こんにちは、らくからちゃです。
気づけば8月にはじまったQUICPayの20%還元キャンペーンも、残すところ約2週間となりました。
このキャンペーンは、JCB発行のカードをApple PayかGoogle Payを使いQUICPayとして紐付けて利用すれば、後日20%分が還元されるというものです。最大還元額は10,000円で、還元率20%なのでカード一枚あたり50,000円の支払いまでキャンペーン対象になります。
QUICPayってなんやねんって人もいると思うので、超ざっくりいうと「クレジットカードをタッチ決済できるようにする仕組み」くらいに理解しておけば分かりやすいかと思います。
複数枚のカードを登録すれば、それぞれ還元が受けられるとのことでしたので、調子に乗って
- ソラチカカード(元々持ってた)
- リクルートカード(元々持ってた)
- ANA プリペイドカード(面白そうなので作ってみた)
- 地銀のJCBカード(口座もあるし記念に作ってみた)
- JCBオリジナルカード(ついでに作ってみた)
と5枚分の枠を確保してみたのですが
使い切れねえ(;・`д・´)...
はい、完全にアホですね。
QUICPayはコンビニなどで使えますが、割引のために無駄遣いをするなど本末転倒とケチケチ生きていたらガッツリ余ってしまいました。
可能な限り使い切るために、スーパー(イオン・ハナマサ)での支払や、飲み会での立替払い、終電を逃した時のタクシーなど可能な限りQUICPay払いに置き換えてきました。それでも一月5万円分以上使うことは無く、残額にはかなり余力のある状態です。
せっかくなので上手く使い切る方法はないかなあ?と思い、調べてみました。
QUICPayで買うべきもの
多少高額でも、自分で消費するもので欲しい物があればよいのですが、何故かこういうときに限ってなかったりするんですよね(笑)。そんなときの常套手段は「金券」です。
ただクレジットカードほど使える店舗は多くないですし、選択肢も限られてきます。
Amazonギフト券が買えれば何かと捗ったんでしょうけど、ほぼクレジットカードとイコールのQUICPayで買える金券は絞られます。例えばニンテンドープリペイドカードみたいなものならイケると思いますが、自家消費しない分、在庫リスクが生じます。
そこでQUICPayが使える店舗を眺めていたら、ユニクロの名前をみつけました。そういやユニクロもギフト券みたいなのあったよなー、アレがQUICPayで買えたら将来自家消費する可能性も高いだろうし、換金性も高そうやなあと思い調べてみましたが「購入は現金のみ」だそうで、今回の使い切り大作戦には使えなさそうです。
やっぱ駄目かーと、別の方法を探そうとした瞬間、以下の文章が目に止まりました。
店舗でのご購入より3か月以内の商品は、返品交換を承ります。
商品とレシートをご購入店舗もしくは最寄店舗へお持ちください。ご返金方法については、お買上げ時のお支払い方法(現金・クレジットカードなど)により異なります。
(中略)
電子マネーでご購入の場合
<QUICPay/iDをご利用の場合>
電子マネーにて返品処理をいたします。
商品とご購入時のレシート、ご利用明細書(お客様控え)をご購入店舗へお持込ください。
※ご購入店舗以外でご返金の場合は、現金でのご返金となります。
ユニクロ錬金術
この記述を読む限りだと
- ユニクロは購入店舗以外でも返品を受け付ける。
- QUICPay払いかつ他店舗返品の場合は現金での返金となる。
ってことですよね。
するってぇと、QUICPayからは通常通り販売したように見えて、かつ売れ残るリスクも送料も手数料もなく確実に現金化できるってえことかい?コイツはたまげたね。
ちょうど急に冷えてきたし、もし気に入らなかったら返品受け付けて貰えるなら、いっちょ行ってみるかと、会社の近所の店舗まで行ってみました。
ほんで買ってみたのが、こちらの14,900円(税抜)の暖かそうなダウンパーカ。ビックリ驚いたことに、いまユニクロで扱っている商品では、このお値段でも最高級品扱いみたいです。いや安い安い。
あくまで返金が目的ではなく、本当に気に入ったらそのまま着続けようと思ってはおったんです。ただね、非常に良い商品だとは思うのですが、いかんせん暑すぎる(;´Д`)
というわけで、購入3日後くらいに近隣店舗に返品に行ってみました。なお返品の条件は下記の通り。
返品交換の条件
ご購入日(ご注文日)より3か月以内は返品交換を承ります。
お支払い方法・受け取り方法に関わらず返品交換を承ります。
以下の場合も返品交換を承ります。
・イメージ違いやサイズ違いなどお客様のご都合による場合
・箱やパッケージから出した商品
・ご試着された商品
・タグを外した商品
(タグをお持ちの場合は同梱してください)
・裾上げやお直しをした商品
・クーポン値引きでご購入された商品
・期間限定価格、値下げ価格でご購入された商品以下に当てはまる場合は返品交換をお受けできません。
・転売目的で購入された商品
・ユニフォームとして注文された商品
・過度の返品・交換を繰り返している場合
・同一商品番号で50点以上の返品・交換を要望される場合
・お客様の元でキズまたは破損・汚損が生じた商品
・後払いを指定したご注文で、支払いが完了していない場合返品・交換受付時には、上記についてスタッフより確認させていただく場合がございますので、ご了承ください。
タグは外した状態でしたが、それでも特に問題はありませんでした。あと忘れず必要なのがレシートですね。税込み16,390円のレシートを握りしめて、レジに並び「こちら返品させていただきたいんですが」と申し出たところ
戻ってきました。
キャッシュレスの闇
大事なことなので、しっかり書いておかねばと思うのですが、QUICPayの決済に掛かるコストは店舗の負担になりますし、店員さんの負担も増えます。なので「QUICPay枠が余ったらユニクロへGOだ!!」なんて言うつもりは毛頭有りませんし、本件に関してお手間とご迷惑をかけた方には、ほんますみませんと思う次第であります。
でもただ事象としては面白いなーと思うんでよね。
返金ポリシーを見ていると、カード払いの場合、そのカードの売上取り消しとして処理されます。PayPayの場合は、購入店舗で同じアカウントに戻されます。ところが、SuicaやEdyなどの電子マネーも含めて、タッチ系の決済では「お金をもとに戻す」処理が想定されていないようで、どこも現金での返金になる様子です。
また調べていると、ユニクロに関してはクレジットカードについても翌日以降の場合は締めの関係か現金返金になるため「ユニクロキャッシング」なる事象が発生する報告が何件か上がっておりました。
これ「1円も使わずにクレカのポイントゲットだぜ!」みたいな使い方をされるくらいなら可愛いもんですけど、クレジットカード枠の現金化に使われるんじゃないでしょうか。そう思って、関連キーワードをGoogle先生に打ち込むと、うーんなかなか闇の深い記事が沢山出てきますね。
もっといえば、支払期間がどうせ1ヶ月程度のクレジットカード枠が現金化できても、さほど有り難いことはないかもしれません。でもSuicaってViewSuicaからチャージ出来るんですよね。そしてViewSuicaの支払はボーナス払いにウェブから変更できるんですよね。 半年無金利で現ナマゲットたぜ!
そもそも「ショッピング枠」「キャッシング枠」に分離して管理すること自体、合理的ではないよねと思えて仕方ないのですが、いまこの国のクレジットカードのルールがそうである以上、この"穴"は塞いだほうが良いんじゃないのかなあと思う次第です。
ではでは、今日はこのへんで。