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中学いじめ訴訟で証拠採用 “虚偽文書”で警察謝罪

社会

 埼玉県川口市で男子中学生がいじめを受けて不登校になった問題で、警察が生徒側に説明した内容とは別の内容の文書を作成していたことが分かり、警察が生徒側に謝罪しました。

 いじめを受けた少年の母親:「(警察は)事実と違うことを記載してしまったことに関して、おわびをしたいと」
 川口市の中学校に通っていた少年(17)は他の生徒からいじめを受けて、相談を受けた警察が捜査していました。母親によりますと、警察は「少年が加害者を先に蹴ったことにはならない」と説明する一方で、内部文書には「被害者が先に蹴ったことは事実で、原因を作ったのは被害者にあると思われる」などと書いていました。少年側は市を相手に裁判を起こしていて、警察の文書が証拠として採用されていました。

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