こんにちは、ライターのギャラクシーです。
僕は数十年来タバコを吸っている愛煙家です。が、つい最近電子タバコを吸い始め、現在のところ紙タバコの本数を4分の1くらいに抑えられております。これならいずれは完全に禁煙できるかも?
というわけで今回は、電子タバコがどういうものか説明するために、加熱式タバコ『iQOS(アイコス)』、そしてVAPEの『Frienbr(フレンバー)』を比較してみたいと思います。
え? 加熱式とかVAPEとか言われてもわからんって? ご安心ください。まさにそういう方を対象にした、初心者用記事となっております。
電子タバコってどういうもの?
電子タバコというのは、液体や乾燥葉を、熱によって霧状にする装置のこと、です。
リキッド(液体)を蒸気にして吸引するタイプに関しては、基本的にニコチンを摂取することはできません(タバコ税もかかりません)。香りつきの湯気を吸って、吐き出すだけ、みたいなイメージだと思ってください。
このように、電子タバコの蒸気を吸引する行為のことをVAPE(ヴェイプ)と言います。
『アイコス』も電子タバコの一種ではあるんですが、実際にタバコの葉を熱して蒸気にし、それを吸入する「加熱式タバコ」に属します。ニコチンも摂取できるので、ちゃんと「たばこ扱い」になります。
なお、この記事ではイメージしやすいように、加熱式タバコとVAPEを分けて考えます。
・加熱式タバコ=『アイコス』などタバコを熱して蒸気を吸い、ニコチンを摂取できるもの
・VAPE=『フレンバー』など香りつきの蒸気を吸い、ニコチンを摂取できないもの
加熱式タバコ『iQOS(アイコス)』ってどんな感じ?
iQOS(アイコス)
9980円(税込)
現在は品薄のため価格が高騰しています
iQOS(アイコス) ネイビー
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おそらく現在もっとも有名で、普及している電子タバコがこちらでしょう。前項で説明した通り、タバコの葉を加熱して蒸気を吸う「加熱式」のタバコです。
ではどうやって使うのか簡単に説明しましょう。
まずアイコスのチャージャーからホルダーを取り出します。
チャージャーは外付けのバッテリーみたいなもので、ここにホルダーを入れておくと充電されます。
※チャージャー自体もUSBで充電でき、フル充電すると、ホルダーにおよそ20回の充電が可能。
ホルダー内部にタバコ(ヒートスティック)を刺します。ちなみに左にある青い箱がタバコです。コンビニに売っています。
普通味の強or弱、メンソールの強or弱、みたいな感じで4種類売っているので、好きなやつを買ってください。価格はいずれも460円(税込)です。
気軽にコンビニで買える、というのは大きすぎるアドバンテージでしょう。
ボタンを押すと加熱が始まり、吸えるようになります。
ふっほ~
うん、かなり紙巻きタバコに近い吸い味です!
僕は普段、紙巻きタバコは1mgのメンソールを吸っているので、むしろ「タバコの風味がキツい(強い)」とさえ思ってしまいました。
そして、煙が少ない! これは嬉しいです。
「禁煙したいけど、ニコチンは欲しい!」「できるだけ紙巻きと同じようなタバコ感がほしい!」
という人にオススメではないでしょうか。
▼マイナス面
・値段が高い。本体が1万円近くするし、ヒートスティックも普通に紙巻きタバコと同じ値段。タバコ代を節約するために禁煙を……と考えてる人には向いてないかもしれません。
・独特のニオイがあります。喫煙者の僕からすると「紙巻きタバコよりはマシ」という認識なんですが、非喫煙者に聞いてみると「紙巻きよりアイコスの方がくさい!」という人もいました。
・アイコスは一本吸うごとに充電が必要なので、次に吸うまで6分待つ必要があります(連続しては吸えない)。
・吸い殻が発生する。火が点いてないのでそのまま捨てられるけど。
VAPE『Frienbr(フレンバー)』ってどんな感じ?
Frienbr(フレンバー)
4980円
Frienbr_ブラック/650mAh(スターターキットAC)/電子タバコ/VAPE (ハードブラストメンソール/15ml【日本産】)
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Frienbr_メタルクリア/650mAh(スターターキットAC)/電子タバコ/VAPE (ストロングメンソール/15ml【日本産】)
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続いてはこちら、Frienbr(フレンバー)です。ニコチンを含まないリキッドを蒸気にして吸引するタイプ、いわゆるVAPEです。なぜその中でもフレンバーを選んだかというと、見た目がおしゃれだったからです。あと本体もリキッドも日本国内で作ってるらしいので。
ではどうやって使うのか簡単に説明しましょう。
本体をくるくる回して分解し、アトマイザーにリキッド(液体)を入れます。ちなみにバッテリーはフル充電すると200回~300回くらい吸引できます(VAPEは紙巻きタバコとちがって1本2本という考え方がありません)。充電しながら吸うことも可能です。
ちゅぅぅ~~
1本1本補充しなければいけない「アイコス」とは違い、VAPEである「フレンバー」はリキッドを補充してしまえば何本分も吸うことができます。※ニコチンは入っていません。海外ではニコチンが入っているものもあります。
Frienbr ストロングメンソール/15ml フレーバー リキッド 【日本産】
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ボタンを押してる間だけ加熱されるので、押しながら吸います。ちなみにアイコスはボタンを押すと、一本分が終わるまで加熱が終わりません。
モワッ
まあまあ煙が出ます(正確には蒸気ですが)。蒸気の密度が高いのでタバコを吸ってる感が多少はあります。メンソールに関しては紙巻きタバコのように肺や喉に刺激があり、代用にすることは可能かもしれません。ただ、基本的には別物だと考えた方が良いでしょう。
また、これが最大の魅力だと思いますが、ニオイがほぼありません。
この収録が終わったあと、タバコがめちゃめちゃ嫌いな人を呼び出して「なんか匂わない?」と聞いたんですが、「わからないけど、ほんのり甘い……?」という反応でした。
リキッドのフレーバーは色んな種類が発売されてます。個人的には「マスカット」を吸ったあとに「ストロングメンソール」をそのまま使ったらうまくブレンドされてめちゃめちゃおいしかったです。ちなみに「チョコレート」はしょうゆみたいな味がしたので3回くらい吸ったあと引き出しの奥にしまってあります。
▼マイナス面
・吸い味は紙巻きタバコとはかなり違います。ニコチンも入っていません。「タバコ感」を求めている人には向いてないかもしれません。
・リキッド(液体)はコンビニには売っていません。「フレンバー」に関しては店舗が存在しないため、公式サイトかアマゾンで買うしかありません。
・煙(蒸気)の量がかなり多いので、周囲に気を配る必要がある。
・大きいというか長いので持ち歩きにくい。
・吸ってる姿が笛を吹いてるみたいに見える。
加熱式タバコ『アイコス』とVAPE『フレンバー』の比較
では、最後に「アイコス」と「フレンバー」をまとめて比較してみましょう。
それぞれの理由で電子タバコ購入を考えていると思いますので、上記の比較表を見ながら、自分に合ったものを選んでくださいね!
ちなみに僕は「フレンバー」を愛用してます。なぜかというと、見た目がおしゃれだからです。
なお、僕が住んでいる区の役所に聞いてみたところ、電子タバコは路上喫煙で禁止される範疇には入らない(※火が注いていない、副流煙がない)ため、現在どうするか留保している状態だそう。※それぞれの区や市で扱いが違います
いくら路上喫煙で禁止される範疇には入らないとはいえ、煙(蒸気)がまったくないわけではなく、紙巻きタバコと誤解されることもあるので、モラルは守って楽しみましょうね!
(おわり)