Hiroshi Makita Ph.D.

その23日の追記部分は初めて見ました。アゴラに寄稿した記事がアップデートできないわけがなく、宇佐美さんが意図的に止めているか、編集部によって差し止められているんでしょうね。

宇佐美氏のブログは拝見しましたが、氏は単に人の力を借りて私の記事に反撃してきただけで、本質的に個人攻撃型ヒノマルゲンパツPAを行っていることに変わりはありません。 また、avlieopisと言う人は、おそらくP陣営の方と推察されますが、やはり本質を外しています。

このavlieopisという匿名人士は、検索しても他に出てきませんので、捨てハンドルですね。 そして、技術論的にはある程度正しいですが、外部擾乱、内部擾乱に対しては、原子炉を止めるという原子力安全の原則論を無視しています。

なお、先ほどavlieopisという捨て垢匿名人士P屋と書きましたが、送配電について無知と言っており、電力の人間としてはあり得ないなと言う気がしています。ただのPヲタか何かの可能性は疑っています。

所内単独運転は、PWRについて詳しく書いている課程で調べている途上ですが、７０年代に合衆国で始まり、日本では高浜3,4の加圧器逃がし弁を三重化して実験を始めています。実用炉で実験した上で大飯3,4では加圧器の設計を逃がし弁二重化に戻しています。それで十分という判断ですね。

所内単独運転は、昨年そのあちこちで旨書いたように落雷等の外部擾乱で原子炉を止めると再起動に法定手続きを含めて１０日程度はかかるため、それによる設備利用率低下を避けるという動機によるもので、その心情は理解できます。 一方で、この状況h多重防護の第一層が敗れても止めないという事です。

理由は、原子炉を原則通り止めるとお金がもったいないという電力会社の銭勘定です。 これを認めるかどうかは、原子力安全と銭勘定を天秤にかけることであって、原則からの逸脱であるというのが私の当時の記事中の指摘です。 私は好ましくないという意見ですが、直ちに危険という訳でもないです。