鈴虫の鳴き声

鈴虫の鳴き声

気ままなブログです。


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MUGEN♾能に初参戦。観能記は秋田に帰ったら書きます。金は取らないよ。

見所の民度というか、自分の席の近くの人たちの牽制のし合いに内心笑っていた。ネタとして観察しているのでね。見所の牽制マウント取りのネタとして良い取材となりました。
当日、知ってる顔は2人かな。

見所の反応で自分も観能感覚を微調整しているけど、身体の使い方がまだまだ出来る事がわかった。気と呼吸が切れないように、前のめりにならないように微調整。

膝のクッションが観能感覚に大切だと言う事がわかった。何言ってるかわかんないでしょ。まあ良いけど。

MUGEN♾能はグッズ販売もしてたんだね。帰りにTシャツを買った。買った理由はデザインのセンスが良かったから。買った人にはサインしてもらえるので、MUGEN♾能同人の坂口貴信師、林宗一郎師、茂山逸平師にTシャツにサインして貰った。実は能楽師にサインして貰ったのは初めてなんですよ。サインしてくれる時に三人の性格が出ているなあ。

最近の若手能楽師は、お見送りや物販をするようになったんだね。上方落語やアイドルの現場みたいだった。

やはり身体が硬直しては観能感覚は鈍るね。体幹は強く、身体の表面は柔らかく。それが、今回は結構出来た。修羅能や切能の時の位取での観能感覚の密度の変化も上手く出来たかな。

観能は、たまにがちょうどいい。舞台の能楽師が良い意味で喧嘩売って来たのが楽しかった。それに応じる事が出来たんでね。

5月から11月までで、かなり伸びたかな。

今の自分は、インディガレージロックをライブハウスでスタンディングで観るのと能楽堂で観能するのは同じ感覚。身体の使い方は少し違いはあるけれど。

ロックやジャズ、アルゼンチン音楽を聴いたりして、それが観能感覚に反応されている事が確認出来た。

余計なしがらみも一切無いし。

観能は100%で観てはいけないね。99%の全力と1%の冷静さ。
舞台に前のめりに突っ込んでいくのでは無く、舞台を自分に引き寄せていく感覚だね。

身体感覚が良くなるとピリピリしなくなるね。身体感覚の微調整と舞台で、周りなんか気にしてられない。呼吸の押し引きや丹田ベースで崩れない身体感覚。クルマのハンドルの遊びみたいな微調整の感覚かな。
舞台の役者の気というものから逃げない。観能も気のギヤチェンジの細かさが大事。ギヤチェンジはと言う名の身体感覚の微調整。

観能とは



実に面白い!
by福山雅治