ではもう未来がない
- 俺は上司から見捨てられる、嫌われる
などなど、勝手に自分で自分を追い込むんですよね。
自己肯定感がある方から見れば、信じられない話しだと思います。
自己肯定感がないと常に完璧でないと「嫌われる、見捨てられる」という恐怖感と闘わなけれなればいけませんでした。
自分の敵は自分です
※※中島みゆき「ファイト!」より※※(笑)
転職をしない人の中にもだらしない人はたくさんいますし、転職回数が多い人の中にも真面目な人はたくさんいます。
タモリさんの考え方
ちなみに突然ですが、私はタモリさんの考え方が大好きです。
「笑っていいとも!」は30年間以上続きましたよね。
タモリさんは「毎日の番組でいちいち反省をしていたら身が持たない。」と言われたそうです。
確かにその通りですよね。
日々、反省をしていたら、あんな長く同じことは続けられないと思います。。
1つの会社に長く勤めてる人は、このタモリさんと同じ考えが少なからずあるのではないでしょうか。
まとめ
話しを戻しますが、日本の会社は転職回数が多いことがマイナスに働くことが多いです。
実際に転職回数1~2回までしか、面接さえもさせて貰えない会社もたくさん存在します。
私はそういう会社を「ダメだ!古い考えだ!」と否定したいのではなく、「そういう会社があることで、転職回数が多い自分をダメだと責めないで欲しい」ということを伝えたいのです。
結局、前回の記事と同じの話しになってすみません。。
やっぱり自分を責めないことが大切なんです。
まずはここからスタートしないと全てがうまくいかないんですよね。
転職回数が多い=だらしない人間
世間はまだまだそういう風潮があるからこそ、自分でも追い打ちをかけるように「俺はだらしない人間なんだ、、」って思わないようにして下さい。
転職を繰り返してしまったら、全てが会社のせいではなく、自分にも問題があるのは確かだと思います。
それはそれで何が問題なのかを分析して、次に活かせばいいじゃないですか。
最後に、、
転職回数が多いから、だらしないということはない。
ただ転職せざるを得ない状況に自分で追い込んでしまう場合もある。
「自分の敵は自分」であることを認識して、自分を責めずに認めて自分を大切にしてあげましょう。
1度きりの人生です。
自分を責め続けても、認めてあげても、人生はいつかは終わります。
そうであれば、どんなことがあっても思いっきり自分を認めてあげて、自己肯定感を高めていくと物事は良い方向へ向かっていくのではないでしょうか!(^^)!