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三重内宮神苑に「神鶏」30羽奉納 保存会
伊勢市の伊勢神宮内宮で放し飼いにされている「神鶏(しんけい)」と呼ばれるニワトリの奉納が一日、内宮であり、県内外から集められた三十羽が神苑(しんえん)に放たれた。 ニワトリの飼育愛好家でつくる神宮奉納鶏保存会(玉城町)の会員三十五人が、尾が長くて白い小国鶏(しょうこくけい)をかごに入れて神楽殿へと運び、祈祷(きとう)を受けた。さらに参集殿へと向かい、木箱などに入れたチャボなどの他のニワトリとともに放った。元気に歩き回るニワトリの様子を、多くの参拝客が足を止めて眺めていた。 神鶏は伊勢神宮で神の使いとされる。保存会は二〇一三年の第六十二回式年遷宮を機に奉納を始めた。会長の西川祥一さん(71)は「次の遷宮の成功を祈り、みなさんにはニワトリを育て続けてもらいたい」と話した。 (足達優人) 今、あなたにオススメ Recommended by PR情報
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