こんにちは、和菓子大好きライターのギャラクシーです。
みなさんは『こごめ大福』というお菓子をご存知でしょうか?
竹隆庵岡埜という和菓子屋さんが作っている大福で、最大の特徴は「焼き目がついている」こと。どうですか? 見た目からして、普通の大福よりおいしそうに感じません? 実際とてもおいしいのです(阿部寛もテレビでおすすめしてました)
そう、大福って焼けばおいしくなるんです。
いや、ひょっとして……大抵の和菓子は焼けばおいしくなるのでは!?
というわけでいくつか和菓子を買ってきたので、実際に焼いてみます。予想としては、『芋ようかん』『豆大福』あたりが美味しくなりそうな気がしています。
さっそく焼いていきましょう!
和菓子は焼けばおいしくなるのか?
ちなみに最初はオーブンで焼いてたんですが、20分経っても焼き目がつく気配がなかったため、フライパンに変更しました。フライパンだと5分で焼けてワロタ。
さあ、焼いた結果はどうなったのか?
……こうなりました!
めちゃくちゃおいしそうになってるゥゥゥゥーーーーー!!!!!
少なくとも、食欲をそそる見た目という点では、焼いて正解だったと言えるでしょう。
では、肝心の味の方は? ひとつひとつ食べてみましょう。
芋ようかん
めちゃめちゃおいしい!!!……でも、これもう完全に焼き芋ですね。
芋ようかんの特長である「しっとりなめらかな食感」は無くなって、表面はサクサク、中はホクホクという別物のおいしさになりました。牛乳と食べると最高です。
焼いたことによるメリット|★★★☆☆
単体で食べた時のおいしさ|★★★★☆
豆大福
黒豆がカリカリの食感になってて最高でした。
豆大福ってどちらかというと「ドッシリ甘い」という印象でしたが、焼くことで香ばしさと軽さが出たような気がします。大成功です!
ただし、餅なので焼くと膨れて、下に敷いてたアルミホイルにくっつきます。手間はかかりました。
焼いたことによるメリット|★★★★★
単体で食べた時のおいしさ|★★★★☆
桜餅
悪くはない……けど、桜の葉の香りとかが飛んでしまいました。
食感的には表面がカリッとしておいしいんですが、桜餅っぽい風流さは無くなった……。ちなみに関東の桜餅はクレープみたいな皮に餡を挟んだ形状なんですが、今回は関西風の桜餅(いわゆる道明寺風)を使用しました。
焼いたことによるメリット|★★☆☆☆
単体で食べた時のおいしさ|★★★☆☆
草餅
今回一番の成功かもしれません。
草餅がもともと備えている田舎っぽさや素朴さはそのままに、パリパリとした表面と香ばしさという野趣溢れるテイストがプラスされました。めちゃめちゃおいしいです。あと、アルミホイルや皿にくっつかないので手間もかかりません。
焼いたことによるメリット|★★★★★
単体で食べた時のおいしさ|★★★★★
三色だんご
これも……良い!!!
悪い言い方をすると「ネチネチ」だった食感が、ピンと張った「もちもち」になって食感的には大いに良くなりました。緑→ピンク→白の順番でおいしいです。
ちなみに、これを買った団子屋に聞いたんですけど、関東には三色だんごってあまり売ってないんですね。それに一番驚きました。
焼いたことによるメリット|★★★★★
単体で食べた時のおいしさ|★★★★☆
まとめ
というわけで今回は、『和菓子は焼けばおいしくなるのか?』を検証してみました。
どちらかというと、田舎っぽい素朴な味が好きなので……基本的にはすべておいしくなった!と思います。
みなさんも是非お試しください。今回の記事で使用した和菓子以外に、焼いてみたらおいしかった!というものがあれば、ご報告頂けると幸いです(たぶん芋けんぴとかおいしくなりそう)
(おわり)