すでに全国大学選手権出場の可能性がなかった慶大は、思い切りのいい戦いぶりで9年ぶりに帝京大を撃破。1年目の指揮を3勝4敗で終えた栗原徹ヘッドコーチは「最後に全てを出し切ってくれた選手に感謝しています」と話した。
戦い終えた指揮官に、おそるおそる「あすの早明戦の予想を…」と尋ねると「伝統の一戦は必ずもつれると思うし、そうあるべきだし、そうあってほしい。今季の仕上がりでは明大が上手だと思うけど、早大がどうひっくり返そうとするか。慶大もそこから何かを学べると思うし、そこをしっかり見させていただきます」とライバルらしく、両校にエールを送った。慶大は今季、明大に3―40、早大には10―17で敗れた。