「UGC」という言葉を聞いたことがありますか?
UGCとはUser Generated Contentsの略。日本語で「ユーザー生成コンテンツ」のことです。
ここ1,2年で、UGCを自社のネット広告に活用する企業やブランドが増加しています。
この記事では「UGC」とは何か、基本的な意味や、ネット広告で活用するメリット、活用方法について解説します。
日本語で「ユーザー生成コンテンツ」を指します。
SNSやブログにおける商品・ブランド関連の投稿、「価格.com」などのクチコミサイトに書かれた投稿、楽天やAmazonなど通販サイトのレビューもUGCの一種です。
ネット広告やキャンペーンなどのWebプロモーションでUGCを活用することにはどんなメリットがあるのかをまとめました。
広告として完成されたクリエイティブやきれいなところだけを切り取った情報ではなく、消費者目線のリアルな画像やコメントのため、嫌らしさがありません。
UGCは、利用者・購入者目線のコンテンツです。「もし自分がこれを使ったら」「もし自分がこれを買ったら」と考えてもらいやすくなります。
ユーザーの投稿をそのまま活用するため、自社でWeb用の宣材写真・映像を制作するコスト・手間がかかりません。
投稿ユーザー側にもプラスに働くのがUGCのいいところ。1ファンとして企業側や他のファンに認知されることで、よりブランドへの親密度がアップします。
https://www.instagram.com/p/B0mg82eAXAX/
今すぐ取り組めて、コストもかからないのがこちら。
TwitterやInstagramでキャンペーン独自のハッシュタグをつけた投稿を募集し、自社のSNSアカウントや特設サイトで紹介する方法です。
ECサイト(通販サイト)などで効果的なのが、商品ページへのクチコミ掲載です。購入者の生の声をそのまま流すことで、商品の特徴やメリットを存分に伝えることができ、購買意欲向上へと結びつけることができます。
https://cp.kirin.jp/story/7393
キリンが認定する「極上の生ビール提供飲食店」でビールを楽しむ写真を投稿すると、飲食店名とセットで特設サイト上に紹介される&抽選プレゼントに参加できるキャンペーンです。
全国各地で極上の生ビールを楽しむ様子が投稿されています。
キリンビールを飲みたいと思わせると同時に、提供するお店の宣伝にもなるので一石二鳥ですね。
https://www.instagram.com/his_japan/
旅行代理店H.I.SのInstagramでは、季節に合わせてハッシュタグを指定し、投稿を募集。ユーザーの投稿から厳選してオウンドメディアやSNSで紹介しています。
https://www.instagram.com/p/B1I1gLsgXxa/
募集した投稿については、写真の場所と投稿者アカウント名を紹介。
実際に旅行した人による投稿なので宣伝っぽくないのが特徴です。
「自分も行ってみたい!→H.I.Sの旅行プランを探してみよう」と思うユーザーも多いのではないでしょうか。
https://fctokyo.ownly.jp/story/5619
2018年に20周年を迎えたサッカーチーム、FC東京。
20年間の思い出をSNS投稿で募集し、サイト上で紹介したり、ポスターに活用しました。
J1昇格時の写真やグッズのコレクション写真など、FC東京サポーターの愛に溢れる投稿が続々と集まりました。
昔からのサポーターも最近サポーターになった人も、さらにチームのことが好きになったのではないでしょうか。
UGCの意味やメリット、企業の活用事例をお伝えしました。
UGCをプロモーションに活用すれば、広告・宣伝っぽい嫌らしさを与えることなく、商品やサービスに興味関心を抱いてもらうことが可能です。
また、投稿したユーザー自身の企業に対する親近感創出にも繋げることができます。
低コストではじめることができるプロモーション手法です。
UGC活用方法については今後もデジログで紹介していきます。
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